女の人のところへ来たドラえもん

21歳の女の人と43歳の男の人が意気投合し、社会の矛盾に科学的に挑戦していく過程です。                    ブログの先頭に戻るには、表題のロゴをクリックして下さい。                                   数式の変形。必ずひと言、添えてよ。それを守ってくれたら、今後も数学に付き合ってあげる。

刑事コロンボから学んだこと

 現在2022年4月28日18時08分である。(この投稿は、ほぼ3920文字)

麻友「刑事コロンボを、最近見たの?」

私「結弦が、実家に来ていたとき、ふとチャンネルを、回したら、やってたんだ」

若菜「どの話ですか?」

私「『第三の終章』という話だ」

結弦「あれ、なぜ第三なのか、分からなかった」

私「そうだったね。あれは、テレヴィ化するとき、カットされている部分が、あったみたいだ」

結弦「なぜ、そんなことが、分かるの?」

私「あれは、小学校6年生のとき、フェラーリの親友が、休み時間に、校舎の非常階段で、小説を読んでいたんだ」

麻友「あっ、久しぶりに、フェラーリの親友」

私「『何を、読んでいるの?』と、聞いたら、『刑事コロンボ 第三の終章』という表紙を、見せてくれた。当時から、刑事コロンボは、かなり観ていた私だが、知らない話だった」

若菜「当然気になりますね」

私「当時、我が家で、刑事コロンボなどを買う習慣はなく、私も当然、図書館へ行った。その当時、新刑事コロンボなどというものはなく、刑事コロンボと、ミセスコロンボというのがあった」

麻友「コロンボの奥さん? でも、ウチのかみさん、は、出てきた試しはないけど」

私「ミセスコロンボは、あくまでも、スピンオフで、アメリカでは、ドラマ化されているけど、日本ではドラマ化されていないらしかった」

若菜「お父さんって、結構そういうのにも、手出すのよね」

私「若菜。良く分かってる。私は、そのミセスコロンボ、借りてきて読んでみた」

若菜「どうだった?」

私「ミセスコロンボの方では、コロンボ本人が、出てこないんだ」

結弦「それで、しばらくして、『第三の終章』を、借りたんだね」

私「まず、あのドラマは、ほとんどは、原作通りだ。爆弾魔が、自動車のゴミためで、ダイナマイトを、爆破しているところも、ピストルに指紋を付けさせるところも」

麻友「じゃあ、どうして、分からなかったのかしら」

私「肝心なところで、描き方が、雑なんだよ。というより、私は、原作を知っているから、なぜ、あの人が、そんなことをしているか分かるけど、ドラマだけ見ている人には、分からない。説明すると、本を読んでいると、あー、これでもう、逮捕されるな。というカ所が、3回出てくるんだ。1回目は、犯人が、もう駄目になる。ところが、どう考えても、この犯人が、犯人のはずがないと示す証拠が見つかり、終わりそうになる。これは、犯人が、そうなるように、あらかじめ、仕組んでいたのだ。そして、犯人を取り逃がしそうになるんだけど、コロンボが見破り、犯人逮捕となる」

結弦「そっか。でも、コロンボから学んだことというのは?」

私「ドラマの中盤で、あの犯人が、なぜ作家を殺そうとしたのか、分かるところが、あるよね」

若菜「自分の配下の作家が、他の出版社に移ろうとしていたからよね」

私「小学校や、中学校の頃は、分からなかったんだけど、今回見てて、どうして作家が、移りたがってたか、分かったんだよ」

結弦「僕は、もう高校生。分かったよ」

私「私に、分からせるには、50年かかったんだよ」


若菜「お父さんって、セルフプレジャーのとき、何にもいらないって、本当なんですか?」

私「娘の前で、やってみせるのは、相対論のブログの『ベートーヴェンピアノ三重奏曲第7番『大公』』のときで、おしまいだが、私、いくつか、この想像をすれば、いく、という切り札を持ってるのね」

若菜「なんか、お母さんを、もの凄く辱めるとか?」

私「そういう麻友さんが、辛そうな、想像は、あまり使わない」

結弦「じゃあ、どういうのを、お父さんは、使うの?」

私「20年くらい前、『アユの物語』という小説が、女の子にもてはやされている。という情報を得たんだ」

麻友「それは、2002年よ。私が、まだ小学校。背伸びしている女の子達が、わいわいやってた」

若菜「20年前のなんて、今でもあるんですかね?」

私「今は、何でも、マンガにしちゃうんだね。これみたい」

麻友「これ? でも、これは、太郎さんが、私に、『松田太郎死ね!』と言われた、風俗嬢の女の子の話よ」

若菜「とにかく、女の子達が、好んでいるものというのは、お父さん、知りたくなるんですね」

私「そう。横浜のルミネの有隣堂で、

のシリーズ、全部買った」

結弦「それで、読んだの?」

私「主人公のアユが、死ぬところまでは、読んだ」

麻友「つまり、4巻全部読破したということ?」

私「アユは、1巻の半分で、死んじゃうの。その後、1巻の残りは、アユに助けてもらった、レイナが、生前のアユが、なぜ風俗に身を落としたのだろうと、過去を遡る話になっている」

