女の人のところへ来たドラえもん

21歳の女の人と43歳の男の人が意気投合し、社会の矛盾に科学的に挑戦していく過程です。                    ブログの先頭に戻るには、表題のロゴをクリックして下さい。

こどもの日

 現在2022年5月5日16時41分である。(この投稿は、ほぼ4752文字)

麻友「確かに、こどもの日ね。あっ、あのおばあさまの命日だったわね」

私「麻友さんとの結婚は、間に合わないから、死んで良いと、メッセージ送っといて、良かっただろう」

麻友「亡くなって、4年経ったのね」

若菜「結局、結婚なんて、無理なんじゃないですか? 駆け落ちのシミュレートも、2400万円貢ぐかどうかで、頓挫してますし」

結弦「前から、話題になっている、眞子様と小室圭さんのカップルも、圭さんが、司法試験に落ちたから、収入を、眞子様が、美術館で働いて、稼ぐとかいう」

若菜「それだって、良いんじゃないですかねえ。男の人が、お金稼げないのなら、奥さんが、稼いだって」

私「障害者の場合、それは、切実な問題だ。以前計算して見せたように、障害者が、経済的に自立するのは、不可能だ。健常者の配偶者を見つける以外ない」


結弦「見つかるの?」

私「私の場合、現在、麻友さんというガールフレンドがいる」

若菜「新横浜のデイケアのときの常田さんは、結婚してたから、無理だった。でも、そういえば以前、『ビックリさせます』の投稿で、

『立てば芍薬の女の人と、デートした場合、ラヴホテルって、いくらくらい掛かるか、調べたら、12万円以上だった』

と、うっかり書いている」

私「あれは、うっかり書いたのではない。意味があって、書いている。今日は、端午の節句だな。男の子のお祝いの日だ。じゃあ、女の子のお祝いの日は?」

麻友「桃の節句よね。3月3日」

私「私の手帳、見てごらん?」

結弦「高い手帳なんだよな。3月3日、町田法子さん69歳」

麻友「えっ、それ、歳も合ってるの?」

私「手帳を持つようになって以来、好きになった女の人は、以後振られても、書き続けている」

麻友「じゃあ、前橋汀子さんは?」

私「12月を、みてごらん」

結弦「12月11日、前橋汀子79歳」

若菜「お父さん。ウソじゃなかったんですね。怪盗ルパンの『結婚指輪』の様にするって」

結弦「でも、ラヴホテル探したって、怪しいよな」

私「週刊誌の記者が、渡辺麻友は、完全にシロだと、諦めたように、いくら調べても、何も出てこない。当時トントンで、調理の仕事に入っていた。私が、『立てば芍薬の女の人』という相対論の投稿で書いているように、絶世の美女ではなかった。だけど、横須賀高校を出ていて、多少は、科学の話もできた。好きになったことを示すために、女の人が、『のりこさん』と、呼んでいるので、私も、『のりこさん』と、呼んでいた。そして、向こうも、私が、どういう積もりなんだろう? と、かまをかけてきた。2センチ立方くらいの、小さな虹色のプラスチックのケースを、『綺麗でしょう』と、机に置いたのだ。『何の箱だろう』と、手に取ろうとすると、『ピルケース』と言って、バッグにしまった」

若菜「一応、ピルというものは、知ってたんですよね。お父さん」

私「1回目の入院より前だから、アフターピルは知らなかったけど、ピルは知ってた。だけど、そんなものを、女の人が、持ち歩いているなんて、想像もしてなかった」

結弦「それで、何が、分かったんだろう?」

私「簡単なことだよ。身体目当てで、近付いているんじゃないということだよ」

若菜「身体目当てって、どういうこと?」

私「クリスマスが、近付いていたんだ」

若菜「あっ、そうか」

結弦「それで、ラヴホテルの値段調べたの?」

私「違う。実は、調理の仕事は、私には、もの凄く負担だったの。だから、週に3日だけ、働いていた。それなのに、クリスマスイヴの前日、法子さんが、『明日も、来て下さいね』と、言ったのだ。二日続けては、辛かったが、調理に入った。帰り、駅へ向かうバス停に向かっていたら、法子さんがいなくなった。仕方なく、バス停で待っていたら、自動車で、スーッと来て、『他の人には、言わないでね』と言って、助手席に、乗せてくれた」

若菜「えっ、お父さん。それで?」

私「『今年のトントンは、まだあるんですよね』とか、しゃべって、ふと、クリスマスイヴであることに、気付いた。『法子さんは、誘惑してるのか? 先日もピルケースなんか見せてたし』と、思って、まず、『この車は、どこに向かっているのですか?』と、聞いてみた。法子さんは、『もちろん、太郎さんを送るために、逗子駅にむかっているんですよ』と言ったので、私は、安心し、『お宅へ帰られたら、ご家族が、待っていらっしゃるのですよね』と言ったら、『そうですよ』、ということで、一件落着。駅まで送ってもらって、帰って来た。ただ、葉山の町というのは、小さいので、『法子さんが、松田さんを乗せて、車運転してた』というのは、パッと噂が広まり、法子さんが、『いい年して』なんて言われてるのは、耳にした。それで、私も、そもそも、ラヴホテルなんていうものは、いくらくらいするのだろう? と、調べたけど、法子さんにはその後、振られてしまって、その情報は、日の目をみることが、なかった」


麻友「その法子さんに振られた後、もうひとり、職員さんを、好きになり、入院するとき、先生に話したのだったと聞いている」

私「甘粕統子(あまかす のりこ)さんという職員さん。トントンって、障害者のところだから、気まぐれに来る人も多くて、大抵、お昼の食事が、足りなくなって、『じゃあ、私、外で食べてきますから。これ、食べて下さい』と、甘粕さんが、譲ることになった。じゃあ、外で食べてくるのかと思いきや、職員の仕事は多く、食べに行くなんてことは、できないのだった」

