女の人のところへ来たドラえもん

21歳の女の人と43歳の男の人が意気投合し、社会の矛盾に科学的に挑戦していく過程です。                    ブログの先頭に戻るには、表題のロゴをクリックして下さい。                                   数式の変形。必ずひと言、添えてよ。それを守ってくれたら、今後も数学に付き合ってあげる。

中学2年生が、日本国憲法第九条に、自衛隊は合憲として良いと納得した過程

 この記事は、2019年2月4日に、改訂した。

 現在2018年10月8日18時22分である。

 今日は、ものすごく、真面目な話をする。

「ちょっと!、いつものは、おふざけなの?」

 そういう意味じゃない。

 麻友さんを喜ばせるために、記事を書くのではなく、この地球上のすべての人のために、書くということ。

「そんな振りかぶっちゃって、いいの?」

 場合によっては、コピーを、相対性理論のブログにも、アップするかもしれない。

「どうして?」

 このブログは、二日に1回しか、見る人が、いないから。相対性理論のブログは、一日80人くらい見てるから、多くの人の賛同を得られるかも知れない。

「なるほどね。じゃあ、最初から、相対性理論のブログに、書けば?」

 いや、若菜と結弦が、登場してくれなきゃ、駄目なんだよ。

「分かったー。中学2年生って、若菜のことだけど、若菜は、太郎さんの姪御さんがモデルだったわね。そうすると、今日、姪御さんに会ったの?」

 うん。

 実は、今日は、我が家の家族全員、つまり、私の父母と妹と、妹のご主人と、姪と甥、そして、弟夫婦と、私の、全員が、揃って、母の誕生会ということにして、一年に一回の会合を、持ったんだ。

「どうして、今日なの?」

 それは、妹のご主人が、中国の上海(しゃんはい)へ、単身赴任してるんだけど、一週間前に帰国が許されて、一週間前から日本に帰って来てて、今日、上海へ発つ日だったんだ。

「今夜の便で、上海へ戻るのに、その日にやるなんて、誰が計画立てたの?」

 麻友さんだって、分かってるだろ。一流企業の社員が、秒刻みで動いてるの。今日しか、入れられなかったんだよ。

「私と同じか」

 まあ、それくらいに、思っておいてよ。


「あ、分かった。この題からすると、憲法の条文を、中学2年の姪御さんに、そのまま見せて、『自衛隊は、合憲かな?』って、聞いたのね?」

 そういうことだ。

「太郎さんが、『武力を持っても、戦争は起こらない』ということの証明は、多分できているんだろうと、相対性理論のブログの『えなりかずきさんに感謝』という記事で書いてたけど、姪御さん、合憲だ、って、言った?」

