女の人のところへ来たドラえもん

21歳の女の人と43歳の男の人が意気投合し、社会の矛盾に科学的に挑戦していく過程です。                    ブログの先頭に戻るには、表題のロゴをクリックして下さい。                                   数式の変形。必ずひと言、添えてよ。それを守ってくれたら、今後も数学に付き合ってあげる。

数学の勉強

 現在2022年2月28日19時57分である。2022年5月31日22時36分加筆し投稿する。(この投稿は、ほぼ4301文字)


 研究者注


 実は、この投稿の一部を、

molecular-biology-of-the-cell.hatenablog.com

という投稿で、後で、そのまま使ってしまっていたことが、分かりました。白けさせちゃって、ごめんなさい。


 注終わり


麻友「太郎さんを、本気にさせるのって、どうしてこう、面倒くさいの?」

若菜「必ず、色仕掛けで、やらないと、駄目だし」

結弦「この投稿だって、元の題は、『何のために働くのか、何のために勉強するのか』だったし、その前に、『私、セクハラしたことが、あります。』という題でも書いてた」



 これです。

『何のために働くのか、何のために勉強するのか』

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 現在2022年2月28日18時49分である。

麻友「また、随分大げさに」

私「先日から、気になっている、エイブラハムと、マーズデンの、『力学の基礎』なんだが、

私が訳したとして、果たして読む人が、いるのだろうか? と、疑問に思った」

若菜「それと、お父さんは、先々週の新聞を見て以来、倫理というものは、どうあるべきなのか、考えていましたね」

私「日本からは、縁の遠い話だが、ウクライナで、戦争が起こっている。今どき、戦争などという古い手段を使わねば、平和を保てないなんて、人類は、もっと進歩したのではなかったのか」

結弦「もうひとつ、気になってたな」

私「男女差別・セクハラが、いつまで経っても、なくならない。少なくとも、新聞やテレヴィを見ていると、そう思える。どちらも、古くからある問題だが、人類が進歩しても、なかなかなくならない。これも、倫理の問題だ」


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以上が、『何のために働くのか、何のために勉強するのか』の書きかけだった原稿。



次が、『私、セクハラしたことが、あります』


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 現在2022年2月25日21時01分である。

麻友「また、最初に断れば、そういう話題をしていいと、決めてあったからって」

若菜「誰に、セクハラしたって言うんですか?」

私「かなりの人数だろうが、誰に対してか? というのは、あまり問題ではない」

結弦「誰かをぼかして、逃げようというのですか?」

私「そういう、逃げようという気はない。ただ、私が、中学3年の頃(1986年)、男女雇用機会均等法というものが生まれ、同時に、セクハラ(セクシュアルハラスメント)という言葉も、使われるようになった」

麻友「それで、何を、問題にしたいの?」

私「セクハラでは、女の人が、被害を受けることが多い」

若菜「そうですね。弱い立場ですからね」

私「ただ、皇族のお姫様でもなければ、一度もセクハラを受けたことがない、という人は、珍しいのではないかと思う」

結弦「本当のところいうと、眞子様に対する、週刊誌の報道だって、セクハラだよな。あそこまでやっちゃ」

私「そこのところを、言いたいんだよ。弁護士達に、持ち上げられて、嫌々セクハラされたと、裁判する女の人達が、絶えないが、セクハラされたことのない女の人なんて、いない」

若菜「ただ、倫理というものを、徹底させるには、悪いことは、悪いと、裁かなければならないのでは、ありません?」

結弦「一体、何が気になって、この投稿を、始めたの?」

私「実は、先週の土曜日(2022年2月19日)の朝日新聞を、読んでいて、『兄に性的なおもちゃにされていた』という女の人の書いたものを、読んだからなんだ」

若菜「それは、セクハラより、深刻ですが」


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以上が、『私、セクハラしたことが、あります』の書きかけだった原稿。


 さて、『数学の勉強』に戻って、

結弦「えっ、お父さんが、妹さんに、暴行したということではなく?」

私「妹や弟を、いじめたことは、かなりあるけど、性的なおもちゃにした。というようなことは、流石にない」


 元に戻って、

麻友「太郎さんを、本気にさせるのって、どうしてこう、面倒くさいの?」

若菜「必ず、色仕掛けで、やらないと、駄目だし」

結弦「この投稿だって、元の題は、『何のために働くのか、何のために勉強するのか』だったし、その前に、『私、セクハラしたことが、あります。』という題でも書いてた」

私「スイッチが、入るまでが、時間食うんだ。実際、『数Ⅲ方式ガロアの理論』のガイドブックも、書く書くと言いながら、どうしても、始められない」

麻友「それで、『何のために働くのか』とか、『何のために勉強するのか』とか、言ってたのね。働くのは、お金を稼いで、生きていくため。勉強するのは、働くための技術を習得するため。だから、勉強するのは、生きていくためよ!」

私「麻友さん若いから、そうやって、生きていられるんだな。でも、例えば、今年81歳になって、少なくとも100歳までだって生活できるだけの蓄えのある父に取って、何かを勉強するのは、なぜだろう?」