結弦「つまり、食いっぱぐれるってこと?」

私「そう」

麻友「私、不思議に思うのよね。以前話題にした、スポーツ新聞の、こじらせおじさん、の場合、高校でのフォークダンス以来、女の人に、近付いてない、ということなのよね。でも、太郎さんの場合、色々と、女の人に近付いている。私になんか、猛アタックかけてる。それなのに、女性経験ゼロって、どうやったらそんなことが、できるの? キスもしてないんでしょ?」

私「結局、私に取っては、身体目当てで、近付く必要がないからなんだよ。相対論のブログの『ハグされちゃった』のときの人だって、あのまま、キスもできたかも、知れない。でも、私の側が、このレヴェルの頭の女の人じゃ、物足りないから、人生の伴侶にはできない、と思っているから、そこから先に、進めなかったんだよ」

麻友「じゃ、私、責任重大じゃない」

結弦「お父さんが、勉強教えている理由が、分かった」

若菜「結局、こういうことなんじゃ、ないですか? お母さんに、働いてもらうけど、お母さんに、科学の色んな説明をすることで、充実した夫婦生活を送りたいと」


私「2020年の頃、あと6年後にお金がなくなると、言ってた。もう2022年だから、4年後になっている。最近、話してなかったが、諦めたからではない。もう信じてしまって、敢えて言う必要が、なくなっちゃったんだ」

麻友「暗号が、解けるとか言ってたけど」

私「暗号の問題は、なんとかなるでしょう。ところで、新型コロナウイルスのワクチンにしたって、これを接種しないと人間が死ぬ、となったから、全員に無料で、受けさせてあげたんでしょ。本当に必要なことならお金はどうでも良くなるんだ。ただ、お金がないと、今の世の中では、良い教育が、なかなか受けられないんだ。これが、もの凄く大きな問題なんだ。先日、ありとキリギリスで、私が、ありなのかどうか論じたとき、『恵まれていたからね』と、言った。母が働かなくとも、大丈夫なくらいの父の収入があった。これが、どれくらいかは、大学入学時に、奨学金がもらえないほどだったということなんだ。しょうがないから、父は、旭硝子(現AGC)の奨学金で、400万円借りて学費にあてた。その400万円が、どうなったかというと、私が、障害者手帳を取得したとき、発病(1994年)に遡って、障害年金が支払われ、それが、ほぼ400万円だったので、奨学金の返済にあてた」

若菜「お父さん。本当に、ついてるんですね」

私「400万円なんていう大金は、そう返せるものではない。だけれども、大学に入った人のほとんどが、奨学金を貸与という形で受け取り、卒業後、何十年もかけて、返済している」

結弦「アーベルは、貧しかったっていうけど、奨学金をもらっていたのかな?」

私「アーベルの伝記にも、そのことは、何度も出て来る。なんとかして、数学のポストに就きたいんだけど、席が埋まっていて、定職に就けず、家庭教師をせざるを得ない。奨学金は、ヨーロッパ留学に対しても受け取っている。これは、給付だったようだけど、いずれにせよ、多額の負債がある。アーベルの才能を見殺しにしたノルウェーは、各国の非難を浴び、やっと2003年になって、アーベル生誕200年でアーベル賞という賞を作った。アーベルは、ベートーヴェン交響曲第2番の年、1802年生まれ、だからね」

麻友「太郎さん。そのアーベル賞を、もらえないの?」

私「とんでもない。まだ、日本語の教科書読んでいる私には、そんな業績は、ない」

麻友「太郎さんに取っては、どれくらいの差があるか、分かっているんでしょうね」

私「例えば、大学3回生のとき、Atiyah-Singerの指数定理(アティヤー-シンガーのしすうていり)、というものが、場の量子論で、役に立ちそうだと、気付いた。日本語の本で、その定理の証明が書いてある本は、なかった。仕方なく、英文の講義録として、数学科の図書館にあったものを、借りだし、全文コピー。その講義録、今でも持っているよ」

麻友「それで?」

私「2004年のアーベル賞は、アティヤーとシンガーに与えられた」

若菜「お父さん。1993年に、もうその定理の凄さに、気付いてたってこと?」

私「そうじゃなくて、私が、大学3回生で、もう凄い定理だと気付くぐらい、凄い定理を証明しなきゃ、アーベル賞はもらえないってことだよ」

麻友「その定理の証明は、その後、日本語になったの?」

私「見かけは違うけど、これ」

結弦「うわー、お父さん。持ってる」

麻友「確かに、アーベルに憧れるだけあるわね。数学者の間で、アーベルって、どれくらい評価されてるの?」

私「高木貞治は、こう書いている」

の、163ページ。


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 上記アーベルの方法は着意に於て極めて単純である.それはオイラーが三角函数に関してなした所のものを,最も自然的に楕円函数の上に拡張したのである.ガウスヤコービのような難渋なる帰納や模索の痕跡もなく,何でもない事のように凡てがすらすらと進行する.それがすらすらと行ったのは,アーベルの非凡なる天才に由るのである.


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               (第20章 初発の楕円函数論 より)


麻友「うーん。太郎さんが、私に厳しいわけね。アーベルにキルヒアイスを重ねる太郎さん。本当に、太郎さんと私の道は、交わるのかしら」

私「もう、4600文字にも、なってしまったので、今日は、ここまでとする」

結弦「アティヤー-シンガーの指数定理。面白かったよ」

麻友「じゃあ、おやすみ」

若菜・結弦「おやすみなさーい」

私「おやすみ」

 現在2022年5月5日20時21分である。おしまい。