女の人のところへ来たドラえもん

21歳の女の人と43歳の男の人が意気投合し、社会の矛盾に科学的に挑戦していく過程です。                    ブログの先頭に戻るには、表題のロゴをクリックして下さい。                                   数式の変形。必ずひと言、添えてよ。それを守ってくれたら、今後も数学に付き合ってあげる。

日本語教育事典

 現在2022年7月29日21時08分である。

麻友「えらい。21時前に、寝る前の薬、飲んだ」

私「本当は、ブログを、何時間も、書いていたいんだけど、薬の写真撮って、母に、『今から飲むよ』と、メール送るから、22時過ぎたりすると、母もう寝てるんだよね」

若菜「そんなに、眠い眼で、返信書くほど、お子さんが、大切なのですか? (プッ)」

私「まあ、ひとりで、生きて行かれるか、危なっかしい息子だからね」


結弦「この『日本語教育事典』というのは?」

私「昨日の国際宇宙ステーションの話で、なぜお金に拘ったかの理由に、高橋みなみさんが中学の制服を、古着を買って、家庭を助けた、というエピソードを聞いて、そんなに貧しい人が、今のこの日本に、いるのか。と、ショックを受けた話を、書いた。それに対し、麻友さんが、


麻友「たかみなが、喜ぶは」


と、答えた。書きながら、『喜ぶは』なのか、『喜ぶわ』なのか、どちらだろうと、疑問に思った」

若菜「お父さん、拘りますね」

私「『私は』は、正しく、『私わ』は、正しくない。だから、『喜ぶは』を、選んだ」


 昨晩、ここまで書いて、頭がフラフラするほど、眠くなり、ベッドへ行って、眠った。


 現在2022年7月30日11時37分である。眠ってしまっても、翌日、続きが書けることを、示すため、書いてみる。

麻友「本当は、何時に起きたの?」

私「7時20分頃、手帳のメモでは、『7:20 起きる。』と、なっている」

若菜「今まで、何してたんですか?」

私「シャワーを、浴びた。洗濯をした。バナナを食べた。新聞を買いに行った。これだけやれば、4時間なんて、あっという間に経つ」

結弦「確かに、そうか」

麻友「何か、太郎さんのしていることを、減らして、ゼミの本を読む時間を、こさえてあげられないかと、思ったんだけどねえ」

私「それは私自身、なんとかして『熱力学』の本を、眠くならずにはっきりした頭で、読めないかと、考えているよ」

若菜「その本は、難しいんでしょう?」

私「麻友さん達との、ゼミに、加えようかとも、考えてみた。難しいとは言っても、この本、『現代的な視点から』という副題が付いているように、今までの(つまり20世紀の)熱力学の教科書と、異なるアプローチをした本となっているので、今までの熱力学の授業や本で勉強した人にも、斬新で、ある意味、難しい本なんだ」

結弦「誰にとっても、難しいということは、お父さんにとっても、難しい?」

麻友「結弦。誘惑に、負けちゃ駄目よ。太郎さんは、すぐ、私達を、巻き込もうとするんだから」

私「実は、麻友さん達を、数学に、招待するのには、かなり成功している。だけど、物理学への招待は、あまり上手く行ってない。『宇宙の年齢を求める』や、『相対論への招待』や、『量子力学の冒険』。『力学』のブログ。など、いくつか書いたが、あまり好感触は、得てない。そもそも、麻友さん達は、『物理学って、結局、どういうものなの?』と、疑問に思っているぐらいなのでは、ないかと思う」


麻友「私の側から、そう言ったわけではないのに、どうして、分かるの?」

私「心が通じ合っているから」

麻友「バカ」

若菜「お父さんは、色んな人に、物理学の説明をしているから、『これは、伝わったな』とか、『これは、無理か』とか、分かるんでしょうね」

私「そういうことだね」


麻友「分かった。通じてる。太郎さんは、普通は、物理学の勉強は、力学から始めるものだけど、私達に、熱力学から、入門させてみようかと、腐心しているということなのね。熱力学って、面白いの?」

私「本当は、私は、熱力学を、深く勉強したことがない。中学2年のとき、朝永振一郎の『物理学とは何だろうか 上・下』を、読んだ。朝永さんが、エントロピーを、丁寧に説明しているが、微分を知る前の私には、難しかった」

若菜「良く、読めましたね」

私「これを、読めた理由のひとつは、家に、岩波新書の上巻と下巻が、揃っていたからなんだ」

結弦「ああ、バークレーの『電磁気』は、上巻しかなかったんだったね。お父さんが、上・下、揃えて買うのは、子供が生まれたときのためだったんだね」

私「中学3年になって、

を、読んだ。正直言って、分からない。そのときになって、朝永さんの本を、読み返したら、『あっ、こんなに丁寧に、説明されていたのか』と、ビックリした」

麻友「エントロピーというのが、熱力学の主題なの?」

私「ずっと昔、麻友さんが、『エネルギー問題ってあるのも確かよね。つまり、エネルギーって、なくなっていく・・・』と、言いかけた。あのとき、『ストップ。そう、結論を、急がない』と、言ったのだが、実は、物理学のエネルギーは、なくなっていかない。だが、『熱力学=現代的な視点から』の第9章で、次のように定義される {G} という量、

{dG=-SdT+Vdp+ \mu dN}

は、ギブスの自由エネルギーと呼ばれる量である。エントロピーを表している、{S} に、マイナスが付いていて、エントロピーは、常に増大するので、一方のギブスの自由エネルギーは、減少することになる(今、エントロピーだの、エネルギーだのという言葉に、一喜一憂する必要はない。この本の中で、十分説明して、定義も与えるから)。つまり、エネルギー問題で、なくなっていくのは、ギブスの自由エネルギーの方だった。ということなんだ」

