現在2018年12月23日18時28分である。
「クリスマスねぇ。太郎さん、ケーキ買ってくれなかったじゃない」
だって、12月2日に、プリンパフェ買って待ってたのに、来てくれなかったのは、麻友さんの方だよ。
若菜「なんだか、映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー』を、観ている気がします」
結弦「本当に、僕たち、生まれるかねぇ」
「私にも、好きな人が、いるの」
浦井健冶さんかい?
「どうして、知ってるの?」
やっぱり、そうか。
山崎育三郎さんのライブに、麻友さんが、出る。井上芳雄さんも、山崎育三郎さんも、妻帯者だ。優等生の麻友さんが、不倫の恋に手を染めるとは思えないけどなぁ、と思っていたら、StarSのメンバーが、もう一人いる。
それが、浦井健冶さんだ。
「全部、分かっちゃうのね」
全部、分かるという点では、麻友さんは、私のことも、好きだということも、分かる。
「ふん。いつまでも、パソコンのキーボード、たたいてればいいわ」
結弦「お父さん。お父さん。数学やらなきゃ、駄目だよ」
若菜「恋バナじゃ、女の人には、男の人は、勝てないんだから」
そうか、じゃあ、『現代論理学』始めよう。
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一般に論理学の課題は,どのような「型」をもつ推論(ないしは命題*)が論理的に正しいかを定めることにあると言ってよい.そして,それを定めるのにいくつかの方法があるが,われわれは以下で,トートロジーの体系,自然推論,公理系という3つの典型的な方法をとりあげる.そこで,本節ではまず命題論理学全体の基礎となる「命題結合」の概念について考察しよう.
*後にみるように,一般には,推論を構成する諸命題を一定の仕方で結合し,推論の全体を1つの命題(論理式)としてとり扱う.
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今日は、遅くなったので、ここまでにしよう。
「バカに、ちょっとじゃない」
本当は、2000字くらい、書いたんだ。
でも、麻友さんが読んで、楽しいものじゃないな、と思ったから、別なところへ移して、削除したんだ。
「読んでみたかった、気もするけど」
前向きな話じゃなかったんだ。いつか、読みたかったら、下書きになってるから、見せてあげるよ。
若菜「お父さん、携帯の待ち受けのお母さんの写真見て、決心したんですよ」
結弦「二人が結婚できたら、この英断も、その理由のひとつだな」
「分かったわ。追求しない」
じゃあ、解散。
「太郎さんが、自分の書いたものを、公表しないなんて、よっぽどね。私の待ち受けに、そんなに、力があるなんてね」
何かをしてしまってから、後悔すると言うことが、麻友さんに対しては、ないんだ。
私達は、結ばれるよ。きっと、最初は、事実婚だ。もちろん、内縁の妻ではなく、ちゃんと式は挙げるけどね。
子供を作る余裕ができたら、法律婚をしよう。
これが、少女マンガレヴェルの私の結婚観だ。
「良いアイディアに、たどり着いたじゃない。グライダー部にいた親友のお陰ね。私も、籍を入れることより、式を挙げる方が、立場上、意味を持つわね。いずれにせよ、もっと『結婚をシミュレート』を、やってよ」
これ以上は、麻友さんと話さないと無理だよ。リアルに、会って欲しいな。
「近いうちに、会ってあげる。アメリだって、ニノに会えるんですものね」
楽しみにしているよ。
「おやすみ」
おやすみ。
現在2018年12月23日22時21分である。おしまい。