女の人のところへ来たドラえもん

21歳の女の人と43歳の男の人が意気投合し、社会の矛盾に科学的に挑戦していく過程です。                    ブログの先頭に戻るには、表題のロゴをクリックして下さい。                                   数式の変形。必ずひと言、添えてよ。それを守ってくれたら、今後も数学に付き合ってあげる。

数Ⅲ方式ガロアの理論と現代論理学(その12)

 現在2018年12月8日6時40分である。

「今日、何の日か知ってる?」

 AKB48がデビューした日でしょ。2005年12月8日。

「良く覚えてるわね」

 実は、開戦記念日でもあるんだ。

ニイタカヤマノボレ?」

 おー、社会、得意というの本当だね。

 ハワイの真珠湾に、旧日本海軍の、航空母艦、赤城(あかぎ)を初めとする機動艦隊から飛び立った、三菱零式艦上戦闘機及び三菱零式艦上攻撃機(通称ゼロ戦)の大部隊が、奇襲攻撃をかけた。

 これは、宣戦布告をする前に、攻撃をかけたから、卑怯だと、言われ続けた。

 でも、当時のアメリカ大統領ルーズベルトは、この奇襲攻撃を、初めから知っていた。

 時代は、スピードののろい、戦艦や巡洋艦が、長射程の主砲を撃ち合う、艦隊戦から、空母の艦載機で、遙か何百キロから、攻撃をかけるのが、効果的な、機動艦隊戦に、移ってしまっていた。

 だから、ルーズベルトは、真珠湾から、演習と称して、空母艦隊だけ、遠ざけておいた。

 日本艦隊は、そんなこととも知らず、真珠湾を攻撃し、戦艦、巡洋艦駆逐艦練習艦など、ほとんどすべてを撃沈。巡洋艦ですぐに動ける艦は1隻のみという状態にして、

トラ・トラ・トラ

と、報告した。

 機動艦隊で、あんなに成功したのに、日本は、空母を守ること、すなわち、レーダーで、索敵する技術を、高めようとしなかった。

 やがて、逃がしてもらっていた、アメリカ機動艦隊が、復習してくることとなる。

 ミッドウェー海戦。レーダーの技術が低い、日本機動艦隊は、基地攻撃用の爆弾を積んだ艦載機を出発させようとしていた。

 アメリカ機動艦隊が、待ち伏せしているのに気付いたのは、直前。

 爆弾を、艦隊を沈めるための魚雷に取り替えている間に、アメリカ機動艦隊の艦載機は、発進。

 後、数分あれば、迎撃できたのに、魚雷でいっぱいの空母に、アメリカ空母艦載機の爆弾が命中。

 無敵だった、日本の連合艦隊の空母が、半数以上沈められた。


「良く覚えてるわね」

 私が、小学校の頃、読んでいた、『船』という図鑑に、丁寧に説明されてたんだ。

 その後、『連合艦隊』という映画も観たし、事あるごとに、気にして、読んだり見たりしてきた。


「12月8日に関しては、それだけ?」

 いや、実は、私の、出産予定日だったんだ。

「じゃあ、太郎さん、6日早く生まれてきたのね。そういう情報も、お母様から得られるなんて、本当に楽しみにされて、生まれてきたのね」

 だから、私は、できちゃった結婚するような人は、許せないんだ。

『お前は、間違いで、生まれてきたんだよ』

なんて、生まれてくる子に、失礼だ。

『もう一回、セックスやりなおせ』

って、言いたい。

「太郎さんは、お腹の中の赤ちゃんを殺していいと、思ってるの?」

 お腹の中ってことは、まだ生まれてないんでしょ。人間じゃないよ。殺したことにはならない。

「太郎さん。そんな考えなの? いつもの優しい太郎さんじゃない」

 うん。これは、10年くらい前までの、私だ。

 母が、私の恋愛に、口を出すので、

『中絶って、なんで、悪いんだ。母体を傷つけるからか?』

と、メールを送ったら、

『中絶は、殺人です。中絶した人が、傷つくのは自業自得です』

と、返事が来た。

『中絶が、殺人だって?』

と、知ったばかりの頃に書いたのが、このブログのリンクの『私の文献』のフォルダのなかの『小学生からの一般相対性理論(まえがき)(卒業論文第1稿)』と、『小学生からの一般相対性理論(あとがき)(卒業論文第1稿)』の2つだ。

