女の人のところへ来たドラえもん

21歳の女の人と43歳の男の人が意気投合し、社会の矛盾に科学的に挑戦していく過程です。                    ブログの先頭に戻るには、表題のロゴをクリックして下さい。                                   数式の変形。必ずひと言、添えてよ。それを守ってくれたら、今後も数学に付き合ってあげる。

まゆ✕ゆき✕りん

 現在2022年6月6日20時32分である。(この投稿は、ほぼ2954文字)

麻友「なに、バカなこと、やってるのよ」

私「いや、実は、今日まで、あのUWC(ユナイテッドワールドカレッジ)ISAK(インターナショナルスクールオブアジア軽井沢)の小林りんさんの、旧姓を、知らなかったんだ」

若菜「そう言えば、Wikipedia にも、りんさんの旧姓は、ないですね」

私「暗い過去のある、女の人にとって、結婚して、姓が変わるのって、過去と縁を切って、新しく生まれ直す、絶好の方法だったのかも知れない、と気付いた」

結弦「それは、暗い過去が、ある場合でしょ。一般には、夫婦別姓とかして、自分の姓を、変えたくなかったんでしょ」

私「まあ、それは、思いつきとして、別に、りんさんが、暗い過去を、持っていたわけではない。ただ、偶然、りんさんの講演を、活字にしたもので、りんさんの旧姓が、『渡辺』であることが、分かったんだ」


麻友「ああ、とうとう分かっちゃったか。そう、小林りんさんは、遠い親戚なの」

私「私は、2015年の4月に、ふたりの『渡辺さん』を、好きになっちゃったのか」

結弦「それで、渡辺麻友さん、柏木由紀さん、渡辺りんさんで、『麻友由紀りん』だね。と、しゃれたわけだね」

私「ここだけ読んだ人、分からないから、書いておくと、『まゆゆきりん』というのは、渡辺麻友さん(あだ名は、まゆゆ)と、柏木由紀さん(あだ名は、ゆきりん)が、ふたりで何かを(歌ったり、本を書いたり)するときの、ニックネームです」

若菜「それが、分からない人、このブログ読んでないと思います」

私「まあ、いきなり、検索エンジンで、ここが、引っ掛かることもあるから、誤解は避けようということで」

麻友「それで、あんな題で、投稿書き始めて、どう収束させるのよ」


私「私が、本当に、頻繁に、辞書を引いているのは、知っているでしょ」

麻友「分からない言葉があって、辞書がそばにあるのに、引かなかった回数は、引いた回数より少ないとか、豪語してたわね」

私「今日、先日の、若菜の『生化学宣言』を、受けて、生化学の教科書は、どれが、良いのかな? と、調べていたんだ」

若菜「じゃあ、電子辞書じゃなくて、インターネットじゃないですか」

私「まあ、聞け。私が、見て、良さそうだと思った、生化学の教科書は、訳されているのでは、

ハーパー生化学(第30版)

原著は、8月5日に第32版が、出る。

これ」

若菜「そんな、8月のことまで、分かっちゃうって、どう検索したら、出てくるんですか?」

私「高額な教科書を買うようになると、嫌でもそういうワザが、身に付く」

麻友「高額って、確かに、1万円以上するわね」

結弦「そう言えば、お父さんが、『細胞の分子生物学(第7版)』が、3万円より下がるよ。と、言ってたけど、本当に、1万4千円くらいになってる」

私「そういうのを、検索しているとき、こんな本が、あった」

若菜「イミュノロジーって、何ですか? お母さん、知ってる?」

麻友「知らない。太郎さん、電子辞書、引いたのね」

私「immunology には、『免疫学』という訳語が、与えられているけど、それ以上、何の説明もない」

結弦「免疫か、つまり医学の専門用語」

私「こういうわけが分からない単語の場合、浪人していたとき、京大や東大の文章を訳すとき開発した手法で、語尾を変化させて、少し短くするといいんだ。この場合、immunity と、やったら、

immunity n 免疫(性);(法的)免除、免責、免除[免責]特権;( (教会の) )不入権、俗務免除;( (危害・有害物から) )免れていること、安全であること。

というのが、引っ掛かった。これ、面白くない?」

若菜「ほとんど、同じ言葉の繰り返しですけど、俗務免除って、何ですか?」

私「これ、本当は、俗務免除(ぞくむめんじょ)なんていう、日本語は、ないんだ。だから、日本語の辞書には、ない。だからって、しょうがないから、俗務(ぞくむ)と、引くと、

俗務(ぞくむ) 世間の俗事。世俗の煩雑な事務。

と、出てきて、俗務免除は、まるで、煩雑なやりたくないような俗事から、許されている、特権階級の人が、いるみたいに、読めてしまうよね」

若菜「お父さんの頭だと、それくらい軽く妄想しますね」

結弦「簡単に、辞書の旅で、大冒険」

麻友「でも、その妄想は、収まったのね? 今、薬飲んだから」

私「いや、母から、薬のメールが来ないと、催促のメールが、来たから」

麻友「もし、打ち消されなかったら、その妄想は、どうなるの?」

私「検証待ちの、仮説のひとつとなる」

麻友「えっ、じゃ、もの凄く、危なかったんじゃない」

私「検証待ちの仮説なんて、おびただしいほどあるから、1つ増えても、そんなに、問題には、ならない」


若菜「それで、俗務免除は?」

私「キリスト教などで、司祭や聖職者が、例えば町内会の盆踊りの準備などを、免れられる。というようなことなんだ。こんな派生語まで全部辞書に入れられないから、昔は、困ったよね」

麻友「でも、今でも、『俗務免除』って、ググっても、出てこない。これ、リーダーズの英和辞典書いていた人が、日本語作っちゃったんじゃない?」

私「そういうとき、特権階級の人がいるとか、すぐ妄想しちゃう私は、やっぱり、統合失調症なんだね」

結弦「でも、お父さんは、新しい根拠が現れると、頭を切り換えられるところは、救われているよね」


私「若菜。生化学の教科書は、どれが良いか、本当は、分からない。日本人が書いた本なら、最新のことが、書いてある。だが、洋書の方が、良いものがあるのは、確かだ。まず和書で、勉強した後、洋書に挑戦するのが良いだろう。それに、生化学では、実験で、結果を出すことが、求められる。この点に関しては、私は、寡聞にして知らない。道を切り開いて欲しい」

若菜「本を、調べてくれてありがとう。お父さんの見付けてくれた本は、今の私には、ちょっと難しいかも。色々、挑戦してみるわ」


私「ふたりの渡辺さん。2015年1月15日にみなと赤十字病院を退院してきて、4月にもう、一方とは、ビジネスについて教えてもらう人となり、一方とは、ぞっこん惚れ込む仲になった。いまでも、鶴見のCIAL のくまざわ書店に行ったときは、『日経ビジネス』見ているんだよ」

麻友「太郎さんに取って、私が、あんまり数学が分かっていないのは、問題ではないのね。『分からぬのなら、分からせてみしょう、数学・物理』と、言うわけね。でも、太郎さんの絵は、本当に下手。私が描いてあげるわよ」

私「その言葉を、待っていました。今日は、これで、終わりにしよう」

麻友「おやすみ」

若菜・結弦「おやすみなさーい」

私「おやすみ」

 現在2022年6月6日23時33分である。おしまい。