現在2016年5月19日22時43分である。
麻友さん。5月16日に、
『引用リツイートしかしてない笑』
って、ツイートしてるじゃない。
そして、確かに、最近、麻友さん自身の言葉が、減ってる気がする。
理由でもあるの?
「そう、なんでもかんでも、理由を聞かれても、太郎さんみたいには、答えられないわ。」
特に、理由がないのならいいけど、私が、ツイートの仕方を変えたのが、お気に召さなかったかな、と思ったんだ。
「あのシンプルすぎるのは、ちょっと引いてる。」
やっぱり、そうなんだ。
もうちょっと、言葉を添えて欲しいんだろ。
「エッ、いきなり語調が変わった。」
うん。この文章書きながら、ものすごく一所懸命、麻友さんを思い浮かべて、その麻友さんの心の中を探ってるんだ。
そうやって、本物の麻友さんが思い浮かぶと、やっぱり22歳年下なんだね、
『もうちょっと、言葉を添えて欲しいんでしょ。』
よりも、
『もうちょっと、言葉を添えて欲しいんだろ。』
の方を、私は、使うだろうな、と、今、思えたんだ。
「太郎さん、いつも、女の人みたいな言葉で、書いてくるものね。」
あっ、気付いてた?
「もちろん。太郎さんが、今まで、結婚できなかった理由の1つに、それが、あるんじゃないかしら?」
どうして、麻友さんは、私を、振らなかったんだい?
「正直言うとね。あのアインシュタインの、1000光年のリゲルへ行って戻れるっていう話を読んで、数学は分からなかったけど、意味は分かったのよ。それで、こんな夢みたいな事を、本当にやってみせられる人なら、将来、どんなことが起こっても、大丈夫だなって、ある意味、引きつけられちゃった。」
ああ。相対性理論は、私の十八番だから、それに乗せられちゃったんだな。
「その上、つき合ってすぐから、障害者だって事も、きちんと話してくれたし。」
麻友さん、麻友さん。私達は、まだ、つき合ってはいないんだよ。
「そうだったわね。恋愛禁止令のあるAKB48のエースからしてが、それ破っちゃ、おしまいだものね。」
先日、卒業した高橋みなみさんは、彼氏できたらしいね。15歳年上の彼氏が、高橋みなみさんの家に3連泊して行ったってニュースに流れてるよ。
「もう。」
でも、聞きたいんだけどさあ。どうして男の人と女の人って、そんなにそういうこと、したがるの?
「えっ、どういうこと?」
この間、入院しているとき、患者の一人に、比較的若いけど、三十歳は、越えているぐらいの、普通の女の人がいたんだ。その人に、麻友さんは、眉を描いてるんだとかいった、恋愛の話をかなりした後、
『つきあい始めた男女が、デートして、ディープキスまで行った場合、そのまま最後まで行かないで、別れて帰ると、関係自体が壊れるって言われてるのが、なぜなのか、分からない。』
って聞いたんだよね。
「太郎さん。そんなこと、聞いて良かったのかしら。」
大丈夫。大丈夫。聞いてはいけなさそうな人には、聞かないから。
「それで、向こうは、なんて言ったの?」
『多分、統計取っても、ディープキスまで行って、止まったら、それっきりになるって答える人が圧倒的だと思う。』
って、言ってた。
「それが、普通よ。太郎さん、ちょっとおかしいんだと思う。」
「って、言いたいんだけどねぇ。私も、あれ、なんでかなあって、小さいときから、不思議なのよ。」
やっぱりそうなんだ。麻友さんとなら、こういう話が、噛み合うんだ。
「私、自分がおかしいのかと思ってた。」
以前、
主演 渡辺麻友&松田太郎
の映画作ろうって言ったじゃない。
あの映画は、二人で演じるんだけど、21世紀の恋愛の模範を示すものにしたらどうかと思っているんだ。
「良い見本を作るっていうのは、前から言ってたわね。でも、本当に見本なんかになれるのかしら。」
私が、高校の頃は、『東京ラブストーリー』というドラマが、全盛期だった。1991年の1月というから、厳密には、私の浪人生時代だ。
「21世紀の『東京ラブストーリー』を、作ろうって言うの?」
もっとすごいことを、考えている。ゲノム編集という技術、つまり遺伝子を自由に書き換えられる技術を手にした、現在の人間の恋愛,結婚,生殖,育児,闘病,終活というものを見渡して、模範解答を出したい。
「ほんっとに、太郎さんて、勉強好きね。でも、本当にそんな技術、手に入るの?」