麻友「ああ、太郎さんのお父様、勉強好きなのよね」


私「いつも、本のリスト入れているから、どんな本が好みなのかは、ある程度知っている。私が、高度な数学まで、知っているのに、易しい、『数学ガール』なんて読みたがるのと同じように、父も、自分が開発に携わった人間のひとりであるほどなのに、液晶の易しい啓蒙書なども、読みたがる。後、こっちの方は、私は、良く分からないのだが、無機化学の本は、良く読んでいた。それから、今でも働いている会社のために、採用のワザとか、経営のワザとか、そういう本を、読んでいる」

麻友「お父様が、液晶を作ったの?」

私「液晶という物質自体は、19世紀に発見されているんだけど、20世紀に入って、ほとんど電力を食わないのに、ディスプレイにできるということになり、今はなくなってしまったが、父のいた会社である、オプトレックスという会社の主力商品だった。私が生まれるときと、妹が生まれるとき、ヘルパーさんが派遣されてきたんだけど、『旭硝子の研究所にいらしたんですか? あそこの人は、もの凄く優秀な方ばかりで・・・』という言葉もあり、旭硝子(現AGC)が、大きい会社だったから、私の今もある」

若菜「液晶の話は、それだけ?」

私「父が広島の三次(みよし)に転勤になったのは、広島オプトという子会社があったからなのだが、三次の父のところに行ったとき、『これ、なんか、アイディアあるかな?』と言われた。麻友さん達も分かるだろうが、液晶って、今、1000かける1000画素くらいで、100万画素くらいあるじゃない。それを、縦方向と横方向から電流を流して、交わっているところの画素を点灯させるんだって。ところが、それをやると、問題の画素だけじゃなくて、通り道の画素も、点いちゃう。それを、防ぐために、何カ所かに、トランジスターを、付けて、誤点灯を、防ぐのだという。どうトランジスターを配置したらいいか」

結弦「そんなの素人が、分かるの?」

私「『良く分からないけど、画素全部にトランジスター付けたら?』と、言ってみた」

麻友「また太郎さんの無責任な、意見」

私「父は、『それやっちゃうと、歩留まりが悪くなっちゃうんだよな』と言い、『全画素ってことは、100画素かける100画素の場合、10000画素付けるわけだろう。そうすると、1個でも不良品があると、全部駄目になっちゃうんだ』と言った」

麻友「ああ、1個だけピカッっと点いてる点とか、見たことある」

私「そう。現在のディスプレイの標準は、TFT(thin film transistor)液晶という、私の言った方式を採用した液晶なんだ」

若菜「お父様が、採用したということ?」

私「技術が上がって、1個1個トランジスターを付けていても、全部正常に、できるようになったのだと思う」

麻友「お父様の話は、液晶の話をしたかったからだけではないわね。何を、話したかったの?」


私「液晶なんて、今でも、最先端の科学だし、『太郎さんのお父様は、凄く数学も、優秀なのだろう』と、麻友さんは、思うかも知れないが、『フーリエの冒険』より、ちょっと難しくなると、もう分からなくなるぐらいなんだ」

若菜「それは、言い過ぎなんじゃ、ないですか?」

私「シンガポールにいたとき、送ってくれと言ってきた本は、

という本。まあ、フーリエ解析という数学自体は、そんなに底の深い数学ではないから、どの本でも良かったのかも知れないけど、少なくとも、麻友さんが、私としゃべる感覚で、『連続体仮説が』とか、『選択公理が』なんて、言ったら、父は、困っちゃうからね」

結弦「大学の理学部で、半年にせよ、数学を専攻したお父さんは、半端じゃないんだね」

麻友「そこまで、私に、行けというの?」

私「麻友さんの前に、すでに、ガロア理論という展望が、開けている。これは、代数学の展望だ。これからさらに、多様体という展望が、開ける。これは、幾何学の展望だ。さらに、物理学との兼ね合いで、微分方程式という展望が、開ける。これは、解析学の展望だ。私と、結婚しなくとも、これは、私からの、最高のプレゼントだ」

麻友「結婚に関してなんだけど、太郎さん、子供は、作れないと、思っている?」

私「先日、ポートの職員さんに、堕胎罪の話などをしたとき、


職員さん「無理に、子供を産むのは、産まれてくる子供に、可哀想って、言う人がいるんだけど、私は、そう思ってなくて」

私「でも、私は、統合失調症で、これは、100%遺伝しますから。まあ、将来、統合失調症も治せるようになるかも知れないですけど」

職員さん「そうでしょ」


と、言われて、私の遺伝子を残すことに、意味があるのかな? と思った」

麻友「太郎さんの、子供を、産みたいのよ。価値観、180度ひっくり返して」

私「いきなり、とんでもない話になったな。麻友さんの芸能界引退から、2年経って、初めて、麻友さんの本心に触れたのかも知れない。今日は、これで、終わりにしよう」

麻友「おやすみ」

若菜・結弦「おやすみなさーい」

私「おやすみ」

 現在2022年5月31日23時44分である。おしまい。