「太郎さんは、このとき、考え方を、変えたの?」

 変えた。

 だが、それは、一時だった。

 4年半後、『小学生からの一般相対性理論(あとがき)(卒業論文第2稿)』というものを書き、さらに、考え方を変えた。

 私の母に言われて、一瞬びっくりしたけど、生まれるべきでない、子供を産むのは、やっぱり間違いだと思う。

 その子供の、それからの辛い人生を思うとね。

「太郎さんは、自分の人生が、辛い?」

 私は、小さいときから、期待され、褒められて、育った子供だもの、辛くはないよ。

「辛い人が、いると思う?」

 障害者なんか、見てると、私は、天才で良かったなぁ、と、つくづく思うね。

「じゃあ、その天才ぶり、見せてよ」


 じゃあ、『新連載について』という投稿で7つの連載をすると言ってから、唯一まだ始めてなかった、『現代論理学』の、退院以来、最初の投稿をしよう。



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               Ⅰ-Ⅰ トートロジー


{\S1} 命題結合

 次のような推論の例を考えよう.

            1+2が4であるなら,雪は黒い.
            1+2は4である.
            ──────────────────────
            ゆえに,雪は黒い.

 この推論は明らかに「論理的に正しい」と言えるが,その「正しさ」は,推論を構成している個々の命題の内容的な意味に根ざしているのではない.(この場合,個々の命題は内容的に見れば偽であるか,あるいは第1の前提の場合は〔通常の見方では〕無意味である.)この推論の正しさはむしろ,それが全体として備えている,或る一定の「型 form 」にもとづいている.実際,この推論を次のような一般的なかたちに書きかえても,その推論としての本質は変わらず,依然として正しい推論として成立する.

              AならばB
              A
              ───────
              ゆえにB


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「ちょっと、『1+2が、4であるなら』って、どういうことなの?」

 安井さん。しょっぱなから、ぶっ飛ばしている。

 前に話した、『論理学をつくる』では、第1章全部使って、

『論理的に正しい、ということは、ある『形式』を持った、推論をした場合にのみ、言われ、『どういう『形式』が、論理的に正しいのか?』というのを、研究するのが、論理学の目標の一つなのだ』

と話している。

 この本ではそれを、わずか20行ほどで、伝えようとしている。

「でも、1+2は、4じゃないでしょ。若菜と結弦にも、聞いてみる。スマートフォン、オン」

若菜「お父さん、『論理学をつくる』を、読んだんでしょう。上手く、説明してください」

結弦「1+2は3だけどさ、1+2が4だったら、ということを、うそこに認めたら、意味通らない?」

「えっ、うそこって?」

結弦「うそこって、嘘っこ、つまり、嘘だけど本当、空想上ってこと」

「『1+2が4であるなら』が、正しいと、うそこで、認めると、『雪は黒い』」

若菜「そして、『1+2は4である』も、正しいと、うそこで、認める」

結弦「そうすると、『雪は黒い』という結論が、うそこで出てくる」

「つまり、全部うそこの世界、空想上の世界の話だけど、その世界の話としては、理路整然と、道理の通った説明になっている」

 その、道理の通った説明だと感じた理由は?

