現在2017年7月2日13時37分である。
このブログのこの投稿において、初めてこの投稿から私のブログを読み始める人のために、しばらく少し、このブログでの約束事を、説明することにする。
まず、このブログの題名について。
女の人のところへ来たドラえもん
という題名は、AKB48の渡辺麻友さん本人の前に、私、松田太郎が現れ、本当のマンガのドラえもんのように、
のごとく、麻友さんを、私が、大冒険に誘うということである。
このブログでの約束事として、次のことが、常に守られているように、私は書いて行く。
まず、読んでいく上で気を付けなければ、ならないのは、
・このブログにおいて、カギ括弧(「」)で、囲んだ言葉は、他の文章を引用して、そのなかにカギ括弧(「」)が、使われている場合を除き、常に、麻友さんが、しゃべりかけている言葉を、表している。
ということである。
例としては、
「ちょっと、こんなつまらない約束事、読んでいけば分かるわよ」
そうだと、いいんだけど。
などと私は書く。
「ちょっと、こんなつまらない約束事、読んでいけば分かるわよ」が、麻友さんの言葉であり、
『そうだと、いいんだけど。』が、私の言葉である。
渡辺麻友さんが、本当にしゃべっているのか?
という問いには、私の心の中に大きなウェイトを占めるようになった、麻友さんのイメージが、しゃべっている部分も多いと答えておこう。
だが、テレヴィのヴァラエティ番組や、週刊少年マガジンという雑誌や、週刊少年チャンピオンという雑誌や、FLASHという雑誌や、SWEETという雑誌の『まゆゆのメイクアップLESSON』という連載を取り上げたり、AKB48新聞という新聞や、普通の新聞や、SHOWROOMというインターネット動画や、You-Tubeというインターネット動画や、麻友さんの主演するテレヴィドラマ『サヨナラ、えなりくん』や、麻友さんと稲森いずみさんがダブル主演した『戦う!書店ガール』というドラマを引用したり、ウィキペディアというインターネット上の百科事典や、エケペディアというインターネット上の百科事典や、ブログを最近書かない麻友さんが日記のように使っているツイッターなど、色々なところで麻友さんが発言した言葉も、ちりばめられているので、全部が創作ではないとも言える。
だったら、いっそ麻友さんに働きかけて、共著で、冒険物語を書いたらいいじゃないか?
と、思われるかも知れないが、それは、これから2年ほどたってから、実現することなのである。
先日(2017年6月17日)、選抜総選挙の開票イヴェントにおいて、20位だった須藤凜々花(すとう りりか)さんが、スピーチで、結婚を宣言したとき、非常に批判された。
AKB48グループには、恋愛禁止令というものがあり、特定の男の人と、懇意になって、恋愛行為を行ってはならないのだ。
ただ、本当は、『恋愛禁止条例』という歌が、AKB48のチームAの歌としてあるだけで、ファンには、そんな条文のある法律は公開されていない。
そうはいうものの、自分の好きなアイドルの女の子が、他の男の人とキスしたりなんだり、となれば、ファンの若い男の子は、気が狂いそうになるのも、うなずける。
だから、AKB48にいる限り、そのAKB48メンバーの鑑であり、アイドルの鑑である、麻友さんが、一人の男の人を特別扱いすることはできない。
私が、麻友さんの心を捉えられたのは、こういう麻友さんの心中を察して、さらに、多くのファンを抱えてしまっている麻友さんに、今後も、ファンの人達と、大切な関係を維持して良いよ。そうしたからと言って、麻友さんも、私も、不幸せにはならないよ、と証明したからなのだ。
『証明』という言葉に納得できないなら、私が麻友さんに、ファンの人全員と、きちんと今までの関係を維持し、さらにもっと良い関係も築けて、私と一緒に冒険することもできるのだと、納得させるのに、成功したのだ。と言えば、あなたも納得するだろうか?
どうやって、かって?
