女の人のところへ来たドラえもん

21歳の女の人と43歳の男の人が意気投合し、社会の矛盾に科学的に挑戦していく過程です。                    ブログの先頭に戻るには、表題のロゴをクリックして下さい。                                   数式の変形。必ずひと言、添えてよ。それを守ってくれたら、今後も数学に付き合ってあげる。

下積み

 現在2022年8月1日20時54分である。(この投稿は、ほぼ4134文字)

私「ちょっと、もの凄く、真面目なことを、書く。覚悟しておいて欲しい」

麻友「珍しく、太郎さんが、トップにしゃしゃり出て」

私「今日、2つのことを、書く。

1.画家になるために、必要だと、母に、習ったこと。(信号機を待っているときでも、待ち合わせで待っているときでも、紙に線を書き続ける)

2.数学を学んでいて、どうしても、分からないものは、ある。そういうとき、もっと易しい本で、頭を慣らすのも、理解を進めてくれる。(例えば、ブルーバックスとか)

と、いうものだ」

若菜「最初のが、興味引かれますけど」

結弦「21時前に、寝る前の薬飲んで、お父さん、眠そう」

私「続きは、次回書く。おやすみ」

若菜・結弦「おやすみなさーい」

麻友「おやすみ」

 現在2022年8月1日21時28分である。おしまい。



 現在2022年8月2日3時12分である。

私「昨晩は、21時28分に、フラフラになり、寝てしまった。今日、1時51分に、起きた」

麻友「眠くなったら、寝るのよ」

私「うん」


若菜「昨日、画家がどうとか、書き始めてましたけど」

私「私の母が、絵を描く人間だという話はした。私が、中学の頃、母が、『絵の勉強する』と言った話はした。一応リンクは張るが、読まなくて良い」

27182818284590452.hatenablog.com

私「それから、母は、そんなにお金を取らない、絵の教室に通い出した。私が、広島へ行く前だから、2年くらい経った頃かなあ、母が、(確か、くのり先生という絵の先生から)『こうやって、修行したんだよ』と習ったことを、話してくれた。もう故人なので、漢字を調べようがない」

結弦「修行? 画家になるための?」

私「うん。ちょっと聞くと、パリに修行に行ったとか、思い浮かべるけど、もっと地道なこと。私なんかだと、シャーペンで、絵を描くときでも、筆で書くときでも、描いてるペン先や、筆の先を、見ているよね」

若菜「当然ですが」

私「母の先生は、それじゃ、ダメなんだと、2年くらい経ってから、教えてくれたというんだ。どういうことかというと、花の絵を描いているのなら、花を見ていなければならない。だから、今、自分が、紙のどの辺りにシャーペンを、当てていて、どういう角度で、線を引いているか、見ないで、感覚で分かるようになっているべきだと、言ったという」

若菜「言うは易く行うは難しですが」

私「先生は、それを、自分がどう身に付けたか、話してくれたのだという。先生は、若い頃、3年くらい、常に、紙と鉛筆を持っていて、バスを待っているときや、電車の中で、スーッ、スーッ、と、線を描き続けていたと言うんだ。初めは、曲がったり、思った角度で描けないことが、続いたが、3年もやると、鉛筆がどこにあるかなんて、見ないでも分かるようになったという。特に、真っ直ぐな線を、意識しなくても描けるようになった」

麻友「いい話ね。そうすると、お母様も、それをやった」

私「やったんだろうね」

結弦「それやるだけで、画家になれるの?」

私「修行の1つに、過ぎないよ」


麻友「太郎さんは、数学で、どんな修行をしているのかしら?」

私「これ、自慢でなく、恥ずかしい話なんだけどねえ。大学の発狂して帰ってくる寸前、私は、以下の本で、

ゲーデル不完全性定理というものを、勉強していた。京都から帰ってきてからも、本を全文写しして行ったのに、どうしても、分からなくなり、挫折した」

結弦「そんな話、聞いたな。それで、

に、切り換えたとか」

私「その切り換えのところが、問題なんだよ。実は、ゲーデル不完全性定理の勉強が中座して、私は、どうしよう? と、思った。そのとき、相対性理論の勉強のときを、振り返った。私は、最初から、専門書、

