現在2022年10月15日19時34分である。(この投稿は、ほぼ2200文字)
麻友「太郎さん。今日は、随分、色々やったわね」
私「まず、4時25分に起きた。ブログを復習。6時半頃家を出て、新聞を買い、マックへ。7時26分頃注文して、取り敢えず食べる。新聞を読んで、母に、何時に届けたら良いか、メールを送る。昼前で良いというので、9時10分から、やっと後1章で最後の章まで来た、『集合と位相』の集合で第5章の最後の2ページに取り掛かる。
一所懸命写して、10時28分、実家に11時に着くようマックを出る」
若菜「お父さん。歩くの鈍いですね」
私「急ぐ理由もないからね。それで、11時10分に、新聞を届け、生活費を受け取って、もう一度、花月総持寺駅へ」
結弦「どうして、もう一度行ったの?」
私「簡単に言うと、朝は、現金がなくて、70円のワンダモーニングショットを、買えなかったんだよ」
麻友「それ以外に、アマゾンギフト券も、買ってた」
私「少しずつ、貯めていかないと、欲しい本があったとき、買えない」
若菜「今、目標は?」
私「これ
」
若菜「題名が、読めません」
私「『実一変数関数』と、読むんだ」
結弦「7,381円。当分、無理だね」
私「これと、
まで、揃うと、いよいよ、改訂された『スペクトル論』などに、手を伸ばせる」
麻友「本当に、数学好きなのね。太郎さんから、数学は、奪えない。そうすると、私が、嫌でも数学やらなきゃ、ならない訳ね」
私「嫌なら、別に、いいよ」
麻友「何、強がり言ってるのよ。私に、数学して欲しいくせに」
私「前にも書いたかも、知れないけど、レフ・トルストイの長編小説『戦争と平和』で、主人公のアンドレイ公爵の妹のマリアが、父親から、幾何学を習うのだが、全然分からず、辛い思いをするという話がある。麻友さんも、肌に合わないなら、早めに言った方が、いいよ。って、もう7年半経ってるか」
麻友「12時半頃帰ってきて、ホーキングエリスのエラータ(その2)を、書いた。疲れて寝るかなと思っていたら、『集合と位相』の第5章の最後のページに取り掛かった。あの、思いをぶつけた一文、何なの?」
私「第5章の最後の余白に、
『ほんのちょっと手で写すことをしなかったために、分からなかったのか。超限帰納法は。』
2022.10.15 18:30:40
と、書いたことかい?」
私「今、103ページにいるんだけど、超限帰納法というのは、96ページで、出てきて、分からないものだったんだ。いや、今回ばかりでなく、大学でも、分からなくて困ったものだった」
麻友「それで?」
私「今日、難しい証明を、全文写ししていた。その中で、超限帰納法が、実際使われていた。その具体例を、書き取っていくうちに、『あっ、超限帰納法というのは、こういうものだったのか』と、分かった。そして、同時に、超限帰納法を具体的に使った証明を、手で写すという努力をしなかった、学生時代の自分を、恥じたんだよ」
麻友「(絶句)」
私「どうしたの?」
麻友「(絶句)」
私「スマホのプランを、聞いたわけでは、ないけど」
麻友「太郎さん・・・」
私「大丈夫?」
麻友「太郎さんにとっても、数学って、そんなに大変なものなの?」
私「自分の数学を、築き直すために、ノート19冊、全文写しした話も、したでしょ。私に取っても、数学は、大変だよ」
麻友「ちょっと、考えさせてもらって、いいかしら。このまま、ホイホイ、太郎さんの数学に付いて行ったものか、思い切って、終わりにするか」
私「そうだね。麻友さんが、ボルコンスキイ家のマリアみたいに、苦痛を受けるだけなのは、私としても、本意ではないし。じゃあ、こうしよう。考慮時間として、まず、1週間、渡す。この投稿の題は、『フーリエの冒険(その11)』とするつもりだったが、『麻友さんの選択』と、変えて、投稿する。1週間、2022年10月15日から2022年10月22日23時59分まで、麻友さんから返事があるまで、ブログは、書かない。数学を、これからも続けるかどうか、今の時点の気持ちを、コメントでもメールでも良いから、教えて。もし今回、数学やるって言っても、後で、無理だったら、無理と言っていいからね。それが、『考慮時間として、まず、1週間、渡す』という言葉の意味だから」
若菜「やっと、お父さん。お母さんの気持ちに、気付いたんですね」
結弦「お母さん、どうするんだろう?」
麻友「選択の機会をくれたことは、感謝するわ。コメントか、メールか、或いは、全く別な手段かで、思いを伝えることに、する。今日は、これで、終わりにして」
現在2022年10月15日21時19分である。おしまい。