私は、これまでも、麻友さんをいくつもの冒険に誘い出した。
いままでの冒険を知りたい人は、このブログの過去記事、及び、このブログの左側の『ブログ内検索』の下にある、リンクの、『相対性理論を学びたい人のために』を、見ていくと良い。
非常にたくさんあるので、ちょっとずつ読んだ方が良い。
これを読めば、麻友さんが、私の提案に納得し、私と一緒に冒険していきたいと思うようになった理由が分かる。
私達のゴールは、結婚ではない。
私達は、自分達の冒険を公開していくことによって、かつてボーヴォワールとサルトルが、知的社会に対して、いくつかの提言を行ったように、今までにない提言を行いたい。
その一つに、
・『赤ちゃんをお腹を痛めて産んだ母親』という概念は残るかも知れないが、誰が本当の父親で、誰が本当の母親か、という概念を、21世紀の前半までの過去の遺物にしよう。
というものがある。
実際、麻友さんは、FLASHスペシャル2017GW号の中で、
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Q4 10年後
柏木(由紀) 麻友は結婚してないだろうな。
渡辺(麻友) 私もそう思う。仕事してるかな。ゆきりんはしてるのかな?
柏木 どうなんだろうね~。
渡辺 素敵なシンガーになっててほしいな。ゆきりんは家庭と仕事を両立できそうだよね。私はできないと思う。
柏木 あ~、わかる!
渡辺 私は“仕事は仕事”って感じだから。家庭を持っていて、お仕事している方ってすごいと思う。
と、述べている。
これは、本心だと思う。
今まで、或る意味、不器用な生き方をしてきていながら、長い目で見て、成功をつかんでいる、麻友さんを、見てきた私に取って、麻友さんが、仕事をしながら、子育てはできないと、正直に告白しているのは、さすがだと思う。
だが、一方、女の人の高齢出産には、危険も伴う。
ファンの人の中には、
『あの麻友さんの子供というのは、どんなに美人やイケメンになるのだろう?』
と、楽しみにしている人も、多いのではないか?
私は、実は、自分の子供を、麻友さんに産んでもらいたくない。
『えーっ! それは、爆弾発言』
と、思うだろうか?
実は、理由があるのだ。
生活費をまかなえない、とかいうアホらしい理由ではないのだ。
生活費と、子供の養育費くらいなら、年収4,900万円の麻友さんにとって、私に請求しなくたって、平気だ。
年収4,900万円というのは、本当だ。2014年のデータがある。
AKB48のメンバーの年収
salaryidol.web.fc2.com
これを見れば、私の子供を、シングルマザーで育てることだって、麻友さんには可能であることが、分かるだろう。
だが、例え麻友さんが、
「太郎さんの子供を欲しいの」
と言っても、私は、
『良く考えようよ』
という。
なぜか?
私は、統合失調症という、精神障害の中で、最も重い障害を持っていて、しかも、この病は、ほぼ100%遺伝する。
読者の中には、
というラッセル・クロウ主演の2001年のアメリカ映画を観られた方もいるかも知れない。
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チャン・ヒョク主演の韓国ドラマではない。
これではない。
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念のため。
あの映画の中で、主人公のジョン・フォーブス・ナッシュ・ジュニアという数学者が、発病する病気が、統合失調症である。
私には、ナッシュと異なり、ほとんど幻覚は見えないが、誇大妄想と他の人が思うようなとんでもない発想が、頻繁に起こる。
そして、映画では、描かれていないが、現実の世界で、ナッシュの息子は、統合失調症を発病している。
だから、私の子供では、駄目なのだ。
かといって、他の特定の男の人の子供で満足する、麻友さんと私ではない。
そんな時、科学の進歩が、私達に味方した。
ゲノム編集
という技術があるのをご存じだろうか。
『ゲノム』とは、『全遺伝情報』、という意味である。
精子の遺伝情報を、書き換え、誰の子供でもない、麻友さんが選び取った、特別な、遺伝子を持つ子供を、産んでもらえば良い。
ファンの人全員の遺伝情報を、ちょっとずつ持った、全員の子供を、麻友さんに、産んでもらおうというのだ。
麻友さんに、このアイディアを話すのは、これが初めてである。
だが、私と今まで冒険を続けてきた麻友さんにとって、まったく受け入れられないものでは、ないだろう。
どうだい、麻友さん?