に、取り掛かったのでは、なかった。小学校6年生で、

を、買ってもらい、中学2年で、

を、読んでいる。さらに、高校に入ってからも、澤野先生に勧められて、

を、読み、高校2年で、林寛治先生から、

を、読んでくれと、言われている。高校3年では、

を読んでる。こうして、頭が慣れてから、内山さんの本に挑戦しているのだ」


若菜「そうすると、ゲーデルの一般向けの本を、読んでみた?」

私「そう。まず、屈辱を味わいながら、

の2冊を、読んだ」

麻友「上のは、ブルーバックスと言うところが、屈辱なのね?」

私「うん。野崎昭弘さんのも、証明が載ってない」

麻友「でも、この2冊を、読んでいるうちに、安井邦夫さんの『現代論理学』に、出会った」

私「そう。これが、今日、2番目に書くと、言ったこと。上手く行ってる人は、必ず、下積みがある。竹内結子主演の映画『はやぶさ』に出てくる言葉、『雌伏(しふく)』だよね」

結弦「50歳になって、まだお父さん、下積みしてるの?」

私「認知症になるまで、ずっと下積みだな」

結弦「アハハ」


麻友「でも、私、数学で、そんな修行する気ないわよ。太郎さんみたいに、数学好きじゃないし」

私「そう言うだろうと、思った。ここまで、修行しろとは、言わない」

麻友「数学なんて、嫌なのよ。数式見ただけで、虫ずが走る」

私「どこの国でも、そういう人多い。数学教育が、上手く行ってない。数学を、基礎から丁寧に、と、麻友さんに、『現代論理学(~その37)』も書いているが、論理学の必要性が、麻友さんに伝わっているか、疑問だ」

麻友「太郎さんは、

じゃ、ダメだと言うし」

私「今まで、たくさんの女の人と、付き合ってきた。失恋してばっかりじゃないかと、言うかも知れないが、その女の人達は、私に、アイディアをくれる。今、気付いたんだ」

若菜「どの女の人ですか?」

私「私が、ストーカーをした様になった、あの女の人だ」

結弦「ああ、家まで付いて行っちゃった人」

私「一応リンクを張るが、スルーして良い」

27182818284590452.hatenablog.com

麻友「もらった、アイディアというのは?」

私「ストーカーの後、大分経って、『メールアドレス変えたので、変更お願いします。『リング』の次の、『らせん』読みました。普通に面白かったけど、『リング』の様な、ワクワクは、なかったな』というメールを、もらった」

若菜「それいつですか?」

私「入院するより、前だから、7年以上前」

若菜「なんて、返事したのですか?」

私「返信してない」

若菜「どうして?」

私「他にも、ボーイフレンドいたかも知れないし、そもそも、好きになってはいなかったから」

麻友「脈あったのに」

私「いいんだよ。今日、アイディアをもらったんだから」


麻友「どういう、アイディア?」

私「眠りたいとき、面白くない本を、読むとか、『悲しい歌を聴きたくなった』みたいに、悲しい小説を読みたいことも、あるだろう。でも、多くの人が、本に求めるのは、『ワクワク』なのでは、ないか?」

若菜「だから、ミステリーって、たくさんありますものね」


麻友「分かった。ワクワクする数学の本を、書こう。或いは、ワクワクする投稿を、書こうと思い付いたのね。その女の子、私より年上だろうから、その女の人、なんという人だったの?」

私「由布子さん。という人だった。フルネームで書いて、もし結婚に差し障りがあったりしたら、問題あるから、姓は書かないことにする」

結弦「ワクワクさせる、数学の本って、どんなのだろう?」

若菜「計算が、辛くないくらい、ワクワクさせなければ、なりませんが」

私「このブログの約束は?」

麻友「『初めに種明かしします』よね」

若菜「じゃあ、『こんな結論が、出るはずなんだけど、確かめよう』とか?」

私「『数学ガール』の結城浩さんを、見習うのも、良いかも知れない」

麻友「こんなのどう? 物理学者のランダウは、論文の主題を見て、結論を隠して、自分で計算して、自分の答えと論文の結論が一致してたら、その論文は、良い論文と見なしていたそうじゃない。その結果を出していく過程を、『ランダウの計算』って、名付けない?」

私「私に、『ランダウの計算』を、やれと?」

麻友「できないの? 一番憧れている物理学者は、ランダウじゃ、なかった?」

私「もう。ランダウなんて…」

麻友「直近の『熱力学』から、始めたら?」

私「分かったよ。『ランダウの計算』、やってみる」

結弦「ワクワクさせるんだよ」

私「ハイハイ」

若菜「女の人もですよ」

私「女の人だから、違うのか? まあ、リケジョって、ほとんど分子生物学科だったりするけどね」


麻友「じゃあ、数学や物理学の下積みは、雰囲気も感じながら、具体的に、計算してみることね。本当に、ワクワクしながら、できるのかしらね」

私「取り敢えず、この投稿は、おしまい」

麻友「バイバイ」

若菜・結弦「バイバーイ」

私「バイバイ」

 現在2022年8月2日19時18分である。おしまい。