 姪は、私が書いたのなんて、読んでるわけないじゃん。

 だから、合憲だって、言うはずない。

「えっ? だって、題に、『合憲として良いと納得した過程』って、書いてあるじゃない」

 私は、一時は、教育者を目指した人だよ。

 どうやって、説明して、姪が、

『あっ、じゃあ、こうすれば、良いのか』

と、納得したのかの過程を、ここに、書きたいんじゃない。

「太郎さんの話って、長くなるのよね。このブログの公約に、『最初に種明かしします』っていうのが、あったわね」

 あったね。

「それ、何分くらいかかったの?」

 15分くらいかなあ。

「もう駄目、最初に種明かしして。姪御さん、最後のところで、なんて言ったの?」

 じゃあ書くよ。



『それで、若菜。日本が持ってる自衛隊は、合憲かな?』

若菜『あー、だから、まだ』

若菜『つまり、ネットでアンケート取って、戦争は起こらないという結果がでてないから、まだ違憲なんだね?』

『いい答えだ。じゃあ、若菜が、もう合憲だと分かったときが来たら、伯父さんに、メールちょうだい』

若菜『うん』



「えっ、本当に、こんな答えしたの?」

 『数Ⅲ方式ガロアの理論と現代論理学(その10)』で、やったように、ふたりで、お話作って行って、納得したんだよ。

 私が、手伝ってるからだよ。

「ちょっと、待って。若菜は、あなたの娘よ。なんで、『伯父』さんなの?」

 これ、ブログの登場人物の設定するとき、若菜と、結弦は、麻友さんと私の、中学2年と小学校6年生の娘と息子と、してしまった。

 だけど、今、

『姪御さん、最後のところで、なんて言ったの?』

って、麻友さんから、聞かれたから、本当のこと書いちゃった。

「あっ、実話を書こうとしているから、本当のこと、書いちゃうと、ブログの設定と、食い違っちゃうのか」

 うん。

「じゃあー、さっきの、うっかり『伯父さん』って書いちゃったのだけ、許すわ。今後は、お父さん、お母さん、若菜、結弦よ」

 分かった。


 頭の中で、人間の誰が誰の子供か、というのを、シフトさせながら、書くことにするよ。

 こういう風に。

 ブログの著者の姪  →  若菜(わかな)という私の娘

 ブログの著者の甥  →  結弦(ゆづる)という私の息子

 姪や甥が、私(ブログの著者)を呼ぶときは、本来なら、『たろちゃん』なのだが、このブログでは、『お父さん』と呼ぶことにする。

 若菜の言葉は、

若菜「・・・」

 結弦の言葉は、

結弦「・・・」

 麻友さんの言葉は、

「・・・」

 私の言葉は、文章の地の文。



 特別に、意味をもたせるときは、

『・・・』

というように。


 どうだろう。いいかな?

「上手く行かなければ、そのとき、改良しましょう。それじゃ、始めて」



 まず、今日(2018年10月8日)

・・・

と、書き始めようと思ったのだが、もう今22時54分なので、続きは、明日書くことにする。

 現在2018年10月8日22時55分である。

 おしまいでなく、一旦中断。





 現在2018年10月9日5時43分である。

 続きを、書くことにする。

「よく眠れた?」

 昨晩23時25分頃寝て、今日、2時50分に、目が覚めたんだ。

「じゃあ、3時間しか、寝てないじゃない。劇薬の液体リスパダール1mLと、アメリカに持ち込めないフルニトラゼパム1mg飲んで、もう一回、寝れば良かったのに」

 でも、全然眠れそうになかったし、忘れないうちに、書いておきたかったんだよ」

「じゃあ、昼寝しなさいよ」

 うん。

 あっ、ひとつだけ、本文と関係ないけど、今、決心して、毎日忘れないように、黒のマジックで、これ書いたんだ。

f:id:PASTORALE:20181009062752j:plain


「本当に、iPS細胞使って、女の人が、いつでも、チャック下げるだけで、用を足せるようにする研究、開始するのね。私、太郎さんと、結婚できる見通しが立ったわね」

 そういうこと。


 それじゃ、本文始めるよ。


 1年に一回の会合は、今年は、昨日(2018年10月8日)の11時30分から、横浜の、みなとみらいのランドマークタワーの、『マンジャマンジャ』というレストランで、ランチを食べながら、始まった。

 10人の長テーブルで、私が東にある窓に一番近い席の北側。

 私の向かいが、私の父。

 私の右隣が、甥。その隣が、甥のお父さん、つまり私の妹のご主人。

 その、甥のお父さんの隣が、姪。

 その姪の隣が、姪のお母さん、つまり、私の妹。

 これだけ把握していればいいのだが、一応書いておくと、

 長テーブルの父の側は、父の左隣が、もちろん私の母。

 そして、私の母の隣が、私の弟。

 そして、弟の隣が、弟のお嫁さん。

 これで、ちゃんと、9人になってるだろ。

「なってるわね。そうすると、今回の話では、太郎さんの側の5人のうち、誰が、現れるの?」

 このブログで、結弦となる私の隣の甥と、若菜となる3つ席が隣の姪だけだよ。

「私は、どこに、現れるの?」

 麻友さんは、ここでは、この話の聞き手だ。

 姪のお母さんの私の妹をモデルとしているわけではないから、意見を述べたり、質問するだけだよ。

「あっ、そうか」

 長くなるから、前置きはカット。



結弦「ヒトラーは、なぜあんなひどいことを、したの?」

 ヒトラーはね。小さいとき、画家になりたかったんだ。

 でもね、絵が売れなくて画家を挫折したんだ。それでじゃないかな?