「それが、

        AならばB
        A
        ───────
        ゆえにB

という、きちんとした、手順で、説明してあったからよ」

 そこまで、分かれば、安井さんの次の文に、移って大丈夫。この本には、その言葉は出てこないけど、『AならばB』そして『Aが成り立つ』の2つから、『ゆえにB』と、結論を導く方法を、三段論法という。厳密にいうと、構成的仮言三段論法(こうせいてきかげんさんだんろんぽう)というのだが、名前を覚えるより、概念を捉えることに集中して欲しい。ラテン語で、『{\mathrm{modus\ ponens}} (モーダスポーネンズ)ということから省略して、{mp} と書かれることもある。この本で、頻出するぞ。

若菜「お父さん。その、『構成的・・・なんちゃら』なんていう名前まで、覚えてるんですか?」

 いや、『こうせいてきかごん』と、入力して、『仮言』が、ATOKで変換されないから、『あっ、これ、『かげん』って、読むんだ』と、今知ったくらい、名前なんて、きちんと覚えてないよ」

結弦「それにしては、数学の定理も、物理学の原理も、パッパと、出てくるよな~」

 頭のモードというのがあるんだ。

 藤原正彦という数学者が、『数学者の言葉では』という本の中で、書いているんだけど、自分が数学モードの頭になっているときと、文学モードになっているときがあって、一方から他方へ完全に移るまで、3日くらい、かかるというんだ。

 藤原正彦『数学者の言葉では』(新潮文庫

「じゃあ、太郎さんも、数学モードとか、音楽モードとかあるの?」

 数学モードというかね、数学の中にも色々あって、数学基礎論モードとか、幾何学モードとか、解析学モードとか、代数学モードとか、物理数学モードとか、あって、何か一つ事に熱中すると、それに関係したモードに、自然になるんだよ。一度そのモードになると、昔習ったことなんかも、バンバン思い出せて、問題もどんどん解ける。ところが、他のモードでかつて解いた問題にフッと出会うと、『あれっ、これどうやって解いたんだっけ? 最近やってないから、忘れちゃったな』となる、そうなると、文献を見なければ、ならなくなる。

若菜「お父さんが、たくさん文献持っているのは、アイディアを得るためだけでなく、昔勉強したままに、あることを思い出せるように、するためなんですね」

 そうだよ。

 だから、絶対売れない本が、たくさんある。

若菜「でも、これ全部、目を通してあるとは、思えないですけど」

 そんなこと、いうんなら、その辺に見えている本、適当に取って、パラパラッと、めくってごらん。

 私の書き込みが、必ず、見つかるから。

結弦「いや、このノートの数を見れば、ウソでないのが分かるよ」

 このノートは、私の科学の生命線だ。

 でも、一度自分がノートに書いたことを、復元するのは、書いたときほど、大変ではない。

「太郎さんのノートは、ずっと書き続けてるの?」

 いらないように思えるノートは、ひどい扱いしてるけど、『麻友』のノート53冊を含めて、大学入学の1991年から、今年2018年まで、28年間に、200冊くらいは、書いてる。

