女の人のところへ来たドラえもん

21歳の女の人と43歳の男の人が意気投合し、社会の矛盾に科学的に挑戦していく過程です。                    ブログの先頭に戻るには、表題のロゴをクリックして下さい。

プログラミングの力

 現在2022年3月3日18時50分である。(この投稿は、ほぼ4916文字)

私「今日は、3つのことを、書こうと思う。時間切れになったら、明日にまわすことにする」

結弦「3つって?」

私「1つは、お前の合格のこと。もうひとつは、若菜のプログラミング力のこと。3つ目は、父へのメッセージ」

若菜「私のプログラミング力のことを、改めて褒めてくれるんですか?」

私「あれは、去年だったよな。Excelで、立方体を、表示させて、それを、X軸方向にも、Y軸方向にも、Z軸方向にも、回転させられる。というのを、見せてくれた」

若菜「ああ、あのとき、伯父さんというか、お父さん、余り褒めてくれなかった」

私「うん。私、自分が凄いものだから、褒めるの下手なんだ」

若菜「でも、確かに、あの時お父さんが、『よげんすう、とか、よんげんすう、とか、しげんすう、とか言う、四元数というものを使ったら、これが、もの凄く分かり易くなるんだよ』とか言って、

金谷一朗(かなや いちろう)『3D-CGプログラマーためのクォータニオン入門』

という本、教えてくれたけど、無茶苦茶びっくりした。私が、Excelで、すっごく考えて、計算して、プロットしてたのに、ひとつの数になっちゃうんだものね」

私「ひとつの結果を得るのに、方法はひとつしかない、とは限らないことを、知って欲しかったんだ」


麻友「でも、なぜ1年近く経ってから、改めて褒めているの?」

私「Mathematicaって、何でも計算できるって、吹聴してたんだけどね、私が1番やりたかった、一般相対性理論の大変なテンソル解析って、できないんだって」

麻友「ばっかみたい。高いものを買ったのに」

私「それで、すでに1冊、テンソル解析の本、図書館で借りてて、今日も予約して取り寄せて、やっぱりあの添え字が付いた式を書けないんだと、がっかりして、帰って来たんだ。そして、駅のそばまで来た頃、『Mathematicaって、C言語とか、Javaみたいに、Wolfram という言語、持ってるんだよな。だったら、テンソル解析でやりたいことを、プログラミングしちゃえば良いんじゃん。自分が、プログラミング苦手と思っているから、考えもしなかった。そうすると、空間回転をさせたいと思った若菜が、それを自力で、プログラミングしたというのは、もっと褒めてやれば、良かったな』と、思ったんだよ」

結弦「そうだな。これを、やりたい、というとき、それを、プログラミングして、AI にやらせる、というのが、これからの生き方を良くする近道だろうからな」

私「この4人の最年少の、結弦が、それを理解したのなら、この4人は、少なくとも、お互い、協力し合えるな」

麻友「誰に、気遣ってるの。そもそも、目的の1つ目の結弦の合格というのは?」

私「若菜の合格のときは、慶応かフェリスに行かせたかった母親の思惑が悪く働いて、余り祝ってもらえなかったようで、可哀想だったな」

若菜「伯父さんは、あ、いや、お父さんは、合格祝いに、これを、くれたんだったね」

Bru-ray『はやぶさ/HAYABUSA

私「私は、ある程度、映画は好きで、それなりに見てるけど、副音声で、メイキングまで流しながら観た映画は、これだけなんだよ」

若菜「お父さんは、公文は、がっかりだった?」

私「若菜の本当のお父さんとは、感じ方違うだろうけど、慶応やフェリスじゃない方が良いと、思っていた」

若菜「えっ、どうして、どうして?」

私「理由は、明白なんだよ。慶応だと、京都大学東京大学の可能性が、ほとんど無くなっちゃうから、フェリスだと、女子校になっちゃって、これからの男女平等な時代に、時代錯誤になっちゃう」

若菜「そんなに、京都大学や、東京大学の方が、慶応や早稲田よりいいの?」

私「その話は、以前、ここで話したな。

27182818284590452.hatenablog.com

覚えているかな?」

若菜「これは、2019年の記事。いよいよ受験が迫って、改めて聞きたいわ」

私「結局ねえ、東京大学の良さっていうのは、本当に入った人にしか、分からないんだよ。私は、若菜も知っているように、京都大学中退、放送大学卒業だよなあ。そうすると、一応学者(数学者?物理学者?)の生命線とも言える、図書館は、放送大学のしか普段使えないんだよ。よっぽどもの凄い本で、見たいのであれば、京都大学に申し込めば見せてもらえるけど、そこまで騒ぐくらいの本なら、横浜市立図書館に入るか、或いは自分で買う」

若菜「お父さんは、数学や、物理学だから、図書館が重要だろうけど、そんなに、文献が、必要なの?」

私「そりゃね、本みたいに出版されたものなら、他でも大丈夫かも知れない。でも、学者でない場合にしても、東京大学卒業の作家の直筆原稿を、母校の図書館に寄贈などということはある。そういう意味で、知的な活動をした人の多くが、卒業した大学ということで、東京大学の右に出る大学は、日本ではないだろう」

若菜「あっ、そうかー、あのとき、慶応かフェリスに受からなかったのは、良いことだったんだ」

私「若菜は、数学ではなく、物理学でもなく、生命科学を、やってみたいらしい。私は、生命科学は専門ではないから、余りいい加減なことは言えないが、大学の先生って、結構、暇なんだよ。試験の採点したり、レポートの添削なんかで、つまらないなあ、と、思ってる。だから、高校3年生で、こんなこと研究したいんですけど、どんな学科へ行ったらいいでしょう? なんて、受付に連絡取ったあと、聞きに行ったら、丁寧に相手してくれるよ。私自身は、とにかく京都大学に入れば、道が開けるだろうと思って、その一心で受けたけど、まあ、結果オーライだったね」