結弦「でもさあ、ユダヤ人にバカにされたことが、あったからじゃないの?」

 うん。バカにされたことも、あったかも知れない。でもね、もしヒトラーが、画家で成功してたら、ちょっとくらいバカにされても、・・・



 麻友さん。ゴメン。『細胞の分子生物学』読んでたら、0時過ぎちゃった。

 この続きは、また。

 現在2018年10月10日0時37分である。

 おしまいでなく、一旦中断。




 現在2018年11月26日13時52分である。

「入院しちゃったから、この記事、ずっと下書きのままだったのね」

 そうなんだ。10月6日の麻友さんの『First contact』へ行って、一気に躁状態になり、著作権に関してのドラえもんのブログの投稿(『数Ⅲ方式ガロアの理論と現代論理学(その10)』という投稿)で、書いたように、日本国憲法の第九条は、違憲だと思っていたのが、実は合憲として良いと、気付いた。

「えっ、ちょっと待ってよ。ドラえもんのブログの記事は、10月3日の出来事よ。太郎さん、あのときから、『神様は、やっぱり私達の味方だよ』とか言ってた。あのときから、ちょっと普通でなくなってたんじゃない?」

 麻友さんに言われてみると、そうだな。

 『女の人の立ちション』のアイディアを、持つ前から、入院するのは、決まってたんだな。

「それで、憲法第九条の解釈は?」

 10月6日、イヴェントから帰ってきて、高速回転中の頭のまま、10月3日の憲法解釈の自分の意見をチェックし始め、『えなりかずきさんに感謝』の投稿に書いたように、23時28分41秒に、合憲だという解釈にたどり着いた。

「でも、太郎さんは、いつもそういう重要なアイディアに気付いたら、『麻友』のノートに書くはずなのに、書いてないじゃない。

 その理由は、簡単なんだよ。

 『麻友47』のノートを使い切って、次のノートを用意しようとしていた。

『序文になんて書こうかな?』

なんて、思ってたところに、アイディアが湧いたので、取り敢えずと思って、そばにあったファミリーマートセブンイレブンのレシートの裏に、時刻を書いといたんだ。

「そのレシートは?」

 ブログに、時刻を書いたから、もういらないと思って、捨てちゃったよ。

「ブログって、そんなに信じられるものなの?」

 インターネットが、ぽしゃったら、人類の技術が、すべて消えたと同じだよ。

 そういうことも、あり得るけど、レシートの紙が燃えちゃった場合より、確率は低いと思うな。

「分かったわ。それで、若菜と結弦の話を再開できるの?」

 できるよ。

「じゃあ、始めて」




結弦「でもさあ、ユダヤ人にバカにされたことが、あったからじゃないの?」

 うん。バカにされたことも、あったかも知れない。でもね、もしヒトラーが、画家で成功してたら、ちょっとくらいバカにされても、

『自分はすごい画家なんだもん。バカにされたって、そんなの構わないよ』

って、思ったかも知れないでしょ。

結弦「そっか」

結弦「あのドイツからユダヤ人助けてあげた、千畝さん(杉原千畝さん)、後で辞めさせられちゃったんだよね」

 うん。でも、正しいことをしたんだという気持ちがあったら、それを残念だと思ったかどうか、分からないよ。

結弦「でもさあ、年取ってから貧しくなって、大切な指輪まで、売ったりしなければならなかったって言うよ」

 人の命を救えたんだったら、指輪を売るの、寂しいと、思っただろうか。


 そして、食事が始まった。


 一通り、食事が終わって、まだ30分以上、店から出ないことを確認した上で、次のように始めた。



 結弦と若菜に質問します。

 まず、結弦から。

 結弦は、来年から、中学生ですね。

 中学に入ると、生徒手帳というものを、もらいます。

 生徒手帳には、生徒が守らなければならない、きまりが書いてあります。

 私が中学のときには、例えば、こんな決まりがありました。


 白い靴を履いてくること。

 体育の時間に脱げるといけないので、紐靴とすること。


 私は、小学校のとき、マジックテープの靴を履いてて、気に入っていたので、中学へも履いていきたかったのです。

 生徒手帳のきまりを守っていたら、マジックテープの靴は、履いて行かれないでしょうか?

若菜「あっ、それ、私、分かるよ」

 若菜は、中学生だから、分かるか?

