現在2023年6月8日20時08分である。(この投稿は、ほぼ5554文字)
麻友「2日連続、ポートへ、行ったのね」
私「そう。今日は、塩田さんだったので、私の昨日と、一昨日のブログを、見せて、多少疑問に思っていることを、聞いた」
麻友「その、昨日の投稿なんだけどね。最後に、I think you will write. って、書いてあるじゃない? これ、真意は、どういうものだったの?」
私「まず、文脈では、
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私「私が、その妄想(妄想だとして)を、どう解釈するかは、精神科の先生にとっても、注目しているだろう。今後の統合失調症の患者の治療にも、大きく尾を引く。だが、私は、これを妄想とは判断しない。そんなに簡単に、あれは妄想だったんだ、と、頭を切り換えられる人間は、8年も麻友さんと仲良くしていない。麻友さんは、『アイドルは、綺麗なところだけ見せるものだと思っています』という人だ。アイドルとして、綺麗に付き合った男の人と、一緒になって、模範を示すべきだと思う」
麻友「私から、返事は書かないわよ」
私「I think you will write.」
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(解析入門Ⅰ(その16) - 多様体と幾何学より)
となっていた。父と母は、分かるのだが、これは、ロバート・ミッチャム/クルト・ユルゲンス主演の映画『眼下の敵』の最後の、ユルゲンスのセリフなのだ。我が家に、初めて来た、SONYのベータのヴィデオデッキで、子供達が寝た後、父と母が、『これ、英語も聞けるんだ。最後なんて言ってるんだろ?』と、聞いていると、捕まったUボートの艦長が、駆逐艦の艦長に、愚痴をこぼしている。『なぜあそこで、救助の縄を投げたんだよ』、それに、ミッチャムが、『じゃあ、この次のときは、投げないことにするよ』、そして、ユルゲンスが、『いや、また投げるさ』と言う。吹き替えではそうなっているのに、ユルゲンスが、『アイ、サンキュー』と言っているように聞こえる。ビデオなので、巻き戻して聞くことができた。『I think you will.』だった」
麻友「I think you will. だけじゃ、意味が通じないから、『私から、返事は書かないわよ』と言っている私に、I think you will write. として、『いや、君は、返事を書くさ』と、言いたかったのね。Uボートか」
私「麻友さんは、多少の知識はあると思うよ。『キスのソナー音』というソロ曲がある」
麻友「そうなのよね。あの歌は、面白かった」
若菜「お父さん。Spotify で、『キスのソナー音』かけてくれているじゃないですか」
結弦「この、ポーン、ポーンというのが、ソナーなんだよな」
麻友「あら、あなたたち、出て来ちゃって」
若菜「塩田さんが、プライドのある恋愛というのに、どう答えてくれるのか、楽しみなんです」
結弦「お父さんも、無茶振りするからなぁ」
私「一応、塩田さんは、
塩田「松田さんのお父様とお母様は、恋愛結婚なのですね?」
と、確認して、
私「一応、恋愛結婚です。お見合いしたという話は、聞いていません」
というのを、聞いた上で、
塩田「恋愛というのは、プライドのないことです。好きになった相手に、他の人には許さないことを、見返りもなく、許すのですから」
私「そうかも、知れないですね。ただ、母は、形に拘るんです。母の一番好きな小説は、『ジェーン・エア』なのですが、ジェーンは、ロチェスターさんが、気違いと結婚していることを知って、これでは、お妾さんに、なってしまいます。と言って、逃げるんですね。私だったら、例え麻友さんが、他の男の人と結婚してても、不倫でも、麻友さんが私を好きなら、それでいいという人間なんですけどね」
塩田「育った環境や、時代にもよりますね」
と、答えてくれた」
麻友「えっ、太郎さん。不倫でもいいの?」
私「私に取って、法律は、物理学と数学しかない」
若菜「お父さん、
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私「麻友さんに、一度は、父に会って欲しいという気持ちはある。会ってもらえない?」
