現在２０２２年４月１２日２２時２４分である。（この投稿は、ほぼ２１４１文字）
麻友「なんか、今日、録画したもの、観終わって、
『プロの間では、正しいことは、認められてるけど、アマチュアにどう説明すればいいか、困っているんだろうな』
とか、言ってたわね」
私「先日の日曜日（２０２２年４月１０日）、母から、『NHK で、数学のことやるわよ』と、メールがあった。番組表見たら、『abc予想』の話。とっくに解決していると思っていた。何を今さらと思いながら、ブルーレイレコーダーに予約。２１時から、音だけ聞きながら、ブログを書いて、４０分位で、眠くなり眠った」
若菜「本当は、解決しているの？」
私「昨日の夜も、ちょっと見たけど、説明が幼稚すぎて、分からない」
結弦「数学だと、たとえ話になるからな」
私「今日は、ポートで、ハッピーアートを楽しんだ」
若菜「どんな絵を描いたんですか？」
私「この手前の絵」
麻友「うふっ、これ、となりの人の絵もそうだけど、花を描いてるのよね。どうして、太郎さんって、こうなっちゃうの？」
私「才能がないというのも、ここまで来ると、絶望的だろ」
結弦「ちなみに、この絵の題は？」
私「『虐げられた花々』というんだ」
若菜「どうして？」
私「今日、先生が、凄く沢山、花を持ってきてくれたんだ。それを、置いてくれたんだけど、ひとつの鉢だけ、すっごく惨めな咲き方をしていて、偉そうに自分を主張してくるカーネーションに、いじめられてるみたいだったからなんだ。上の花が、もっと威張ってたんだ」
麻友「太郎さんの絵は、解釈が難しいわね。太郎さんの数学が、難解なのと同じように」
麻友「それで、ポートに行ってきて？」
私「あの、『数学者は宇宙をつなげるか？ａｂｃ予想証明をめぐる数奇な物語』を、観た」
若菜「先輩の加藤文元（かとう ふみはる）さんが、出てたわね」
私「望月新一さんが、『abc予想』を解くに当たって、構築した、『宇宙際タイヒミューラー（うちゅうさいタイヒミューラー）理論』というのは、現在の数学者が使っている、ZFC（ズィーエフシー）という約束事（つまり公理）に、いくつか新しい公理を付け足したんだと思う。だから、証明を理解できない数学者が、現れているんだと思う」
若菜「だとすれば、どうすればいいの？」
私「ちょっと、眠くなっちゃった。一旦中断させて」
現在２０２２年４月１２日２２時５４分である。中断。
現在２０２２年４月１３日７時４１分である。再開。
私「昨日は、結構良く眠れた」
若菜「良いことです」
麻友「『abc予想』は？」
私「２０世紀に、数学者達が、建設した、ZFC（ズィーエフシー）という公理系は、ほころびができてきているのかも知れない」
若菜「あれっ、お父さんは以前、ZFC（ゼットエフシー）と読んでませんでしたっけ？」
私「先日の湧源数学セミナーで、現役の人が、ズィーエフシーと、読んでいたんだ。私は、集合論、独学だから、読み方知らなかった」
結弦「じゃあ、今後は、ズィーエフシーだね」
麻友「公理を変えるって、もしかして、この定理のためには、これだけ公理が必要、ということを調べる、逆数学みたいなこと？」
私「そう。数学はひとつだ。みたいなことを、信じているアマチュアには、分からないだろうけど、現代では、公理を変えるのは、プロの間では、当たり前なんだ」
若菜「それを、１時間の番組観ただけで分かる、お父さんも凄い」
私「本当は、以前話した、圏論も、ZFC を、少しはみ出していたんだよ」
結弦「どういう風に？」
私「あらゆる集合全部からなる圏から、あらゆる集合全部からなる圏への関手なんて、本当は ZFC では、正当化できなかった」
若菜「それが、宇宙と宇宙をつなぐということですか？」
私「本当のことは、知らない。加藤文元さんが、この本を書いているから、参考にしてみたら？」
結弦「それより、論文を読みたい」
私「このブログのリンク集の『私の文献』に、『望月新一の宇宙際タイヒミューラー理論の論文』というフォルダがある。論文入っているよ」
麻友「太郎さん。読むつもりだった？」
私「まだ、全然読めないけどね」
若菜「場合場合によって、公理を使い分けるなんて、絶対に正しい数学じゃないです。入学試験とか、どうするのですか？」
私「大学の入学試験のレヴェルじゃ、問題は、起きないよ。私は、連続体仮説を、知ってたけど、受験で、何も困らなかった」
麻友「それくらいの人でなければ、望月さんが、公理を変えたんだと分からないのね。良く分かった。これで、投稿したら？」
私「一昨日の生活費の計算には、間違いがあった。それじゃあ、バイバイ」
若菜・結弦「バイバーイ」
麻友「バイバイ」
現在２０２２年４月１３日８時５０分である。おしまい。