結弦「紐靴なんだけど、ファスナーが付いていて、楽に履ける靴あるよ」

 そんなものが、あるのか。

 じゃあ、今の子は、悩まなくていいな。

 私はね、この規則のところを、よく読んだんだ。

『印刷してきたんだよ』

と言って、『数Ⅲ方式ガロアの理論と現代論理学(その10)』の、



①靴は、滑らない白い靴を履くこと

②体育の授業中に脱げるといけないので、紐で結ぶ靴とすること



のあたりを、見せた。


 結弦は、私のブログを見るのは、初めてだから、良く分からないまま、読み始めた。


 私は、この投稿だけで、16ページもあるので、印刷上の第3,4,5ページにあたる3ページのみを印刷して行っていた。


 これである。ちょっと長いが、3ページ分、持ってくる。


*******************************

 この本である。

内山奈月憲法主義』(PHP研究所)

憲法主義:条文には書かれていない本質

憲法主義:条文には書かれていない本質

 今、気付いた。この本、PHP研究所が出してるんだねぇ。松下幸之助パナソニックじゃないか。そりゃー、いい加減なことは、書けなかったでしょう。

「鶴見図書館にも、なっきーの本入ってるのね」

結弦「なっきーって?」

内山奈月(うちやま なつき)さん、ニックネーム『なっきー』は、AKB48の後輩なのよ。日本国憲法を全文暗唱していて、九州大学法学部教授の南野森(みなみの しげる)さんに、憲法および法律の授業をしてもらいながら、色んな質問もしたりしたものを、1冊の本にしたのよ」

若菜「AKB48って、アイドルじゃなかったのですか?」

「AKB48グループって、全員で300人以上メンバーがいるのよ。だから、それぞれの人が、自分の個性を発揮させて、色んな事にチャレンジした。それが、社会的な規模でブームのひとつになった。『憲法主義』は、そこから生まれた本のひとつね。それで、太郎さんは、何を読みたかったの?」

 誰でも知っていることだけど、日本国憲法は、平和憲法ということになってる。

 でも、憲法を実際に読んでみると、平和憲法であるばかりでなく、日本は、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない、と、はっきり書いてある。


 恐らく、ほとんどの人が知っているのだろうが、実物を見せるというのも重要なことだから、引用しよう。


 日本国憲法

 第二章 戦争の放棄

第九条① 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

② 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。



  『憲法主義』巻末の憲法全文より引用


「これを、読むためだったわけではないでしょ」

 もちろん。こう書いてあることは、知っていた。

 それよりも、私が言いたかったのは、自衛隊って、小学生が見たって、軍隊でしょ。

 だから、ただの法律どころか、憲法までも、違憲状態になっている。

 つまり、今の日本人は、自衛隊違憲だけど、自衛隊はあってほしいから、合憲扱いするということをしている。

 これは、矛盾でなくて、なんだろう。

結弦「そういうことか。お父さんは、さっき『矛盾していることがらからは、どんな結論でも得られる』って言ってたから、憲法自体が矛盾しているから、著作権を無視するのも、合法とできる。ということなんだね」

若菜「お父さんの頭の中って、本当にシンプルにできてるんですね」


 著作権の本と、憲法主義の本を借りて、帰り道、私の心は、晴れなかった。

 なぜか?


 それは、合法化できるとは言っても、違法なことをすることに、変わりはない。

 だが、違法と分かっていても、『数Ⅲ方式ガロアの理論』を、多くの人に読んで欲しい。


という気持ちの板挟みになっていたからだ。


 私は、小学生の時のことを、思い出していた。

 子供達は、履きやすいので、上をマジックテープで止めるスポーツシューズを、皆、履いていた。

 皆、少しでもカッコイイ靴を履きたいと、競ったものだ。

 ところが、6年生が終わりに近付いた頃、

『中学には、マジックテープの靴は、履いて行ってはいけないらしい』

という噂を聞いた。

 そういえば、マンションの先輩たちも、紐で結ぶ靴を履いている。

 私は、

『一体どういうことだ』

と、憤った。

 AKB48の元メンバーで、初代総監督の高橋みなみさんは、貧しくてこれから入学する中学の文化祭で、お古の制服を買ったりして、辛い思いをしているのに、私は、入学式の何ヶ月も前に、制服を仕立ててもらって、余裕もあったんだよね。

 入学式の日に受け取った、生徒手帳の校則を、全部読んだんだ。

若菜「校則って、結構あるんですよね」

 そうしたら、靴に関してこう書いてあったんだ。


①靴は、滑らない白い靴を履くこと

②体育の授業中に脱げるといけないので、紐で結ぶ靴とすること


結弦「そういうものなんだ」

 麻友さんは、ルールを守る人だから、こういう場合、白い紐で結ぶ靴を、履いて行くのだろうか?