若菜「全部、取ってあるんですか」

 いや、ノートの大切さを知ったのは、大学4回生の時なんだ。

結弦「どんなことがあったの?」

 4回生の時は、天体核のゼミにいた。

 そのとき、『場の古典論』を、読んでたんだけど、かなり進んでから、チューターの中尾憲一さんが、

『この本の小さい添え字なんて、信じちゃ駄目だよ。全部、自分で計算しなきゃね。そういう全部、自分でチェックした本が、自分が進む分野に、ひとつできると、安心するね」

と言ったのだ。

『そうですか』

と、私が言ったら、

『まあ、そのうち、自分のノートが、できてくるけどね」

と、先生は、言った。

 このとき以来、私は、ノートを大切にするように、なった。

結弦「小学校のノートとは、違うんだろうなあ」

 まあ、小学校、中学校のノートは、先生が書いたの、写してるだけだからね。

「ノートって、どうやって取ったら、いいの?」

 そもそも、何のために、自分がノートを取るのか、はっきりしてないと、ノート取る意味はない。


 私に取っては、ノートは、そのとき、私自身が、どこまでアイディアを思いついていたか、どういうことが気になっていたか、何を解決しようとしていたか、を記録したい。

 だから、私は、これを、書きながら、

『そういえば、雑誌『Sweet』の2018年10月号は、入院してたから見てないな、どんな記事だったんだろう?』

と、思い出して、

『Sweet 2018年10月号 渡辺麻友

と、検索した。

 写真を眺めていたとき、うっかりその写真のひとつを、タッチしてしまい、誰かのブログが、表示された。

渡辺麻友

というブログなのだが、スタッフの人が、書いてるのだろうか、写真がたくさん。

 その中に、ミュージカル『アメリ』のことが、書いてある。

 アメリとニノについて、

『そして、2人の出会いまで、映画もそうだがなんともまどろっこしく、「いつになったらリアルに会えるんだ?」という、この時間のかかり方が「アメリ」、時間がかかる方が観ているこっちも色々と空想できる。そんな出会い方もいいもんだと納得してしまう。

 恋に奥手なアメリとニノ、「近付かないで、離れないで」と歌う下りは妙に共感できる心情だ。』

とある。

「太郎さん。それ、読んじゃったの?」

 駄目かい?

「私達の周りの人達は、私と太郎さんが、どうやって、リアルに会うのか、楽しみにしてるのに。結末を、早めちゃ、駄目よ」

 うーん。それね、あまり、お勧めできない。

「『近づかないで、離れないで』やっちゃ、駄目?」

 前に、夏目漱石の『明暗』を、勧めたでしょう。

「ああ、そんなこともあった」

 あの、『明暗』っていう小説、周りが絶対くっつくと思ってた男女の女の方が、他の男の人に、嫁いじゃうんだ。

 それで、振られた男が、やけになって、好きでもない女の人と、婚約し、結婚するんだ。

 だけど、昔の女の人が、忘れられなくて、他の男の人に嫁いでしまった女の人に、

『なぜ、オレを、捨てたんだ』

って、聞きに行くんだ。

「それで、結末は、どうなるの?」

 聞きに行って、向こうと会ったところで、漱石絶命。

 だから、未完。

「うっそ、そんな終わりかた、ないわよ。なぜ、振ったんだろ?」


 麻友さんには、その振った女の人の気持ちが、分かるんじゃないかな?

「私に? つまり、太郎さんを、私が振ったとき、どういう気持ちかってことよね」

 やってみる?

「ドラマ『いつかこの雨がやむ日まで』って、死んでしまったロミオを見て、一緒に死ぬはずだった、ジュリエットが、『私は、生きる』って、言うのよね。あれは、何を言いたかったと思う?」

 これは、深読みかも知れないけど、私が、

『麻友さんを置いて、先に死なない』

なんて言って、長生きするって言ってるけど、麻友さんとしては、最初のご主人である私と楽しんだ後、私が早く死んでくれた方が、また自分を好きになってくれたファンの人と、お楽しみの時間を持てる。

『太郎さん。私を置いて、死んでくれていいのよ』

という宣言かも知れないな、と解釈している。

「太郎さん。分かってるんじゃない。23歳も年上の、太郎さんが、いつまでも、私を、キープしていなくたっていいの。そこそこ楽しんだら、私を、解放して」


 やっぱり、結婚なんていう制度は、間違っているね。

 夏目漱石の提案した、則天去私って、そういうことだったのだと思う。

 男の人だと、

『英雄色を好む』

なんて、褒められるのに、女の人だと、

『不貞を働いた』

とか、

『身持ちが悪い』

とか、

『淫ら』

とか言うように、悪い意味ばかり出てくる。

 女の人が、なんで、性を楽しんじゃ、いけないんだ。

「太郎さん、どうして、そんなに、女の人のためのこと、考えるの?」

 私が、本当に、小さい頃から、女の人を、好きだからなんだろうな。

結弦「やっぱり、ちょっと、少女マンガの読み過ぎだな」

若菜「でも、少女マンガは、女の子の夢なのよ。『ガラスの仮面』で、紫のバラのひととマヤは、どうやって初体験するのかしら?」

 あっ、それ、入院中に考えたんだ。

結弦「なんのために、入院してるんですか?」

若菜「どうやって、くっつくんですか?」


『麻友48』のノート2858ページ

2018.10.11 20:39:41「

 今考えていたのは、ガラスの仮面の『初体験』の描き方として、亜弓とマヤが合意の上、例えば一度亜弓の目を治すために、マヤが紫のバラのひとと共に、横浜市立みなと赤十字病院へ来て、体の中もあとで見たり触ったりできるように保存しながら、二人でセックスしているところを撮影してもらうというのはどうだろうかということだった。

