現在2022年5月26日20時52分である。(この投稿は、ほぼ1676文字)
麻友「散髪、行ってきたのね」
私「自撮り下手だけど、見せてあげるよ」
若菜「わあ、お母さんの年賀状も、飾ってある」
結弦「今でも、モネの『日傘をさす女』は、お母さんの絵ということに、なってるんだ」
麻友「『細胞の分子生物学』、『集合と位相』、『量子力学概論』は、わざわざ、四角で囲ってある。至上命令なのね」
私「モネの絵の上に、針金で、ギザギザ作ったものが、あるだろう」
麻友「あれっ、何の形なのかしら?」
私「ポートの美術の時間に、作ったんだ。以前少し話した、フラクタルというもので、図形の次元が、整数じゃないんだ」
若菜「美術の時間にも、数学のこと、考えている」
麻友「私、おめかしした、太郎さんしか、知らないのよね。大丈夫かしら?」
私「そういう意味では、女の人みんな、共通の悩みを、抱えているんじゃないかい?」
麻友「意地悪ね」
若菜「今日も、病院の床屋さんへ、行ったんですよね」
私「去年の暮れに、床屋さんが、『PayPay 導入したんですよ』と言ってて、やってみたかったんだけど、スマホに、PayPay のアプリをダウンロードはしたけど、どうやったらチャージできるのか、分からず、5月になってしまっていた」
結弦「PayPay ぐらい」
私「私も、PayPay ぐらいとは、思ったものの、クレジットカードと、紐付けるのかと思ったら、銀行口座だと言ったり、3日かかる、とか、色々あって、嫌になっちゃったんだ」
麻友「辛抱強い太郎さんとしたことが」
私「うん。それで、母が、伊豆へ行くというので、生活費を2,000円多く渡してくれた今回、チャージ失敗しても、大丈夫そう。ということで、ネットで、ローソンかセブンイレブンなら、現金チャージできることを確認し、手続きを覚えて、ローソンへ行った。Loppi と、ATM を、間違えるなんてバカなことは、なかったんだけど、ATM の『スマホに』みたいなボタンを、タッチすると、二次元バーコードが、出てくる。二次元バーコードならと、いつも使っている、バーコードリーダーを立ち上げて、読み取るんだけど、なんか、上手く行かない。3回やって、これだったら、セブンイレブンへ行こうかな、と思った」
若菜「お父さんでも無理?」
私「そのとき、画面に、『当アプリのバーコードリーダーで、読み込んで下さい』と書いてあるのに、気付いた。『えっ、アプリ自体が、バーコードリーダーを持っているの? だとしたら、話が違う』これで、後はすんなり行って、4,000円チャージできた」
結弦「確かに、バーコードリーダーが、幾つもあるなんて、初めてだったら、戸惑うよな」
麻友「それで、床屋さんで、PayPay で、支払いをしたのね」
私「それも、こんなので、送金されたのかなと、ちょっと不安になるくらいだった。今、信用経済って、ここまで進んでいるのかなあ?」
結弦「2026年に、お金がなくなる。というのに向けて、もの凄いスピードで、仮想通貨、暗号資産に、置き換わりつつあるんだ」
私「そうなんだねえ」
麻友「題名の『不思議でしょうがない』というのは?」
私「床屋の帰り、家のそばまで来たら、『あら、たろうちゃん』と言われて、見たら、以前も話した、怪獣の図鑑をプレゼントしてくれた、お隣の奥様だったのだ。
隣の奥様「床屋さん、行ったのね」
私「はい」
と、応えたものの、どうして、私がおめかしした日に会ったのか、不思議だ」
麻友「女の人は、男の人が、持ってない武器を持っているのよ」
私「そうなんだろうね。そうとしか、思えない。もう、遅くなったから、今日は、ここまで」
若菜・結弦「おやすみなさーい」
麻友「おやすみ」
私「おやすみ」
現在2022年5月26日22時45分である。おしまい。