「あれだけ明確に書いてあればねぇ」

 私は、どうしても、マジックテープの靴を履いていきたかった。だってその方が履きやすいんだもの。

 でも、ルールを破るのは、いやだった。

「じゃあ、どうしたの?」

 紐で結ぶ靴にするのは、体育の授業のためだ。

 だから、白いマジックテープの靴と、白い紐で結ぶ靴を、一足ずつ買ってもらい、学校の下駄箱の中に、白い紐で結ぶ靴をいれておいたのだ。

 通学中は、マジックテープの靴を履き、体育の授業の時だけ、紐の靴を履いてたんだ。

若菜「憲法第九条の解釈なんて、信用できないですけど、お父さんのその解釈は、小学生でも、『あってる』って言うと思います」

結弦「いや、実際、僕も、正しいと思うよ」

「聞いておきたいんだけど、それ、創作?」

 いや、これ、すべて本当なんだ。

 私のクラスの担任の先生は、女の先生だったけど、すぐビンタするので有名で、恐いことで有名な先生だったんだけど、その先生が、私が靴を2足(紐靴と上履き)持ち込んでいるのに気付き、他の先生が、『マジックテープの靴は、・・・』と、言おうとしたとき、本当のことを話したので、それ以来、校則違反とは、一度も言われなかった。

「私、そんな恐いことできないわ」


 私は、よっぽどのことがない限り、ルールは守りたい人間であることは、今の話で、分かってもらえたと思う。

 図書館の帰り、駅前のSEIYUの缶コーヒーの自動販売機で、缶コーヒーを買った。

 いつもだと、ワンダモーニングショットにすることが、多いのだが、最近ヤクルトも飲んでいるから、と思って、ダイドーの世界一のバリスタ監修というのを、飲んだ。

 ちょっと高いが、それ以上に、味も良い。


憲法でさえないがしろにされているのだから、で、押し通さなければならないかな?』

と、考えていたとき、コーヒーのキャップにわずかに残っていたコーヒーが、手にかかってしまった。

『あー、ベタベタ。悪いことしているぞ、と、神様が、警告してるのかな?』

と、思った。

若菜「お父さん縁起担ぐんですね」

 いや、私は、科学者だ。こういうことが起こったとき、こう考えるんだ。

『今から家へ帰って、ブログを書き始める前に、もうひとつ、何か悪いことが起こったら、それは、神様が、考え方を改めなさい、と言っているんだと、認めよう』

とね。

結弦「家に帰ってきて、どうだった?」

 手を洗おうと、洗面所の電気をつけたら、電球が、切れちゃったんだ。

「古くなってたのかしら?」

 いや、そんなことは、絶対にない。

 だって、9月20日に前のが切れて、新品を買ってきて、まだ2週間だよ。

若菜「確かに、そこまでついてないとなると、神様が、警告しているというとらえかたも、できますね」

「それで、どうしたの?」

 コンビニに、買いに行ったんだ。ところが、ないところが2軒もあって、3軒目で、やっと買えた。

 1時間以上、かかってしまった。


結弦「結局、神様は、考え方を改めろ、と言ってるんだし、どうするの?」

 私は、最初に挙げた、著作権の本を、見ていった。


Q.11 テレビドラマをダビングしてクラスの友だちに貸してもいいの?


みっちゃん きのうのドラマの最終回見逃しちゃったー!

チヨちゃん みっちゃん私ビデオに録ったよ。貸してあげる。

みっちゃん チヨちゃん!

ケンサクくん ちょっとまって

ケンサクくん 自分で録画したビデオをほかの人に貸してもいいのかな?

チヨちゃん お金をもらって貸すわけじゃないし、かまわないんじゃないかな?

ピース教授 いいえ、いけません。テレビドラマをビデオに録ってほかの人に貸すことは、著作権を侵害することになります。


(24ページより。本当は、マンガになっているのだが、言葉はそのままに、活字体とした)



