女の人のところへ来たドラえもん

21歳の女の人と43歳の男の人が意気投合し、社会の矛盾に科学的に挑戦していく過程です。

数Ⅲ方式ガロアの理論

 現在2017年9月21日17時54分である。

ガロアの理論の本って、ものすごく読みにくくて、この本に太郎さんがガイドブック作りたいって言ってた本じゃない」

 良く覚えていたね。さすが、とく・・・。あっ、やめておこ。

「えっ、なに?」

 麻友さん、『特待生』とか、『優等生』とか、言われるの、嫌だったんでしょ。

「どうして、分かったの?」

 AKB48グループ新聞などで、『気付け!』とばかりに書いてあったから。

「私の方からも、シグナル伝わってるのね」

 もちろん。

「それで、今日の試みは?」

 私、最近、何もかもが、余り上手く行ってないんだ。

「ホーキング-エリスの翻訳?」

 それが、いちばん目立っているんだけど、数学も、物理学も、うまく行ってない。

「半年は、無理なのね」

 申し訳ないけど、その約束は、守れなかった。

 ゴメン。

「私、いけにえになっちゃうわよ」

 こうして、麻友姫は、おばけくじらに食べられてしまったのでした。


「ちょっと、ちょっと、私には、ペルセウスは、来てくれないの?」

 白馬に乗った王子様なんて、実際には来てくれないよ。

「そんな」

 代わりに来てくれたのは、虫の知らせアラームを聞いて駆けつけてくれたドラミちゃん。

「ほっ」

 麻友さん。こういう時は、どうすれば、いいんだっけ?

「例えば、『タイムベルト』出してよ。それで、太郎さんと、あの約束をする前へ、タイムトラベルすれば、私は、人身御供にならずに済む」

 はい。ピカピカピカッ。


 こうして、麻友さんは、ドラミちゃんから、タイムベルトをもらい、私の元に戻ってきた。


 話が長くなったから、説明は次回に回して、『数Ⅲ方式ガロアの理論』を、読み始めよう。

「えっ、ここまで、前置き?」


『数Ⅲ方式ガロアの理論』

数III方式 ガロアの理論

数III方式 ガロアの理論

 第1章 ガロアの遺書を読む

天正10年(1582年)6月2日は本能寺の変で,
1832年6月2日はガロア葬儀の日である.
そこで,彼の遺書をひもとく事とする.


 ドラミちゃんにもらったタイムベルトを使って調べてみると、確かに天正(てんしょう)10年は西暦1582年。

 ガロア葬儀の250年前ということで、こじつけた、ということだろうか。

「こうやって進めるの?」

 うん。

 今日は、ここまで。

 現在2017年9月21日19時06分である。おしまい。