若菜「なんか、セルフプレジャーと、大分離れてしまいましたけど」

私「離れてない。その1巻の半分だけ読んだこの小説の中に、アユの親友のレイナが、不良の女の子に騙されて、男3人かな? 5人だったかな、に、レイプされる場面が、あるんだ。若い女の子に、『男の人は、恐いんだぞう』と、分からせるために、もの凄く酷い目にあわされる、描写がある。『3人に2回ずつやられ、2回ずつフェラチオさせられて、顔中、ヌルヌルになって』というようなことが、書いてある。実際には、こんな回数できるはずは、ないんだけど、体を高めた後、後ちょっとで、セルフプレジャー完了というとき、このときのレイナの恐怖、屈辱は、辛かっただろうな、と思うと、切り札として功を奏するんだ」

麻友「女の人向けの本を、そういう読み方を、する人が、いるのねえ。でも、20年前の、その本、どうして覚えていたの? まさか、文献?」

私「ずっと、持ってたけど、いずみ野から、こっちに来るとき、数学の本を、減らしてまで、この本はいらないと、捨ててきた」


麻友「ほっ。それで、アユは、レイナに、そんなことされて、黙っているの?」

私「悪い不良の女の子に、復讐する。実は、レイナが、レイプされたところへ、やってきて、レイナの脚に、『売女』と、シャーペンで、彫りつけるんだ。レイナは痛がるけど、男達が、押さえつけている。それを、病院で知ったアユは、マックで不良達が、たむろっているとき、ホットコーヒーを、注文し、それを持っていって、敵の女の子の頭からかける。そして、シャーペンを取り出し、レイナが、売女と彫られたところへ、突き刺し、『今度、やったら殺す』と、脅す。不良達は、これで、おしまい。という話」


麻友「良く覚えてる。その才能、何かに使いなさいよ」

若菜「でも、お父さんのセルフプレジャーのメカニズム分かりましたよね。アダルトヴィデオも、ポルノ小説も、いらないわけですね」

私「そう。その言葉を、待っていた。『第三の終章』の犯人は、作家達に、ポルノ小説を書かせていたんだよね」

結弦「それは、とっくに分かってますが」

私「セルフプレジャーに、アダルトヴィデオを、必要としない私は、今まで、なぜ多くの人が、そういう話を嫌がるのか、分からなかった。それが、今回、犯人の男が、

『セックスの世界は、まだまだ開拓できるんだ』

というようなことを、言って、パーティーの参加者から、嫌われる場面を見ていて、分かったんだ」

結弦「あの場面で、犯人が、周りの人から、嫌われていることは、お父さんも分かる?」

私「当然」

麻友「何とかと天才は、紙一重というけど、太郎さん、片足何とかに、突っ込んでるわよ」

私「もの凄く、物分かりの悪い人間を、演じよう。という部分も、あったからね」

麻友「人と、しゃべっているとき、雰囲気を読まなければ、ならないわね。太郎さんは、自分で、雰囲気を作れるほど、器用ではない。周りが、作ってくれた空気を読まないと、嫌われるわね」

若菜「でも、お父さんって、もの凄く、効率的にできてるんですね。キャバクラにしても、ソープランドにしても、『本当は、こんなところに行きたくはないんだけど、性欲を発散させるためには、仕方ないんだよ』という人が、多いんじゃないですか? お父さんって、反対に、性欲に悩まされること、ないみたいですものね」

私「性欲のために、数学ができない、ということは、人生でない。ただ、さっき1つ話した、切り札は、あまり、同じこと繰り返していると、切り札では、なくなっちゃう。だから、十数種類は、いつも持っている」

麻友「私だって、独り身なんですからね。セルフプレジャーすることも、ありますよ。でも、女のセルフプレジャーは、男の人には、なかなか、分からないでしょうね」

私「麻友さんの心の闇のブラックホール無血開城したんだけどなあ」

麻友「こういう会話が、弾む男の人って、確かに、太郎さんだけかも」

若菜「プリンパフェ、復活してるんですよ。お母さんも、つむじ曲げてないで」

結弦「これが、刑事コロンボから、学んだことだったんだね。じゃあ、バイバイ」

麻友「バイバイ」

若菜「それじゃ、バイバイ」

私「バイバイ」

 現在2022年4月28日20時25分である。おしまい。