麻友「そこまで、迫られちゃうと、言葉に窮するわね。太郎さんと8年間対話してきたのは、本物の渡辺麻友ではなく、太郎さんの妄想が生み出した渡辺麻友なの。目を覚まして! 結婚を受け入れる渡辺麻友なんて、いないの。すべて、妄想なのよ。友達にニートの人がいると言ったり、太郎さんの入院に合わせてワンダエクストラショットを、売り出したり、ドラマ『いつかこの雨が止む日まで』のエキストラに、太郎さんが、暑い中待てないと、メールをくれたのを、収録が終わった後になって、メイラーデーモンで、送り返したり、ミュージカル『アメリ』に、ツェノンのパラドックスを盛り込んだり、ミュージカル『シティ・オブ・エンジェルズ』を、前から2番目の席にしてあげたり、引退するとき太郎さんの欲しがっていた長さ19cmの定規の入るペンケースを、作ったり。全部、1ファンを喜ばせるためだったの。太郎さんを、1番好きなのではないのよ」
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こんなこと、言われたら、普通の人なら、諦めますかね。とも、聞いてましたね。しかも、そのとき、横に、お父さんを、憎からず思ってくれている人が、いるのに」
私「塩田さんは、普通なら、諦めますと、言っていた」
結弦「それは、良いんだけどさあ。一番気になっているのは、今日の題だよね」
麻友「『補欠くんのセーフティーバント』、補欠くんというのは、この投稿で、説明していた人よね」
27182818284590452.hatenablog.com
若菜「これ、投稿が長すぎますから、抜粋しましょう。
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もし本当に、京都大学理学部が良いところなら、もっとみんなが入れるようにして、多くの人に、物理学の良い教育をしたら?
普通の人ならそう思う。だが、それが駄目なことを私に説明した人がいる。
あの数学者で作家だった、森毅(もり つよし)である。
森毅が、ある本の中で、こんなことを書いていたのだ。
京都大学で、入試をするとき、易しい問題を出すと、秀才がいっぱい入ってくる。ところが、難しい問題を出すと、ものすごい駄目なのと天才が入ってくる。
森毅がすごいのは、なぜそうなるのかを、分析しているところだ。
森毅の分析によると、難しい問題に受かるのは、天才だけだからだ、という当たり前の考え方だと、易しい問題のときに天才が入ってこない理由が、分からないという。
そして、実は、難しくて、普通の人が解けないような問題を、偶然、解いちゃって、受かってくる、ものすごい駄目なのに注目する。
そういう駄目なのを、野球などと同じように、『補欠くん』と呼ぶ。
そして、『補欠くん』は、補欠にまわされるくらいだから、駄目なんだけど、偶然にしても京都大学の超難問を解いてしまうくらいだから、1万打席に1本くらい、長嶋にも打てないような、超特大の場外ホ-ムランを打てる人間だとみる。
だが、森毅は、この『補欠くん』が、天才になるんだ、とは、書かない。
森毅のすごいところは、この『補欠くん』を見つめていたところから、次第に見る位置を引いていくところだ。
あるとき、『補欠くん』が、1万打席に1本のホームランをかっ飛ばす。
ところが、駄目な『補欠くん』は、自分が場外ホームランを打ったことに気付いていない。
野球だったら、ボールが飛んでいくから明らかに分かるが、数学で新しいアイディアにたどりついても、それがものすごく役に立つと分かるには、センスがいる。
悲しいかな、『補欠くん』は、ホームランに気付いていない。
ところが、引いて見ている森毅は、そのホームランを打つところを、じっと見ている、秀才の中にほんのちょっと混じっている、『抜群くん』を、視界に捉えているのだ。
そして、こう言う。
ああいう、秀才の中に混じっている、『抜群くん』が、天才になれるのは、『補欠くん』の、誰にも打てない場外ホームランを、会得するからなのだと。
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(『欽ちゃんみたいな人に会いに行ったら?』より)
