女の人のところへ来たドラえもん

21歳の女の人と43歳の男の人が意気投合し、社会の矛盾に科学的に挑戦していく過程です。                    ブログの先頭に戻るには、表題のロゴをクリックして下さい。                                   数式の変形。必ずひと言、添えてよ。それを守ってくれたら、今後も数学に付き合ってあげる。

なぜ働かなければならないの?(その4)

 現在2022年7月18日21時26分である。(この投稿は、ほぼ2198文字)

麻友「太郎さんに取って、ブログって、アイディアが生まれるところなのね」

私「それくらい、一所懸命、書いているからね」

若菜「ところで、前回、お母さんの側から、アイディアが、ありましたが」

私「結婚すれば、麻友さんの払う税金が、少し減るんだ。という話は、弟にも、話した」

麻友「えっ、どうやったら、そういう連絡が、取れるの?」

私「今朝、父が、倒れたんだ。それで、薄情な私は、マックで食べていたけど、孝行息子の弟は、車で駆けつけてくれたんだ」

結弦「実際は、どうだったの?」

私「父が、救急車で搬送されたと、母からメールもらって、私は、当然コロナだと思って、もう父とは、会えないのか、などと思いながら、マックで食べていたんだ。そうしたら、弟から、電話があって、『MRIでも、異常なかったよ』とか、言われて、『お父さん家に送ったから、帰りにマックで、ちょっと会おうよ』ということで、マックで50分くらいしゃべったんだ。そのとき、私の最新のブログを、見せたということなんだ」

麻友「コロナでなくて、どうして、救急車?」

私「脳梗塞が、疑われたらしい。その場合、一刻を争う」

若菜「それは、当然ですね。だから、MRIですか」

私「理由が分かれば、納得する。でも、父も、今まで、無理してたからなあ」

結弦「6月30日で退社して、7月18日に倒れたら、人生縮んじゃうよなあ」


麻友「私とのブログって、どうやって、見せたの?」

私「今日は、比較的スマホが、調子よかったから、スマホで見せた」

麻友「私の言葉ではないというのは、明らかにしているのよね」

私「それは、当然」


麻友「ブログを見せる理由は?」

私「私の家族で、母の次に、私の心が分かっているのは、弟だからだ」

麻友「そうすると、私も、それが、分かっていなければ、ならないわね」

私「今日は、色々あって、大変だった」

麻友「私の税額が減るという理由は、私が、太郎さんを選ぶ理由のひとつに、カウントされるわね」

私「真面目に、結婚を考えるのも、重要なんだね」

麻友「太郎さん。結婚しなくてもいい、みたいに、言ってたものね」

私「世の中の人が、結婚(特に婚姻届)に拘る理由が、分かった。私に取って、大きな収穫だ」


私「さて、昨日書けなかった、松山君のことを、書こう。松山君が、パソコンを持っている友達の家に入り浸っていたのは、あったかも知れない。代々木ゼミナールの大船校の特進コースへ行っている私が、中学の授業が、易しかったのは当然だったのだろう。私は、苦手科目を嫌々勉強したという記憶は、ない。あくまでも、好きになって、楽しみながら勉強した。それは、アチーブメントテストでも、英語が50点満点だったことにも、現れている。ところで、松山君に取って、授業は、面白くなかったのかも知れない」

結弦「松山君って、高校へ、行ったの?」

私「松山君のご両親が、のめり込んでいるのを見て、『県立高校へ受かったら、パソコン買ってあげる』と、発破かけたんだよね。それで、頑張って、確か、寛政高校かな、受かったんだよ。今、その高校統合されちゃってないけど、不良が行く高校みたいに思われていたぐらいだけど、松山君には、限界だった。その年の暮れ、彼が、パソコンとプリンターで、印刷した、年賀状をくれたとき、私は、本当に尊敬した。私の人生で、尊敬した人というのは、わずかだけど、家にパソコンもないのに、独学で、ピアノがないから紙に書いた鍵盤で練習した人みたいに、パソコンで年賀状が刷れるくらいになった彼は、本当にやりたいことを、やり通した人として、記憶に残っている」

麻友「凄い人ね。それに対し、代々木ゼミナールで、レヴェルの高い授業で、先さき、教わっていた人は、お金のお陰だったのね。太郎さんが、大学で躓いたのは、予備校がなくて、予習できなかったからかもね」

私「その非難は、甘んじて受けるよ。私は、大学には、塾がないというのを、勘定に入れてなかったんだ」

若菜「その潔さは、認めますが、手遅れになってしまったんですね」

私「私の数学の才能は、期待していたほどのものでは、なかった。そう思われても、仕方ない。でも、数学が好きなのは、本当だし、新しい数学をやってるとき、本当に楽しいのは、事実なんだ」

麻友「物理学は?」

私「物理学は、使命感でやっているようなところがあって、数学のように、恋人ではないんだ」

若菜「色々、複雑ですね」

結弦「お父さんは、障害年金で生きて行かれる。だから、『なぜ働かなければならないの?』には、働かなくていいじゃん。と言える。でも、健常者は?」

私「多くの人は、嫌々働いている。でも、後4年あったら、仕事は全部、AIで、できるようになる。『そうなったら、自分は、暇を持てあます。どうしたら、良いだろう』と、いらぬ心配をしているんだ。科学だって、芸術だって、文学だって、たっぷり味わうものがあるのに」

麻友「もう、23時11分よ。眠いんじゃない。寝たら?」

私「おやすみ」

若菜・結弦「おやすみなさーい」

麻友「おやすみ」

 現在2022年7月18日23時12分である。おしまい。