女の人のところへ来たドラえもん

21歳の女の人と43歳の男の人が意気投合し、社会の矛盾に科学的に挑戦していく過程です。                    ブログの先頭に戻るには、表題のロゴをクリックして下さい。                                   数式の変形。必ずひと言、添えてよ。それを守ってくれたら、今後も数学に付き合ってあげる。

約束だった数学(その2)

 現在2022年8月30日18時43分である。(この投稿は、ほぼ1751文字)

麻友「何っ? 検索して」

私「麻友さんの前で、ウソは、言えない。民主党が、政権取ったのは、2009年8月30日の衆議院議員選挙で、単独過半数を上回る308議席を獲得したとき。一方、私は、2001年10月、放送大学入学、8年半かけて、2009年3月卒業。放送大学統計学の教科書に『10割値上げだ』と書いてあったなんて、学歴詐称か? と思われたかも知れない」

麻友「私のために、調べてくれてたの」

若菜「2009年に、政権取ってるなら、教科書に載るはずないですね」

私「『自立支援医療 いつから始まった』とも、ググってみた。『平成18年4月1日』と、ある。これは、2006年ということだ」

結弦「民主党は、汚名を着せられていたわけだ」

私「このことに関しては、民主党に、謝罪しなければならない。ごめんなさい」

麻友「その教科書自体を、見つければ、解決じゃない」

私「統計学の授業は、いくつか取っていて、捨ててしまった教科書もある。文献を、掘り返した。

中央の赤い本に、『身近な統計』とある。

苦労して、掘り出したが、この教科書ではなかった」

麻友「どの教科書だったか、分からない。というのが、結論ね。でも、100円が、200円に、なったのは、紛れもない、10割値上げよ」

私「そう。他の人を、例にしては、申し訳ないが、この間のランダウの本で、


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 ランダウは,理論物理学の方法を自由に使いこなす稀有の才能に恵まれ,ほとんどどんな場合にも,原論文を参照せずに,自分のやり方で必要な結果を再現することができた.だがこのことは,いくつもの必要な引用を,この本から落としてしまう原因にもなっていた.


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             ランダウ=リフシッツ『量子力学1=非相対論的理論=(改訂増補第3版)』(東京図書)

と、リフシッツが嘆いているが、文献探しは、ほどほどにしないとね」

麻友「その本。この間、図書館で借りてきた、ランダウの本ね。何年の本なの?」

私「原書は、1974年。訳本は、1983年に出てる」

麻友「どうして、復刊しないのかしら?」

私「恐らく、現在の、量子コンピューターとか、量子ナントカ、みたいなのに、役立つことが、あまり書かれてないんだろう。同じ『量子』とは、言っても」

結弦「ランダウは、1968年に死んでる。リフシッツの言葉は、追悼なんだな」


私「さて、間違いを正したら、先に進むぞ」

若菜「待ってました」

結弦「有理数を、作るんだった」

麻友「また、座標を、使うのよね」

私「そうだった。ちょっと、やってみて」

麻友「例えば、{xyー}座標が、{\displaystyle (7,8)} の点を、{\displaystyle \frac{7}{8}} みたいに、思う」

若菜「前の数を、分子とするのは、『はちぶんのなな』というのと、相性が悪いですが」

私「これは、こう覚えるといい。英語では、{\displaystyle \frac{7}{8}} を、sevenーeighths または、seven over eighths と、発音する。seven over eighths と、上からなんだと、over だけ頭に入れておくといい。実は、ガロア理論やっていくと、この上から読むというのが、効いてくるよ。楽しみにしていて」

若菜「納得しました。今日は、文献探しで、大変でしたね。有理数の定義は、また明日にしては?」

麻友「私への言葉だからこそ、拘る。私、太郎さんの役に立ってるのね。おやすみ」

若菜・結弦「おやすみなさーい」

私「おやすみ」

 現在2022年8月30日20時49分である。おしまい。