               」2018.10.11 21:04:38

             完成として良い。
                 2018.10.12 6:26:55


「あれっ、これ、入院した晩。こんなことばかり考えてたから、入院したの?」

 これは、20時39分から、21時4分までに、ささっと書いて、翌日、『治す』という漢字を、間違って、『直す』と書いてたので直して、完成としたんだ。25分くらいで、いっちょ上がりだよ。

若菜「どうして、目を治すために、セックスまで、する必要があるのでしょう?」

 生命誕生、なんて言って、みんな凄いことだと言ってるけど、本当は、膣の中や子宮の中で、生命が誕生しているわけでは、ないんだ。

 生命が誕生したのは、35億年前だったかな、DNAかRNAが、自分を複製できるようになったときなんだ。

結弦「でも、受精というのは?」

 受精は、結構起こってるんだ。

 ただ、問題なのは、男の人の精子が、女の人の膣の中で、射精されて、それが、子宮を進んで、受精し、受精卵となる。

 この一連の過程を、全部写しきった映像は、まだないはずだ。

 つまり、子供ができるまでで、受精の瞬間を、試験管の中や、顕微鏡下で、撮影したことはあるけど、人間の体の中で実際に起こっていることとして、撮影するのは、初めてだと言うんだ。

若菜「MRIとか、PETとか、使うのでしょうか? そんな機械の中で、セックスできるんですか?」

 技術が進んでないのなら、技術を進めよう。

若菜「それで、目を治すのは?」

 受精の瞬間を捉えることにより、初期状態の与え方が分かる。人間へと、細胞分裂していく過程を、全部、スーパーコンピューターで、シミュレートし、人間の眼というものの仕組みを、完全に、調べ上げる。

 そして、亜弓のために、新しい眼の細胞を作ってあげようというわけだ。

結弦「お父さんが、提唱してる、量子振幅(追記:正確には、確率振幅という。私の間違いである。2022年11月14日15時19分)を使うのとは、違うんだ」

 目の見えない人のために、もう一つ、見えるようにする方法を、考えたんだ。

若菜「お父さんにとって、目が見えることは、大切ですか?」

 私は、幼稚園のとき、右目を失いかけてる。

『息子が、右目に、色鉛筆の黒を刺してしまった』

と、母の小さいときからの主治医に電話すると、深夜だったが、

『救急車より、タクシーで、慶応病院に向かいなさい、眼の手術に慣れている先生がいるから』

と、アドヴァイスをくれた。

 父と母で、タクシーで、妹と共に、連れて行った。

 そのお陰で、私の右目は、今でも見えている。

 この目を、大切にするために、恐くて、コンタクトレンズは、入れられないでいる。

若菜「『ガラスの仮面』は、本当は、どうなるんでしょうね」

 楽しみだね。


「こういう風に、ノートに、浮かんだことを、どんどん書いていくのね」

 そうなんだ。

「『現代論理学』は?」

 脱線しすぎたね。

 次回は、もっと真面目に進めるよ。

「眠くなったのね」

 じゃあ、解散。


「太郎さん。私も、心が揺れてるの。熱心なファンの人は、太郎さんだけじゃないから」

 でも、結婚というものを、どうとらえるか、というようなことは、実際に、話してみたい。

「私に取って、太郎さんと、面と向かって話すこと、イコール、今までブログを読んでいたと、心を明かすことなの。だから、恐いのよ」

 ストーカーには、ならない。麻友さんに、嫌がらせをするようなことは、絶対しないよ。

「今日は、ここまでね」

 おやすみ。

「おやすみ」

 現在2018年12月8日21時31分である。おしまい。