これは、もう手に入ってるんだ。STAP細胞が、ウソだったから、分子生物学全体が、ウソの塊みたいに思われちゃったけど、これは、もう法律によって、人間でも、例えばイギリスでは、正常なヒト受精卵に対して、手術できるところまで、来ているんだ。
「それって、こんなに大っぴらにしていいの?」
だって、私は、朝日新聞で、ここに書いたことのほとんどを読んで、Wikipediaで、補足したんだよ。
「一般人の気付かないところで、医学も進んでるのね。」
だから、私の言いたいのは、私達の目標の、死んだ人を生き返らせるということも、本当は、もうできるんじゃないかと思うんだ。
「じゃあ、私のおばあちゃんも、死んでも会える?」
麻友さんは、22歳だろう。私は、44年生きてる。そうするとだね、22年間あると、人間ができることがどれくらい増えるか、ある程度、実感できるんだよ。
「じゃあ、次の22年の間に、人間は、死んだ人を生き返らせる技術を持てそうな気がするのね。」
決して、有り得ないことではないんだ。
例えば、ゲノム編集で、遺伝子を書き換えられるんだろう。
だったら、新しい生物を作ることも可能。
もしかしたら、人間より頭の良い生き物を作って、それに助けられて、死んだ人を生き返らせる技術を手にするかも知れない。
「太郎さんが、そういう風に、熱く科学を語ってくれるのを聞くのが、楽しみなのよねぇ。」
最近、バラエティ番組に出ているところを見ていて気付いたんだけど、麻友さん、おとなしいよね。
聞き上手なのかも知れない。
無理に、トーク頑張る、なんてことしなくても、別な道を探すのもいいと思う。
指原莉乃さんは、話すの好きだね。
この間、NHKの『ガッテン』に出てたんだけど、以前の『ためしてガッテン』だから、老若男女ものすごく視聴者多い。
正直言って、女優としてでなく、タレントとしてしゃべるのでは、麻友さん、指原さんにかなわないよ。
負けず嫌いな麻友さんだから、私が、こんなこと言うと、『なにをー』と無理に頑張るかも知れないけど、麻友さんは、指原さんがとうてい及ばないことを、してるんだよ。
「どんなこと?」
この私を、夢中にならせているということが、何よりの勝利でしょう。
「どうして、さっしーでなく、私なの?」
カワイイ、綺麗、素敵。
これ以上、言葉、いる?
「分かった。褒めてくれたところで、許してあげる。今晩は、もう寝て良いわ。」
明日は、を、どう扱うかをやろう。
「やっと足し算ね。」
このブログの記事が、もう『(その8)』になっているように、ある程度の算数を知ってからでないと、算数自体を、説明することもできないことが、分かると思う。
「8までの数え方を知ってなきゃ、2の説明も理解できない、ということ?」
そう。
この2重に重なった数学の築き方、というのは、ずっと続けて行くことになる。
「どれくらい先まで?」
『最初に種明かしします』の精神に従って、正直に話すと、麻友さんが、今後、数学をやっていく上で、ずっと続く。
「エーッ、永遠に?」
私なんて、幼稚園で知った算数からの流れ、これから麻友さんにも話す集合論に根ざすきちんとした数学の流れ、その他に麻友さんはここまで引き込まなくて良いと思ってるんだけど否定の否定が肯定にならないというとんでもない論理を使う直観主義的集合論に根ざす特殊な数学の流れと、3重になっている。
「煩わしくないの?数学が3つもあって。」
これは、いつも触れてるから、空気みたいになっちゃってる。でも、昔、危機もあった。2つあることが、煩わしいんじゃなくて、お互いが支え合っている感じなのに、共倒れしそうになったんだ。
「3つ目のが、『直観』って言ってたから、直観に訴えて、易しいんじゃないの?」
大学入ったばっかりで、何も知らなかった頃は、私も、そうなんじゃないかな、と期待してた。でも、期待は大外れ。『直観』というのは、直観的に捉えられるもののみ扱う、ということで、『これは、扱えます。これは、扱えません。』と、ひとつひとつチェックしながら数学を進めていくもので、面倒くさいし、計算出来ないものも多くて、つき合いきれない数学。
「太郎さんでも、嫌いな数学が、あるんだ。」
麻友さんは、よく分かってないけど、私は、『美しくないと駄目』な人間なんだ。
だから、3重目は、きちんと組み上がってないんだ。
「数学の話もできたところで、寝ましょっか。」
じゃあ、おやすみ。
「おやすみ。」