麻友「えっ、そういう、本の第9章くらいまで読まないと、分からない話だったの?」

若菜「でも、私は、覚えてますよ。細胞の分子生物学のブログで、自由エネルギーというのが、ヘルムホルツの自由エネルギーなのか、ギブスの自由エネルギーなのか、分からないから、分からないことリストに、入れることにしたの」

私「そう。ヘルムホルツの自由エネルギーも、今、勉強中」


結弦「『エントロピーとは何だろうか』の次は?」

私「やっと、高校3年で、物理の授業で、熱について、習った。高校では、物理で、微積分を使わないことになっているから、私から見て、授業は、つぎはぎだらけ」

麻友「高校の授業は、朝永さんの本より難しかった?」

私「計算はするけど、あまり、分かった! という理解は、少なかった。正直言って、大学受験で、熱力学の問題が出たかどうかも、覚えていない」

若菜「あらあら」

私「入学後、1回生には、物理学の授業は、力学と、電磁気学の授業があった。2回生になって、熱力学の授業があり、

という本が、教科書だった。この本は、田崎さんの本を読み終わったら、是非読むべきことが、いっぱい書いてある」

結弦「以前、半導体統計について、書いてあると言ってた。コンピューターの仕組みが分かるの?」

私「責任持てない」

私「大学で、もうひとつ、

という本を、読みかじった。大学では、ここで、発狂、横浜へ戻ってくる。まず、取り掛かったのは、数学の立て直しと、物理学の立て直し。その過程で、

を読んだ。この、上・中・下は、リセットされた私には、かなり難しかった。次に、岩波の物理入門コースを、読んで行って、

を、読んだが、ひとつとして、頭に残ったものがない」

私「衝撃が走ったのは、2001年である。今までの、熱力学の本の書き方を、一新したという、

と、

を、手にした。どちらも、30ページくらいは、読んだ。さらに、数年して、

(これには、現在第2版がある)

も、出版された。それでも、熱力学より前に、相対性理論を、終わらせておきたい。という思いもあり、熱力学は、勉強しなかった。理由は、もう一つあって、

の442ページに、書いてあるような、パフ形式(全微分方程式とも言う)の解が存在し、積分因子とも呼ばれる。だけど、それを、曖昧にしたまま、

{dU=d'W+d'Q} 『物理学辞典(三訂版)』(培風館)1707ページから引用)

のように書く流儀の書物が多く、『嫌だなー』と、思っていた。この問題が、解消されたのは、今年(2022年)4月7日に、なってからである。解決してくれたのは、

この本であった」

麻友「新井朝雄さんが、喜ぶわ」


若菜「それでしたね。昨日、お父さんが、言いかけたの。眠っちゃっても、覚えてる。


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麻友「たかみなが、喜ぶは」


と、答えた。書きながら、『喜ぶは』なのか、『喜ぶわ』なのか、どちらだろうと、疑問に思った」

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疑問に思って、調べないお父さんではない。電子辞書引いたんでしょ」

私「引いたよ。でも、日本語の文法用語なんて、分からないし、『よろこぶわ』と引いても、『よろこぶは』と引いても、出てこないんだ」

結弦「それで、引き下がるなら、昨日、投稿書いているはずない」

私「そうだ。まず、

「『たかみなが、喜ぶわ』と『たかみなが、よろこぶは』とは、どっちが正しい?」

と、ググったが、出てくるわけない。それで、

「『喜ぶわ』と『喜ぶは』はどっちが正しい?」

と、ググった。そうすると、

 するは?~するわ?「は」と「わ」どっちが正しい?

という質問をした人の結果がヒットし、ベストアンサーが、


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ベストアンサー
bel********さん

2008/4/5 18:55

とても良い質問ですね。私は「わ」は終助詞のみで、文中に使われるのは「は」だと理解していました。

この質問に答えるべく、【日本語教育辞典】で調べたところ、正解は「わ」でした。
終助詞「わ」の用法には3つあります。
① 女性が主に使う柔らかい表現を表す助詞「会いたいわ。」
② 強い感動や驚きを表す。「人が来るわ、来るわ、まるで行列だ。」
③ 断言の語尾をやわらげる。「この分だと、明日は雨だわ。」

この辞典によると、悪いことを感情を強める「雨にぬれるわ、バスに遅れるわ、会社に遅刻するわ、散々な日だった。」という場合は、上記の②にあたると思われます。

ちなみに、「は」は主題・対比・強調・取立て・和らげ、などいろいろな場合に使われますので、強調の意味で「は」を使っている人が多いのでしょう。(私自身も「は」だと思っていました。)

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だったんだ。『日本語教育事典』なんて、私の電子辞書にも入ってないよ。そんなものが、あるなんて、存在も知らなかった。

 ちょっぴり、逆襲しておくと、『日本語教育辞典』というものは、なく。『日本語教育事典』でした。

 それで、結論として、私の場合は、「たかみなが、喜ぶwa」も、「新井朝雄さんが、喜ぶwa」も、麻友さんの言葉で、

① 女性が主に使う柔らかい表現を表す助詞

の用法だと分かり、一昨日の投稿に、修正を、施したというわけなんだ」

麻友「それ言うだけのために、5千文字近く、書いたの?」

私「麻友さんに、読んでもらおう。楽しんでもらおう。と、思うから、苦痛にならないんだよ。でも、これで、20時45分にスマホが鳴って、21時までに寝る前の薬を飲んでも、翌日続きを書けることが、証明された。心置きなく、眠れる。さしあたって、この投稿は、終わりにして、土曜日だから、母のところへ、新聞届けてくるよ」

麻友「じゃあ、バイバイ」

若菜・結弦「バイバイ」

私「バイバイ」

 現在2022年7月30日17時31分である。おしまい。