「でも、太郎さん。そんな、特別な遺伝子を作っちゃって、危険はないの?」
そのために、日本には、世界に誇るスーパーコンピューター“京”があるんじゃない。
麻友さんの卵子に、この精子を、受精させて、その後、発育して、正常に子供が育つかどうか、コンピューターシミュレーションするんだよ。
「そんなに、今のコンピューターって、速いの?」
実はね、“京”って、最近遊んでるんだ。
「どういう意味?」
余りにも、計算が速いから、どんどん仕事さばいちゃって、こんな速いコンピューターにやってもらわなければならないほどの問題がなくなっちゃって、仕事がないから、
『じゃあ、今までに見つかってない、新しい大きい素数でも探しましょう』
みたいな、或る意味つまらない計算をやって、遊んでるんだよ。
「ほんっとに、私の子供の将来まで、計算できるの?」
麻友さん、どこまで、計算してみたい?
「どこって?」
だって、産まれてから、最初にどんな泣き声で泣くのかまで、シミュレーションで分かってたら、子供が産まれたときのあの感動も、なくなっちゃうよ。
「うー、でも・・・」
私の妹がね、最初の赤ちゃんが生まれたとき、
『良かった』
って、思ったんだって。
ところがね、その後、夜泣きが始まって、
『赤ん坊の泣き声って、救急車のサイレンと同じ振動数で、一番人間のイライラする音なんだって。もういやっ!』
と言っていた。
その後、中島みゆきの『誕生』を、聴いて、
♪生まれてくれて ウェルカム
という歌詞に、
『そうなのよ。生まれたときは、『ウェルカム』って、思ったのよ』
と言い、
『たろちゃん。思わず涙ぐんじゃったから、『誕生』のCD、コピーして』
と言ったのだ。
この鬼気迫る言葉から分かるように、この妹のエピソードは、完全に実話である。
「太郎さん。子供を育てるって、そんなに大変なの?」
大変と言えば、大変。
ただ、私の母は、本当に私が、大切で大切で、という状態だったから、私の顔ばかり見ていて、毎日過ごしていたらしい。
「それ実話?」
母は、こうも言っていた。
『太郎が、夜泣きするから、アパートの階段の下まで背負っていって、ずっと揺り動かしていたのよ。泣き止んで寝たから、家へ戻ると、パッと目を開けて、『家の中だなっ』と思うと、また泣き出すのよ。だから、また、階段の下まで行くのよ。そうこうするうちに、お父さんが帰ってきて、『また今夜も太郎か』って笑ってたのよ』
ってね。
「みんなそうなのねぇ」
それが、嫌な人は、保母さんとかにあずけちゃう。
でも、私は、今、実話として、この、母の苦労を語ることができて、本当に幸せ。
「あっ、でも、私も、幸せに育てられたのよ」
それは、麻友さん見ていれば、分かる。
「どうして、分かるの?」
本当に幸せに育ってなかったら、そんなに、他の人のために、自分を忘れるほど、頑張れない。
『傾国』という投稿を、書いたとき、『天才というのは、無報酬でも努力できる人』なんだよね、と書いた。
あれから、2年と2ヶ月くらいたつけれど、麻友さんは、期待を裏切るどころか、私の期待を大幅に上回る成長をした。
「例えば、どんなことをした?」
『サヨナラ、えなりくん』の最終回、月曜日(2017年7月3日)に見たよ。
「うふっ。でも、どうして、リアルタイムで、見れないの?」
母の、というか、主治医の監視が、厳しいからなんだ。
「監視されてるの?」
実際に、見ているわけじゃないけど、強い睡眠導入剤を、処方されてるからね。
「アメリカ合衆国に持ち込めないって、本当なの?」
自殺に使う人がいるからかと思ってたんだけど、今、Wikipedia調べてみたら、薬を飲まされた前後のことを忘れるから、デートレイプドラッグとして、使われるからなんだね。
「えっ、これ本当なの? 太郎さん、こんな危険な薬飲まないと、眠れないの?」
っていうかさあ、私が、科学上の素晴らしいアイディアを思い付くと、寝食を忘れて、そのアイディアの完成に向けて、突っ走っちゃうからなんだ。
「本当に、寝ないの?」
麻友さんへのブログ、24時間近く書いてたこともあったでしょう。
「あった。どうして、食べずにあんなことできるの?」
