女の人のところへ来たドラえもん

21歳の女の人と43歳の男の人が意気投合し、社会の矛盾に科学的に挑戦していく過程です。                    ブログの先頭に戻るには、表題のロゴをクリックして下さい。                                   数式の変形。必ずひと言、添えてよ。それを守ってくれたら、今後も数学に付き合ってあげる。

塩田さん、ちょっと来て来て

 現在2022年7月4日18時12分である。(この投稿は、ほぼ1390文字)

麻友「今日は、通院だったのよね」

私「入院なんてことには、ならなかった。自分でも、入院する可能性は、ないだろうと、1冊しか、数学の本を持って行かず、ノートすら持って行かなかった」

若菜「研究ノートは?」

私「ああ、それは、持って行ったけどね」


結弦「上の題名は?」

私「何か発見したときなどって、それに勢いをもらって、他の問題も、解けることが、多いんだ」

麻友「6月20日の忘我の喜びのとき?」

私「あれは、それほど、凄い発見ではないけど、その6月20日の発見のとき、ポートの職員さんの塩田さんに、話しかけたくなった」

麻友「『塩田さん、ちょっと来て来て』って?」

私「そう。そのとき、塩田さんに、『塩田さん、ちょっと来て来てって、言って、塩田さんが、もし、何だろうと思って、ここへ来たら、なんか私が、魔力を使って、塩田さんを、近付けたみたいじゃないですか。でも、本当は、言葉で言っただけですよね。今の物理学って、こういう普通の物理学で扱う力で、説明できないことを、調べようとしているんです』と、言ったのだ」

結弦「それで?」

私「この言葉は、私が、現在の世界で、『トリビアルでない解が、存在することを、証明できていない』と、叫ばれていることの、意味が、分かったことを、表しているんだ」

若菜「証明できていないということが、分かった?」

私「ミレニアム問題の7問のうちの1つなんだ」


ヤン–ミルズ方程式と質量ギャップ問題 (Yang–Mills and Mass Gap)

任意のコンパクトな単純ゲージ群 {\mathrm{G}} に対して、非自明な量子ヤン・ミルズ理論が {'\mathbb{R}^4} 上に存在し、質量ギャップ {\Delta > 0} を持つことを証明せよ。


麻友「これが、解けたというのではなく、この問題の意味が、分かったと言うことなのよね?」

私「もちろん、そう」

結弦「でも、意味が分かるだけでも、十分凄い。トリビアルでないって?」

私「当たり前っぽそうなことや、つまらないことを、トリビアとか、言うじゃない。それで、数学では、方程式の解とかで、ずっとゼロのままの空間などの解を、トリビアルな解というんだ。例えば、動物のいない世界なんて、些細な解で、トリビアルな解と、言えたかも知れない。でも、この世界を表していると、言われている物理学の方程式で、トリビアルでない、つまり非自明な解を有するものが、あるということを、証明せよ。というのが、このミレニアム問題なんだ」

若菜「つまり、この世界では、言葉だけで、人を動かせるのに、そういう物理法則が、見つかってないから、そういうことを起こせる、量子ヤン・ミルズ理論を、作れと」

私「問題というのは、拡張して解いても良いから、若菜の言うように、言葉だけで人を動かせるメカニズムを、解明しても良いかも知れないね」

麻友「あっ、凄い拡張。若菜、特待生並!」

私「この投稿は、これ以上触らずに、投稿しよう。みんな、ありがとう。おやすみ」

若菜・結弦「おやすみなさーい」

麻友「おやすみ」

 現在2022年7月4日20時22分である。おしまい。