現在2022年9月22日5時38分である。(この投稿は、ほぼ4876文字)
麻友「プリンパフェ、1個食べたわね」
私「あーん。なんてやるのは、もっと恋人として、近付いてからだ」
若菜「昨日は、ジョルダン標準形、進められませんでした」
結弦「でも、お父さんが、僕達と、同時進行なのは、分かる」
私「ここから、手探りである。変換行列というのは、行列 A、を逆行列と自分自身で挟んで、ジョルダン標準形に変換する行列である。行列 A は、(その2)のときの定義と今回の定義が違うので、紛らわしいが、成分を見て、区別して欲しい。
に、変換行列のPを、 と、かけて、後から定めた、
と、一致しないかと、期待したのだ。そのとき、ひとつ勘違いしたということを、書いた」
私「(その2)のときの(計算したいA)
のところに、(その4)のときの A つまり求まったジョルダン標準形の、
を、入れてしまったのだ」
麻友「太郎さん。宇宙語しゃべってる」
若菜「でも、お父さんが、勝手に予想したり、予想に基いて、計算したりしているのは、分かります」
私「変換行列、
で、
(その4)のときの A つまり求まったジョルダン標準形の、
を、 と、挟んで、3つの積を、計算する。
と、入力して Shift + リターン」
私「文法が間違っていると、エラーが2つ。Mathematica 4.2の本、
を、見返すと、 の逆行列 は、
Inverse[P]
と、書けと。また、行列の積は、ピリオドを打って、
Inverse[P].A.P
と、書けと、書いてある。ようし計算。
Inverse[P].A.P
で、Shift + リターン。
ああ、駄目か。 と、置いたのは、変換行列では、なかったのか。ガッカリ、ガッカリ」
私「ここまで、スラスラ書いているように見えるだろうが、この何倍も失敗している。こんなものでは、ないのだ」
麻友「失敗を、見せたかったの?」
私「いや、違う。この結果を見ていて、『うーん、駄目か。でも、数学では、右と左入れ換えたもの(つまり、 と、 の定義が、逆になっていること)って、あるよな。ここまでやったんだから、入れ換えて、みたら?』と、やってみた
P.A.Inverse[P]
ポン。
きょとん。
えーと、これ何なんだろう。
そもそも、・・・。えっ、最初の行列?
じゃ、できたんじゃない。
麻友さん。できたんだよ!
\(^O^)/-。
どういうことかというと、
となっていることが、分かった」
ここまで書いて、7時3分、眠くなり、眠った。
現在2022年9月22日10時05分である。再開。
私「どういうことかというと、(求めたいジョルダン標準形、(その4)での )を、改めて、 と、書くことにすると、
は、
と、なるというのだ。具体的には、
である。そして、私は、
であることを、計算で、確かめたのだった。
麻友さん見てて、
この式の左から、 を、かけ、
で、次に右から をかけ、・・・」
私「あ、言っておくけど、行列の積では、交換法則は成り立たないから、
から、
なんて、ことは、できないから、苦労してるんだからね。でも、結合法則は、成り立つ」
だから、
で、
とすると、逆行列は、キャンセルして、 みたいに、なるのだから、
となる。つまり、行列 を、ポーンと、与えられて、『これの、ジョルダン標準形を、計算して』と、言われたら、もう、Mathematica で、数分で、計算できるようになったんだよ。だって、Mathematica が、変換行列も、ジョルダン標準形も、計算してくれるのだもの」
麻友「それを、30年半もの間、やりたかった?」
私「そう」
若菜「やり遂げたお父さんは、凄いけど、Mathematica ほどのものが、必要だったのですか?」
私「ただちに、ウルフラムアルファで、計算できるかどうか、試す。Yahoo! Japan で、ウルフラムアルファ。自然言語から、いったん数学入力へ、行列の形をしたアイコンをタッチして、3行3列の行列を入力できるようにして、 を、入力。そしてそのまま、『のジョルダン標準形』としたら、エラーが出たので、入力した中身はそのままに、自然言語に戻る。行列が、リストで書かれているけど、『のジョルダン標準形』と入力して、リターンを、押すと、変換行列も、ジョルダン標準形も、表示された」
結弦「つまり、僕達でも、できるってこと?」
私「その価値が分かってればね」
若菜「ちょっと、気になるのですけど、お父さんは、ジョルダン標準形は、対角化することだと、言っていますが、上の は、右下の の上に、 が、あります。良いのですか?」
私「それなんじゃない。ただ完全に、対角化できるなら、誰も、そんなに、困らない。対角化できない行列というものが、あるんだ」
結弦「そう言えば、(その2)のとき、
は、
と、完全に対角化できた。こうできない場合が、あるの?」
私「今の は、できない。この場合、実は、難しい言葉を増やしたくないので、言わないできたが、行列で重要な、固有値というものが、
では、そのジョルダン標準形、
で見て、 と、 なんだけど、 の方が、やっかいなことになってて、
で、済まないんだ。どうして済まないのかというのは、固有空間というのの、性質が、関係しているのだが、麻友さんの前だから、言うけど、私も、完全には、分かっていない。ブルバキを読んでいくときの楽しみのひとつに、なっているんだ」
麻友「私には、ウソは言わない。なぜ、今まで、太郎さんが、全部を話してくれないのだろうと、思っていたけど、太郎さんも、全部は分かってなかったのね。話してくれて、ありがとう」
私「お腹空いたから、マックへ、食べに行ってくるよ」
若菜「プリンパフェしか、食べていなかったのですか?」
私「今日、ヤクルトレディが、来たから、ヤクルト400と、ヤクルトの発酵豆乳は、飲んだけどね」
結弦「今日も、PayPay に、入ってるの?」
私「910円くらい、入ってる」
結弦「じゃあ、たっぷり、食べておいでよ。バイバイ」
若菜「バイバイ」
麻友「バイバイ」
私「バイバイ」
現在2022年9月22日13時28分である。おしまい。