現在2022年1月25日20時39分である。(この投稿は、ほぼ2049文字)
私「今日は、難しい数学の話は、しません」
麻友「珍しいわねえ」
若菜「昨日に引き続き、今日も、ポートへ行ってたんですね」
私「そう。ブログに書く材料を、集めるためもあって、『細胞の分子生物学(第6版)』そのものも、持って行っていた」
結弦「あの辞書みたいの?」
私「うん。だけど、今日1番、私に、ショックを与えたのは、帰りに、京急鶴見に出て、鶴見のCIALのくまざわ書店で、見た、『日経ビジネス』の記事だった」
麻友「あら、小林りんさんが、喜ばれるでしょうね」
若菜「どういう記事だったのですか?」
私「今、急速に普及しているEV(エレクトリックヴィーイクル・電気自動車)の記事のひとつで、メルセデス(ベンツ)社が、1回の充電で、1000キロメートル走れる電気自動車を、作ったっていうんだ」
結弦「えっと、普通、1回の充電で、200キロも走れないんじゃないかな?」
私「私も、そういう認識だった。150キロくらいが、普通だろうと思ってた」
麻友「だとすると、1000キロというのは、半端じゃないわね」
私「私も、半信半疑で、その記事を、読んでいった。そうすると、今までので、一番高級なのでも、600キロくらいだと、書いてあって、普通のが200キロというのは、間違いではないみたい。そして、車体を軽くしたり(軽ければ、加速にかかる電力が小さい)、太陽光パネルを貼ったりとかして、本当に、1000キロ走れるらしい。さらに驚くのは、その車の開発が、白紙の状態から、18カ月、つまり1年半で、完成したということ。1年半ってことは、麻友さんが、引退してから開発に取りかかったってことだよ」
若菜「そこに、お母さんの引退を持ってくるのが、お父さんのユニークなところですが、以前のお父さんの、23年あったら、どれだけのものが、実現できるか、の話みたいに、18カ月で、電気自動車の走行距離が、600キロから、1000キロになる。という、ひとつの物差しが、できましたね」
結弦「1年半かけて、実現できないものは、やる気がないんじゃないかと、叱咤激励すべきなのかも知れないなあ」
私「そう。私も、そう思ったんだ。数学の問題にしても、分子生物学の問題にしても、新型コロナウイルスの問題にしても、ある方法で、頑張って、1年半経っても駄目だったら、他の方法に切り換えるべきなのだろうな。本当に正しい道なら、1年半あれば、結果は出るはず」
麻友「この話を始めたとき、車のことも、頭にあったでしょうけど、私のことも、頭にあったわね。図星でしょう」
私「くまざわ書店で、マンガのコーナーへ行って、『ガラスの仮面』出てないかな? って覗いたんだよ」
麻友「出てた?」
私「出てない。『麻友さんと私が、上手く行かなきゃ、50巻出ないんだよ』と、悔しかった」
麻友「少女マンガだから、ベッドシーンは、描けない。それで、私と太郎さんが、最後の一線を越えたというのを、どう伝えるの?」
私「そもそも、少女達にとって、最後の一線というものは、存在するのかな?」
麻友「そう。太郎さんが、ユニークなのは、最後だと思っていないこと。私に会う前の、最初の入院のときの、相対論のブログの『私のメモ』という投稿に、
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エレヴェーターに乗るとき、「ある小説で、体が溶けちゃいそうなぐらい、好きになった男の人ができた女の人が、ホテルのカギを渡して、一夜を過ごすんですけど、朝になったら、昨日まで王子様のように思えていた男の人が、違って見えたっていうんです。そういうことって、女の人でもあるものなんですか?」と聞くと、「つまり、好きじゃなくなっちゃったってこと?」と聞き返されたので、「いや、嫌いになったわけじゃないんです。ただ、心の状態が変わったって書いてあったんです。」と言った。
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(私のメモ - 相対性理論を学びたい人のためにより)
という記述がある。一線を越えても、変わらない恋が、あると思ってる」
私「麻友さん。もう、理由はどうでも良い。言い訳が欲しいのなら、『太郎さんに卑怯なことされた』と、言ってもいいから、会いに来て! 私には、こちらからでは、ブログ書くしか、手が出せないのだもの」
若菜「まあ、新型コロナウイルスが、蔓延している間しか、女の人が、マスクで顔を隠すのが、当たり前ではないのですものね」
結弦「今日は、これで、終わりにしよう。とにかく、1000キロは、凄かった」
私「バイバイ」
現在2022年1月25日21時42分である。おしまい。