若菜「大学って、イメージと大分違うのね」

私「後、京都大学東京大学で、非常に違うことのひとつが、東京大学には、悪名高い進振り制度というものが、あること。どういうことかというと、東京大学は、理系は、理一、理二、理三の3つがある。理一というのは、主に数学科、物理学科、天文学科に、進みたい人、理ニは、主に化学科、生物学科、農学部、薬学部に、進みたい人の行くところなんだけど、理三は医学部だから、今は関係ない。それでね、入ってから3年生までの成績で、上から行きたい学科に進めるんだ。だから、逆に、成績が悪いと、天文学科に行きたかったのに、薬学部卒業なんてことに、なっちゃう」

若菜「天文学科より、薬学部の方が、下なの?」

私「まあ、ロケットとか、望遠鏡みたいに、夢を追いかけている方が、現実的に薬剤師として、薬局で働いているのよりは、人気があるっていうのは、分かるでしょう」

結弦「なんか、そういう、大学受験の話を聞いていると、将来どんなことやりたいかで、どれくらい勉強すべきかや、どの大学へ行くべきかも、変わってくるんだなあ」

私「そうなんだよ。結弦は、湘南高校という、神奈川県で、ほぼ一番。日本全国でも、県立高校で、浦和高校千葉高校という有名校と、ほぼ同じくらいの高校に受かった。武器は、手に入れたんだよ。しかも、私には、欲しかったけど、手に入らなかった、優秀な語学力も、持っている。湘南受験では、ちょっとケアレスミスをして、英語が85点くらいだったと聞いたが、大学受験でも、英語ほど、確実に得点できる科目はないんだ」

結弦「数学は?」

私「数学は、思ったほど、得点源に、ならないんだ。特に、自分の力、ギリギリの学校を受ける場合ね。みんな同じところは、得点できて、同じところ、間違うからね」

若菜「そうなんだ。数学って、あてにならないんだ」

麻友「太郎さんが言うなら、そうなのかもね」

私「湘南で、後で挽回できる自信があるなら、1年生のときは、塾に通わなくてもいいかも知れない。あまり お金がかからないから、Z会の通信添削を受けさせてもらうことは、奨励する。自分は井の中の蛙だったと、思い知らされることだろう。私も、一年目は、代ゼミ、いいって言って、代ゼミも、河合塾も、駿台も、行かなかった。それで、大丈夫だったのは、授業を聞くことだけは、サボらなかったからだ」


麻友「3番目のお父様へのメッセージというのは、どんなことを、書きたかったの?」

私「湘南に合格した日の 夜、結弦が、結弦のお母さん、つまり私の妹と一緒に、電話して来たんだよね。そのとき、妹が、『知ってたから、解けたよ』って、言わないの?って、言って、結弦が、説明しにくそうに、『傾きを求めるときのことが、書いてあったの知ってたから、解けたんです』とか言ったんだ」

若菜「分かりました。お父さんが、ブログで、微分の話で、傾きを求めていたのを、読んでいたということですね。このブログは、一応、書かれ続けていることは、知られているけれども、お父さんのお母様も、お父さんのお父様も、姪御さんも甥御さんも、読んでいないことに、なっているという暗黙の了解が、これまで、あったのですね」

私「そうか、そうなんだろうな。中学生は、『線の傾き』という時点で、普通、分からなくなるんだろうな。思い出してきた、高校受験では、『

{\displaystyle y-y_1=\frac{y_2-y_1}{x_2-x_1}(x-x_1)}

というのが、2点 {(x_1,y_1)}{(x_2,y_2)} を通る直線ですよ』というのを、宝物のように、教わるのだった」

麻友「太郎さん、実際の生徒に触れると、頭、回転し出す」

若菜「このブログを、どういう位置づけにするか、というのを、お父さん自身のお父様と、相談する、あるいは、このブログを、AI みたいに思って、働き方を、プログラミングし直そうか、みたいに、思っていたのですか?」

私「実は、私の、本のリストって、前も話したけど、テキスト形式で、送っているのね。父は、それを、自分の Excel に取り込んでいることになっているけど、分からない。父は、『松田さん、こんな恥ずかしい本読んでいる』みたいに思われる本を、入れてくれと言ってくることは、絶対ないから、ひとつの試みとしては、リストをメールで送るのではなく、ブログに書いちゃうという変奏も、できる。父に対して、上手く意思表示できない私が、始めたのが、このブログの起源で、2月15日でもう17周年になった。直接言いにくいことを、取り敢えず、書いてみる。というのは、私の精神安定上、非常に役に立った。麻友さんとの色々な試みも、楽しかった」

麻友「お父様は、このブログ見ているの?」

私「全部は、見ていないと思う。母に読ませて、自分に関係のあるところだけ、聞いているんだと思う」

麻友「でも、太郎さんに取って、今自分が、何をやっているかを発信する大切なものよね。大発見でなくても、色んなヒットが、含まれている。このブログは、太郎さんの貴重な、AI なのよ」

私「父との関係を、どう改善するかは、また機会を改めて、考えてみよう。熱伝導の話や、エントロピーの話や、超伝導の話など、父が私より知っていることも、たくさんあるんだ。私も、意地悪せずに、丁寧に応対すれば、良いのかな? とも思う」

若菜「何はともあれ、この17年間のブログは、貴重なものです。色々な迷いなど、率直に書いてあって、みんなここを迷うんだなあと、共感しました」

私「じゃあ、今日は、ここまでにするよ」

若菜・結弦「おやすみなさーい」

麻友「おやすみ」

私「おやすみ」

 現在2022年3月4日22時25分である。おしまい。