私が、この投稿によって、人類の未来が開ける。みたいに、思ってるからなんだよ。
「使命感に、燃えてるのね」
私、問題があると、解くための努力をしないでは、いられないんだ。
「太郎さんにとって、問題を解くとは、どういうことなの?」
先日(2017年6月30日)に、いつもの作業所のトントン工房へ行ったときのことを、話そう。
「ああ、トントンね。でも、初めて読む人には、説明がいるんじゃない?」
トントンとは、精神障害者の自立のための、『就労継続支援B型作業所』の一つである。
確かめたい人のために、リンクを張る。
「こうすれば、フェアね」
私が、このトントンのメンバーであることは、葉山へ行ってみれば分かる。
「なぜ、葉山まで行ってるか、前話してたわね」
職員さんの人柄が良いからなんだよね。
「それで、6月30日に何があったの?」
6月30日に、トントンへ行ったとき、職員さんの一人に、
『ホーキングの本を訳してるわけなんですが、どこまで丁寧に訳すか考えてるんです』
と、話した。
「職員さん、なんだって?」
うん。
『頭のいい人って、わからない人の気持ちがわからないじゃないですか』
と言われたので、
『そうなんです。私、以前、予備校の講師の採用試験を受けたんですけど、最終審査まで行ったんです。どんな問題でも解けて、子供を教える人格的にも合格で、学歴も大丈夫だった。でも、最後に、模擬授業をやったんです。この問題を解いて下さいって言われて、2次の不等式だったんです。私は、見た瞬間、判別式を使ったら解けると思ったから、判別式を使って、2分もかからず解いたんです。そうしたら、生徒役の先生から、『なんで、判別式を使ったんですか?』って、言われたんです。私、『ただ、思い付いたから』と言っても答えにならないので、『そうですねぇ』と言って、その答えに近付くように絵を描いたりしてたんですが、別な解法を思い付いたので、『じゃあ、別な方法で、解いてみましょう』と言ったんです。そうしたら、『ありがとうございました』って。後で、ブログの読者から、『2次の不等式なんだから、2次式で、ということは、問題を作った人が、判別式を使いなさい、とヒントを出しています。そう、答えれば良かったのでは?』と言われました。でも、私は、そんな答えなんかできなかった。私は、見た瞬間、思い付いちゃったのだもの』
『松田さんって、そうなんですねぇ』
ここで、私は、ひとつの試みをした。
『私が、突飛なことを言うのも、そうなんです。例えば、私が、人間を生き返らせられると言うのも、私には、こうすればできるというところが、見えるからなんです』
『ああ』
『人間も、中学で習うように、原子でできています。つまり、原子というものを、レゴのブロックみたいに組み立てて行けば、人間になるんです。レゴのブロックなんですから、死んだ人だって生き返らせられます。でも、きっと、私の心はどう扱われるのだろうと思っているでしょう』
『はい』
『中学で、水素と酸素から、水ができると、習ったですよね』
『はい』
『なぜ、水素原子が、酸素原子に、くっついていると思います? 水素原子が、酸素原子を、好きだからなんです。化学で習う結合というのは、好きだっていう気持ちの表れなんです。そう思えば、科学的説明が、わかるんじゃありませんか?』
『そのお話、聞けて良かったです。その、『水素が酸素を好きっ』って素敵でした』
『私は、初恋が幼稚園入る前、みたいに、『好き』という感情を大事にする人間なので、『好き』という感情で、科学を作りましたが、もし、ホラー映画みたいなのが好きな人だったら、『恐い』っていう感情で、この世界を説明するかも知れませんけどね』
「太郎さん。これを、私に話したくて、ここまで書いてきたのね」
そう。高校で、共有結合、イオン結合、分子間力(ファンデルワールス力)、水素結合、などと色々な結合を習うけど、それぞれが、『好き』になりかたが、違うんだ。
「そんな、難しいものを、持ち出さないで」
「でも、これが、太郎さんの問題を解くってことなのね。太郎さんにとって、中学卒業してる人全員に、絶対分かるように説明できなければ、説明じゃないのね。でも、『水素原子が酸素原子に結合しているのは、水素が酸素を好きだから』っていうの、説明をするためのたとえなの?」