*******************************


 ここまでが、結弦の読んだ、3ページから5ページである。



 生徒手帳の部分は第4ページだったから、結弦は、第4ページから読み始めて、第5ページに進んで、著作権の話が始まったところで、第3ページに行き、

『あれっ、憲法? しかも、AKB48って、アイドルじゃなかったのですか? ってどういうこと?』

と、クェッションマークだらけになった。

 そして、これが、長い文章の一部であり、しかも、自分が、順番を間違えて読んだことに気付いた。


 このとき、結弦は、意図せずに、とんでもないことを、した。

 私は、若菜のために、相対性理論のブログの『えなりかずきさんに感謝』という投稿の、第1,2ページを、印刷してあったのだ。

 結弦は、それをちょっと見て、『相対性理論を学びたい人のために』というのを、目にして、

『これは、自分には、関係ないな』

と思ったのだろう。

 その、第1ページを、めくって、第2ページからの状態にして、

『分かった』

と言って、返してきたのだ。


 中学校へ行ったら、こんなこともあるから、楽しみにしててね。

 じゃあ、次は、若菜。


 ここで、母が、

『じゃあ、席替えしたら?』

と、提案したので、姪と甥のお父様である、妹のご主人様と、席を入れ替わった。


 隣になった、姪、つまり若菜に、話しかけた。


 若菜は、中学で、憲法というものも、社会科で、習ったでしょう。

若菜「ちょっと習った」

 日本の憲法は、平和憲法と言われてるのも、知ってるね?

若菜「知ってる」

 憲法に、第九条というのがあって、戦争しませんって書いてあるんだよね。でも、自衛隊という軍隊を持ってる。

若菜「それは、解釈っていうのがあって・・・」

 そう、その解釈だ。

 その解釈というものを、知ってる?

若菜「えー、それは~」

 じゃあ、憲法そのものを持ってきたから、見てみよう。


 そう言って、結弦から返してもらった、プリントで、まず第3ページから、見せた。『数Ⅲ方式ガロアの理論と現代論理学(その10)』の、日本国憲法の条文のところからだ。


著者注)結弦に見せたものと同じだから、ここには持ってこないことにする。


 若菜は、読み始め、

若菜「矛盾からは、なんでもOKだから、著作権も、守られていないから、憲法第九条も、守らなくていい、ということ?」

と来た。

 じゃあ、自衛隊は、違憲かな?

 若菜は、3枚を、全部読んだが、分からない。

 当たり前だ。私が、15歳のときから46歳までかかって解いた問題なのだから。

『こっちも、読んでごらん』

と、相対性理論のブログの第1、2ページの方も、渡す。

 結弦が、第1ページを後ろに送ってしまっているので、第2ページから、読み始めた。



*******************************



 あのとき、体育の時間に脱げると危ないので、紐靴にしろと書いてあったので、体育の時間だけ紐靴を履いて、それ以外の時は脱げることはないので、マジックテープの靴を履いてたという話もした。

「そうだったわね。それで?」

 だから、憲法の場合も同じなんだよ。

 戦争しないというのが①でしょう。

 もし、陸海空軍その他を保持したことによって、戦争が起こらないことが、証明されていれば、目的が達せられているので、陸海空軍その他を、持っても憲法違反にならないんだよ。

 2018年10月6日23時28分41秒のアイディア


「なんか、禅問答みたいで、良く分からないけど」

 キーポイントは、

『陸海空軍その他を保持したことによって、戦争が起こらないことが、証明されていれば』

の部分なんだよ。

 要するに、

『武力を持っても、戦争は起こらない』

ということを、少なくとも戦争をする年代の人が、全員、もう空気のような常識で、受け止めていれば、証明したと言えるよね。

 その証明が、多分、本当は、できているんだと思う。

 これは、予想だけど、多分正しい。

 なぜなら、現実に日本は自衛隊という軍隊を持っているのだから、この問題をクリアしているのだと思う。


「だとすると、日本は、憲法を破ってるから、自分だってちょっとくらい悪いことしていい、とは、言えないわね」

 その通りだ。

 内山奈月さんの本も、借りてきて良かった。


「それが、アイディア?」

 いや、今日の1000点のうち、これは、100点分くらい。

「もっとすごいこと?」

 私、14時少し過ぎに家を出たんだ。

 新聞を買った後、鶴見駅から水道橋へ。

 グッズの列に並んで、ちょっと色々あって、なんとかグッズ買って、ミート&グリートは外れたけど、なんとか、アリーナ席に座った。

 そして、パフォーマンス。

 本当に良く考えられた、面白い企画でした。

 はっきり言って、私に分からなかったのは、『メガネザル』の絵を、スクリーンに映してくれたけど、サインペンが細かったのか、絵が全くと言って良いほど、見えなかったことでした。

 さて、素晴らしかったイベントを振り返るのは、またの機会にして、終演後のこと。


 終演は、20時45分頃でしたよね。

 それで、帰ろうとしたとき、トイレへ行きたくなったのです。

 14時過ぎから6時間以上、トイレへ行ってなかったのです。

 それで、トイレへ行って、少し並んだのです。

 でも、男の人ですから、どんどん進んで、尿を出せました。

 そのとき、ハッ、と気付いたのです。

『女の人に、立ったまま尿を出せるような、医学機器を開発して、安価で手に入れられるようにしてあげたら、女の人全員から感謝されるだろうな』

と。

 麻友さんには、もう以前に、このことを、ツイッターで、伝えてありましたね。



*******************************

 ここまでが、2ページ目です。



 それを読んで、若菜は、

若菜「『武力を持っても、戦争は起こらない』ということが、証明されてるの?」

と言ってきた。

 そこが、一番大切なんだね。

 どうやったら、証明できる?

