女の人のところへ来たドラえもん

21歳の女の人と43歳の男の人が意気投合し、社会の矛盾に科学的に挑戦していく過程です。                    ブログの先頭に戻るには、表題のロゴをクリックして下さい。                                   数式の変形。必ずひと言、添えてよ。それを守ってくれたら、今後も数学に付き合ってあげる。

屈折するはずだよね

 現在2022年7月21日19時59分である。(この投稿は、ほぼ3097文字)

麻友「働くことに関しては、言いたかったことが、言えたのね」

私「いきなり聞いても分からないかも知れないけど、『アドバンス・ラーナー』という日本語を、小林りんさん達が、作ったんだよね」

若菜「ラーンって、learn ですか? どういう意味でしょう?」

私「ときどき、外国で、小学生なのに、大学の卒業証書もらっている子供とか、いるじゃない。ああいう子供が、日本にもいるはずだから、そういう子は、もう小学校の頃から、アドバンス・ラーナーのための学校みたいなところで、他の子とは、別なスピードで、学ばせようと、国も巻き込んで、真剣に考えているんだ。私は、大学受験を良くしようとか言ってる、小林りんさんに、『大学まで義務教育にしなかったら、日本国民の同意が、得られないですよ』と、言ったりして、全国民の学力レヴェルを、もっと底上げしようと、意見を言ってきたんだけど、少なくとも、エリートあっての改革だということもあって、

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Lin Kobayashi | 小林りん
@linkobayashi
·
7月16日
息子との原体験、似たような状況で悩む大勢のお子さんや保護者さんたちに背中を押されて。アドバンス・ラーナーのためのプロジェクト始動します。まずは小学生対象に、来年1月開講予定。募集要項が複雑なため、7/17(明日)朝9時から無料オンライン説明会を開催させて頂きます。

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という、微かなツイートが、あった」

結弦「結局、お父さんごときが、労働を、なくそう、なんていくら言っても、何も変わらないんだね」

私「意見を、言うこと自体には、意味がある。多分、小林りんさんも、分かっているのだと思う。だから、労働の話は、前回のでおしまい」

若菜「おーっ」


麻友「それで、今日の話は、もう、何年も前から、準備してあったのよね」

結弦「お母さんと、さよならの、最後を飾る?」

私「あんなこと、許さないからねえ。まず、調べる問題は、

の、1番最初のページ」

若菜「あっ、校閲してる。ちょっと、ブレてて、読みにくいけど、

{入射角>屈折角}

の下に、

『これだけ覚えると、まずいな』

と、プリン君のシャーペンで、書いてる。恐らく、これを書き込んだ日付も、分かるんじゃないですか?」

私「良い勘してる。2018年12月14日11時41分35秒に、次のページまで、読み終えたと、メモがある」

結弦「そのページは?」

私「今、余り、関係ない。ただ、


見るものが焦点距離よりも

近ければ(内側にあれば)虚像が見えて、

遠ければ(外側にあれば)実像が見える。


という記述が、私には、信じられない(実像が見えるって、どういうこと?)ので、今回は、ここまでで、話を完結させることにした」

結弦「僕も、高校受験で習ったから分かるけど、ガラスの側から、空気に光が出ていく場合なら、

{入射角<屈折角}

と、不等号が、逆になるんだよね。光を、逆進させてみれば、分かる」

私「その程度のことが、分かっていないと、今日の問題は、楽しめない」

若菜「問題を、楽しむんですか?」

私「孔子の言葉に、あったでしょ。『これを楽しむ者にしかず』って」

結弦「屈折とか、反射とか、小学校でも、習うんだけどさ、ちょっと、聞きそびれていることが、あるんだよね。例えば、水の中から、光が出るとき、それが、屈折して、でていく場合が、あるでしょ」

私「こういう場合だな」

結弦「そうそう。それで、もっと、入射角を大きくして行くと、屈折角が大きくなって、水面に、寝ちゃうんだよね」

私「こうなるんだよな」

麻友「あっ、太郎さん。分かってる。そうなのよ、AKB48中学理科の問題集にも書いてあるけど、屈折する場合には、一部反射するものも、あるのよね」

結弦「違うんだよ。僕が、聞きたいのは、もっと、入射角を、大きくしたら? って、言うことなんだよ」

私「相当良い参考書でも、開かない限り、こんな絵は、載っていないだろうと思うけど、見せるよ。結弦が、言ってるのは、この次の2つの絵のうち、下の方のことだろ」

結弦「そう。この場合、全反射っていう言葉は、習うんだけど、水面に寝るくらいに、屈折してた光が、ほんのちょっと、水面の下を、スレスレに、水の中を進んでいるはずなのに、どの本にも、この絵がないんだ」

麻友「聞いてみたいわ。太郎さんは、いつ分かったの?」

私「大学に入ってからだ」

若菜「お母さん。なんか、嬉しそう」

私「そりゃ、特待生だものな」

結弦「どういうこと?」

麻友「小学校のとき、不思議に思ったから、先生に、質問したのよ。『どうして、反射だけでなくて、下へ、屈折して降りてくる、光は、ないんですか?』って」

若菜「そんなのに、答え方、なんて、あるんですか?」

麻友「小学校の授業で教えることで、先生が、分かってなかったら、問題になるわよ」

結弦「どう、説明してくれたの?」

麻友「こう言ってくれたの、

先生「渡辺さん、良い質問ですね。まず、水の側に反射する光が、屈折することは、ありません。そもそも、水の中や空気の中で、光の進む速さが、少し違うので、屈折ということが、起こるのです。だから、水の中から、空気中に出ていくときは、屈折しますが、ほんのちょっと水面スレスレでも、水の中に戻る場合は、あくまでも、反射の角、つまり、入射角と同じ、反射角で、反射するんです。今、全部、分からなくても、中学でも、高校でも、屈折は習いますから、きっと、そのうち、分かりますよ」

ってね」

結弦「質問するって、大切なんだな。ところで、お父さんが、『相当良い参考書でも、開かない限り、こんな絵は、載っていないだろうと思うけど』って、言ってるけど、どういうこと?」

私「ああいう図は、本当は、出版しちゃいけないんだ。小学生くらいで、私のブログを読めもしない子供が、結弦と同じような疑問を持って、あの絵を見て、あれが、実際には起こらない絵だと言う私の注意も読まずに、やっぱり、水面スレスレに屈折するよなあ、と思ったりしたら、それは、困ったことになるんだ。だから、私は、敢えて、あの最後の絵で、有り得ないはずの、降りてくる屈折の光に、矢印を付けなかった」

麻友「太郎さん。調子良すぎると思ったら、朝の薬も、夕食後の薬も、飲み忘れていたんだって、もう寝た方がいいわ。十分問題を、楽しんだわ」

私「問題を、楽しむということが、分かってもらえて、嬉しい。じゃあ、おやすみ」

若菜・結弦「おやすみなさーい」

麻友「おやすみ」

 現在2022年7月21日22時42分である。おしまい。