説明をするためのたとえだと思われたとしたら、私の説明が悪かったかな。
「どっちなの?」
私は、人間の『好き』っていう感情を、化学的結合または物理的結合の強さを測ることで、定量的に扱えると思ってる。
「じゃあ、聞くけど、太郎さんの私を好きな力は、いくつ分なの? 何か、単位があるんでしょ」
確かに、この質問は、かなり難しい。
なぜかというと、今までに、男の人が女の人を好きになったものを、この二人は、48ニュートン、みたいに表したことが、一度もないから、基準になるものがまったくないんだ。
「あっ、そうか。じゃあ、どうしようか?」
『うーん』
「太郎さんの肉体が、私の肉体を、引っぱっている引力を測ったら?」
『それは、万有引力と言われていたもので、今ではもう、万有ではないことが分かって、単に重力と呼ばれているものだよね』
「万有でないと、分かったの? じゃあ、ニュートンの発見したものは、ウソ?」
ニュートンの理論は、かなりの精度まで正しい。だけど、2つの電子を宇宙の何にもないところに、並べておいたとき、これらは反発してしまい、引力にならない。つまり、電子ほど小さいものには、万有の引力などというものは、生じないんだ。
「じゃあ、どうして、私は、地球に、引っ張られてるの?」
麻友さんは、ひとつの電子だけじゃないでしょう。
そもそも、これから、ブログの読者も含め、麻友さんにも分かるように、きちんと数学も説明しながら、冒険していくと分かるように、麻友さんの心は、一本のクォークという棒かも知れなくて、麻友さん自身の体は、その心が動かしている、ものすごく大きな、分子の集まりだ。つまり、プラスの原子核とマイナスの電子が、いっぱい集まったものなんだ。そうなると、自然と引力が生じてくるんだ。
「これから、その冒険に出るのね?」
「どうして、今まで、話してくれなかったの?」
だって、このアイディア、今年の5月19日と20日に、安曇野へ、プレアデス出版訪問に行って、その清々しさのお陰で、一気に躁になって、それから今日まで、2ヶ月近く発見の連続があって、そこから生まれたものなのだもの。
「それで、躁になってて、私に7月23日に会いに来るための、大切なイヴェント券、なくしちゃったの?」
ゴメン。前々回入院したときも、直前に携帯のパスワード変えて、そのまま入院して、パスワード忘れちゃったんだ。
「その時は、どうしたの?」
今でも、私の携帯、ロック外せないんだ。メールを、SDカードにコピーできない。
「太郎さんの躁になるのって、恐ろしいのね」
そのかわり、大発見することもある。
正直言って、普通の人間が、一生かかっても思いつけないことを、半月で、3つも4つも、思いつける。
「なんとか、見つけて、会いに来てよ」
なんとかするよ。
「それで、5月19日から、どうなったの?」
『麻友』のノートが、5月19日の時点では、『麻友29』だったんだ。このノートが5月23日まで。
それが、5月23日から『麻友30』へ、5月25日『麻友31』へ、5月26日まで使い、5月26日『麻友32』へ、これを5月27日に使い切り、5月27日『麻友33』,『麻友34』,『麻友35』と進む。5月28日『麻友36』のノートに入った頃、さすがに疲れてくる。6月3日『麻友37』に入る。この後は、発見は、緩やかになって、現在2017年7月14日、『麻友42』が、進行中。
「5月27日の頃が、ピークね」
でも、ピークの瞬間に、一番良いアイディアが生まれてるわけではない。
「太郎さん。人を生き返らせられることが分かっても、太郎さんが、死んじゃったら、なんにもならないの。もう寝て」
分かった。人間を生き返らせられるというアイディアの応用を書いて、終わりにしよう。
「どんな?」
今年、蚊に刺された?
「そういえば、もう夏なのに、刺されてないわね」
昆虫の大発生とか、ある程度制御できるみたいなんだ。
「昆虫って、ロボットなの?」
私達でこれを検証するまで、認めなくていい。
人間も、ロボットみたいなものだからね。
「そうなのね。おやすみ」
おやすみ。
現在2017年7月14日22時19分である。おしまい。