若菜「証明?」

 別に、数学でいう証明に、こだわる必要はないんだ。

 憲法には、

②前項の目的を達するため

として、

陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。

とある。

 つまり、

『世界を戦争のない世の中にするために、日本は武力を持たない』

なのだ。

 これは、日本が武力を持っても、世界が戦争状態にならないのなら、『戦争のない世の中にするため』という要求が、満たされているのだから、日本が武力を持たないでいる必要がなくなるんだよね。

 だとしたら、日本は、武力を持っていい。

 自衛隊は、合憲となる。

 どうやったら、世界が戦争状態にならないと、分かるかな?

若菜「うーん」

 取り敢えず、日本が戦争しないことを、確かめよう。

 日本の国民が、戦争しようとしてるかどうか、どうやったら、分かる?

若菜「投票?」

 投票か。

 国民投票というのがあるね。

 それで、99パーセントくらいが、

『戦争にならない、戦争なんて起こるはずない』

と、答えたら、もう戦争にはならないよね。

 だって、1人では、戦争は、できないものね。

 ひとりでできるのは、テロくらいだからね。

 これで、証明する方法は、分かった。

若菜「うん」

 でも、この時代に、紙で投票する必要があるかな?

若菜「うーん」

 今、便利なものがあるでしょ。

若菜「ネット?」

 そうだよ。インターネットだよ。

若菜「でも、お金がなくて、パソコン買えない人は?」

 だから、

『こんな良いことするんです』

って言って、お金持ちの人にお金、寄付してもらって、全部の貧しい人の家に、パソコン配る。

 使い方も、丁寧に教えてあげる。

若菜「じゃあ、それで、意見を聞いて、戦争について投票してもらうの?」

 投票っていう、堅苦しいものじゃなくて、アンケートみたいなので、いいんだよ。

 しかも、人の心は、変わっていくから、1回アンケート取るだけじゃ、駄目だよね。

 毎年とか、アンケート取らなきゃ。

若菜「世界の方は?」

 お金持ちの人に寄付してもらって、本当に外国で、戦争してないかどうか、気になる人には、海外旅行させてあげるというのは、どうだろう。


 若菜は、プリントの第1ページに、戻り、


*******************************


 現在2018年10月7日0時15分である。

 今日というか昨日(2018年10月6日)は、女優の渡辺麻友さんのファンクラブのイベントが、あった。

 もう眠いのだが、素晴らしいアイディアが浮かんだので、そのスケッチを書いて、麻友さんに、伝えることにする。

「おかしくならなかった?」

 大丈夫だった。何から何まで、神様に守られているみたいだった。

「今日のイベントで受けた印象を、100点満点で、表すと?」

 今日に関して言えば、本当に完全に満足したので、1000点付けて良い。

 こんな幸せな思いをしたことは、人生で、数えるほど。

「そんな、1000点なんて・・・。それで、アイディアというのは?」

 先日、ドラえもんのブログで、『数Ⅲ方式ガロアの理論と現代論理学(その10)』という記事で、日本の憲法が、違憲状態になっていると、書いたでしょう。

「ああ、なっきーの『憲法主義』から、条文を引用して、説明してくれたわね。日本は、陸海空軍その他を持てないと」

 あれね。日本は陸海空軍その他を持つことが、許される、としていいんだ。もし、この間の、



 日本国憲法

 第二章 戦争の放棄

第九条① 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

② 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


 『憲法主義』巻末の憲法全文より引用



の、②の

『前項の目的を達するため』

という条件を、きちんとチェックすると。

「えっ、分からない。どういうこと?」



*******************************


というブログの出だしを読み、

『女優の渡辺麻友さん』

というのが、私の恋人なのだということを、理解した。


 それで、若菜。日本が持ってる自衛隊は、合憲かな?