結弦「そうすると、この補欠くん。つまり、お父さんが、ホームランほどではないけど、セーフティーバントくらいを、やってのけたんじゃないかと、気になるんだよね」
私「昨日のポートの帰り、鶴見の豊岡通りの吉野屋で、牛丼を食べ、家路についた。鶴見大学の歯学部の前くらいに来たとき、先日、
27182818284590452.hatenablog.com
という投稿で、
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加速器の意義
麻友「また、とんでもないもの、見つけちゃって、調べまくっていて、21時09分になっちゃった。しょうがないわね。その新しい加速器で、何が分かるの?」
私「素粒子で、一番最後に見つかった、ヒッグス粒子の性質を調べることができる。後、暗黒物質と書いてあるけど、要するに、宇宙の動き方から考えて、まだ見つかっていないものが、たくさんあるはずだから、高いエネルギーで、電子と陽電子をぶつけたら、それが、目の前でできるかも知れない。そういう実験が、できるということなんだ」
麻友「そういう、国際的な実験が、日本でできるということね。もしかしたら、また日本人が、ノーベル賞を取れるかも知れない。確かに太郎さんが、震え上がったのも分からないではない。でも、問題解く時間、なくなっちゃった」
若菜「そういう加速器を作ることの、社会に対する意義って、どんなものなんですか?」
私「一応、核融合原子力発電所というものは、作れていないことになっている。加速器を作る上で培った技術で、放射能のほとんど出ない、核融合原子力発電所を作る道が開かれるということも有り得る。これは、社会に、大きな利益をもたらす」
結弦「社会の役にも立つんだ。だったら、応援してもいいな」
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(問題15,16の解答(その4) - 相対性理論を学びたい人のためにより)
という投稿をしたことを、思い出した。物理学も細分化されていて、他の方面に応用できるかどうかなど、余り考えていない。原子力発電所に反対している人は、一度北上高地にある、ILC(International Linear Collider )(国際直線衝突型加速器)というものを訪れて、科学者たちがどんな実験をしているか、見せてもらったら、反対するばかりが、社会のためではないと気付くのではないか? 私はそこまで考えずに投稿を書いたが、後で、補欠くんのセーフティーバントくらいになっていたのではないかと、気付いたのだった」
麻友「そうねえ。太陽電池パネルと、風力発電だけでは、足りなくなるかも知れないものね。化石燃料は、もったいないしね」
私「これが、補欠くんのセーフティーバントだ」
麻友「私を口説いている太郎さんより、こういうことを語っている太郎さんの方が、ずっと、魅力的よ」
若菜「お母さん。お父さんに、お返事書いてあげたら、どうですか?」
麻友「でも、日本中のストーカーを、勇気づけちゃうから」
結弦「お父さんは、ただのストーカーじゃないけど」
麻友「メールで良いの? 手紙が良いの?」
私「『まゆゆきりん往復書簡』で、文章を書くのは苦手だと言ってた。メールで良いよ」
麻友「どのアドレス?」
私「 @docomo.ne.jp は、近いうちにスマホを変えるので、まずい。@yahoo.co.jp か、@gmail.com のアドレスにお願い」
麻友「本当は、私、ファンのアドレスを、教えてもらってないのよ」
私「じゃあ、このブログのプロフィールをクリックして、ずっと送っていくと、もうひとつ、プロフィールがある。それをクリックすると、@yahoo.co.jp のメールアドレスが見られるようになっている。年齢が49歳などとなっているが、更新していないだけで、私のものだ」
麻友「ファンに、直接、メール送るなんて、初めてなのよ。醍醐味みたいに、採点しないでね」
私「分かった。待っている」
若菜「メール来ると良いですね」
結弦「8年だものな」
麻友「おやすみ」
若菜・結弦「おやすみなさーい」
私「おやすみ」
現在2023年6月8日23時03分である。おしまい。