若菜「あー、だから、まだ」

若菜「つまり、ネットでアンケート取って、戦争は起こらないという結果がでてないから、まだ違憲なんだね?」

「いい答えだ。じゃあ、若菜が、もう合憲だと分かったときが来たら、私に、メールちょうだい」

若菜「うん」


 その15分後、会合は終わった。

 結弦への講義が終わったとき、私は、妹のご主人様から上海土産の、漢文の書いてある木の栞をもらい、

ブルバキか何かに挟んでおきます』

と、答えた。

 また、若菜への講義が終わったとき、月餅をたくさんもらった。


 子供達だけ、父母と別れた後、くまざわ書店で、その妹のご主人様に、

『栞は、ありがたいんですよ。数学の本というのは、読み始めても、挫折することが、多いんですよね。だから、私は、数学の難しい本を読むとき、まず白い紙を、栞の大きさに切って、真ん中に、

『自然科学の良心』

と、書いて、読み始める日付を書くんです。でも、大抵挫折する。栞はそのままにしておくんです。

 そして、次に、その本を読むときは、前回のしおりの日付の下に、新しい日付を書いて、読み始めるんです。

 そうやって、その本を読み切る頃には、日付が、5段とか6段になってるんです。

 この方法の唯一の弱点は、栞がボロボロになって、引っ張れなくなることなんです。

 木の栞なら、大丈夫そうですね。

 また、書きます。

『自然科学の良心』

と。私、自然科学の良心なので』

と、話した。

「そのときは、ブルバキを自然科学の良心として、読んで行くつもりだったのね」

 そうなんだ。

 家へ帰ってきてから、

『やっぱり、社会の役に立つことに、命を懸けるべきだ、数学のための数学ではいけない』

と思って、

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というのを作ったけど、

『細胞の分子生物学

に、挟むことにしたんだ。

 入院するまで、2日間だけは、読んだんだ。

 でも、入院してしまったので、挫折してしまったけどね。


「再開してよ」

 分かってる。


 以上は、あの会合の日から、日数が経ってしまって、ひとつひとつの具体的な言葉を、忘れかけているので、復元が難しかったが、ほぼ事実そのままである。

「本当に、姪御さんが、そんなことを、言ったのねぇ」

 私が、かなり強引に誘導してるけどね。

「でも、標準的な中学2年生の、理解できる範囲にあると思うわ」

 標準的という言葉の使い方も難しいけど、憲法第九条に興味を持つ程度に、啓発されている中学2年生なら、分かるかなあ。

「少なくとも、中学生の心を持って、横浜翠嵐高校に入って、平和憲法が守られてないと憤った太郎さんが、いや合憲なんだ、と、ギャップなく納得したというのが、意味のあることなんじゃない?」

 そうだね。

 世界を平和にしよう、というのは、当面の至上命令ではなくなった。

 戦争を2度としてはいけない、という気持ちに変わりはないけど。

 次の問題に向かおう。

「次の目標って?」

 一番直近の課題は、麻友さんとクリスマスを、楽しんで、女の人の身体の仕組みを、きちんと知ること。

「それ?」

 女の人の生の身体を知らないで、机上の空論を展開しても意味ない。

「私でなければ、だめなの?」

 麻友さんのために、と思うから、真剣になるんじゃない。

 動機付けのない学問は、勢いがないよ。

「最後の最後まで、考えさせて」

 納得いくまで、待ってるよ。

「この投稿は、これで終わりね」

 社会の役に立ったかな。

「それは、太郎さんが決めることではないわ」

 そうだね。

 じゃあ、おやすみ。

「おやすみ」

 現在2018年11月26日21時51分である。おしまい。


 今までは、他のブログ記事を、並行して読まないと、意味が分からない状態だった。

 それは、麻友さんには、それで通じるからだった。

 だが、子供達に模範を示すには、これでは不十分だと気付き、印刷して行っていたというブログ記事を、この記事自体に、きちんと挿入した。

 また、若菜の言葉の、


若菜「矛盾からは、なんでもOKだから、


の部分は、若菜がそう言っていたことを、今日思い出したので、書き加えておいた。

 細かい言葉のニュアンスなどは、完全には思い出せない。

 こんな風に、会話が進んだな、という記憶で、書いた部分も、30%くらいある。

 あくまでも、中学2年生が、自衛隊が、いい加減な解釈でなく、本当に合憲になり得る。と、分かったところが、重要なのである。

 

 現在2019年2月4日5時38分である。以上改訂終わり。