現在2023年11月30日20時39分である。(この投稿は、ほぼ4105文字)
麻友「何のための準備?」
私「土曜日は、私の誕生日だ。そして翌12月3日は、麻友さんがAKB48のオーディションに受かった、まゆゆの誕生日だ」
結弦「そうだけど、お父さん。プレゼントとか受け取る側だから、準備するほどのことは、ないんじゃないの?」
私「私も、また今年も、寂しい誕生日か、と、何も考えていなかった」
若菜「5日前に、何か起こったんですか?」
私「月曜日、ポートへ行くと、あの人がいた。約束通り、誕生日プレゼントのアマゾンギフト券を、返還してきた」
若菜「あっ、商品券の方が良かった、とか言っていた、あのギフト券ですね」
私「あの人は、『プレゼントは、自分で買って、お渡しします。ギフト券で買ったら、松田さんが買ったことになっちゃいます』と言っていた。ポイントだけ抜き取ることも可能だから、暗号の部分をチェックしたが、未使用だった」
結弦「さすが、お父さん」
麻友「そうすると、そのプレゼントが、何なのかよね」
私「それなんだけど、プレゼントは、取り寄せていて、12月1日の金曜日に届くとのこと。私が、『その届いたのを、金曜日にポートへ持って来て、渡してくれるということ?』と聞くと、
あの人「土曜日に、鶴見まで、お茶しに行こうかな、と思って」
と言うのだ」
私「鶴見までお茶と言っているが、少なくとも2人に取って、初デートだ」
若菜「えっ、初デート? だって、何度も、Beck's で、しゃべっているのに」
麻友「若菜。太郎さんの思考回路を思い浮かべなさい。数学では、定義が重要なのよ。デートとは、date よ。あらかじめ約束をして、異性の友達と待ち合わせて、会うこと。なのよ。日時を決めるから date なんじゃない」
結弦「えっ、デートって、そういうことなの? 全然知らなかった」
麻友「そうすると、太郎さん。月曜日から土曜日まで、本当に5日で、準備することになったけど、今日、もう木曜日。どこまで、準備した?」
私「月曜日は、実は、交通費と言うことで、ポートから、60698円という大金を、受け取っていた。それを、あの人も、見ていた」
若菜「それに、手を付けなくては、ならないのですか?」
私「それは、最後の手段ということにして、まず、床屋の予約を取ろうと思った。月曜日だったからか、良司さんが、いない。仕方なく、メールを書く。前回行ったのは、8月15日で、3カ月半も経っていて、これで、デートはできない」
若菜「どんなメールを書いたのですか?」
私「以下。
『お久しぶりです
竹内良司様
いつも、ヘアサロンで、お世話になっている松田太郎です。数学大好きな、太郎です。
そろそろ、また、頭をお願いしたいのですが、11月30日の午後とか、どうでしょう?30日が、空いていなければ、12月1日とかに、都合を付けることになります。そんなに、大変では、ありません。ただ、12月2日の52歳の誕生日に、ガールフレンド(渡辺麻友さんではありません)が、お祝いをしてくれるので、それには、間に合って欲しいと、思っています。
お返事は、メールでも、電話でも、良いです。
松田太郎』
というもの」
結弦「全部、書いてある。お父さんも、本当に、なんとかしなきゃ、と思っているんだ」
麻友「太郎さん、火曜日も、ポートへ行っているのよね」
私「クリスマス・オブジェということで、こんなものを、作った」
若菜「お父さんの、いつものピンボケ写真ですね」
私「この日1日、良司さんのメールか電話を待ったが、返事はなかった。頭を使い過ぎて、夜、疲れが出て、19時44分に、母に寝る前の薬のメールを送っている。通常、例えば今日なら、21時50分でも、まだ送っていないから、この異常さが、分かる」
結弦「翌朝、起きられたの?」
私「実は、色々細かい用事があって、いつもなら、3日ごとに、母から生活費を受け取っているのに、実家の改修工事のため、父母は、実家におらず、ここ数日だけ、6日ごとに、弟から、生活費や床屋代を、受け取ることに、なっていた。この29日水曜日、ヤクルトレディが、来たら、メールするから、と言ってあって、12時頃、武蔵新田にある弟の事務所に招かれた」
麻友「私が、貧乏くじ引いたと言ってた、弟さんね。サングラスの営業をしているのよね」
私
ここまで書いて、22時になり、寝る前の薬を飲んだので、眠ってしまった。
現在2023年12月1日5時42分である。再開。
麻友「本当に、良く効く薬ね」
私「本当に疲れていると、バタンキューだ」
若菜「水曜日に、お父さんの、弟さんの事務所に、招かれたところまででしたが」
私「まず、生活費を、受け取る」
結弦「いくら?」
私「今回は、19800円」
結弦「随分、多くない?」
私「決して多いわけではないんだ。通常、3日間で、生活費+夕食費ということで、5000円受け取っている。今回は、6日間だから、10000円。ポートへ2回(12月1日と4日)行く交通費で、2000円×2=4000円。床屋4300円。床屋への交通費500円。床屋のある病院でお昼を食べるため1000円。合計19800円。ギリギリだ」
麻友「それで、弟さんとは?」
私「弟が、眼医者さんみたいな、検眼のためのレンズのセットを持っていて、私の眼の検査をしてくれた。『これを、入れると、棒だったのが点線に見えるね』とか、『これが、網膜にピントが合っている状態なんだ』とか、十分にプロなんだなと、ビックリした」
麻友「それで、食べているのですものね」
私「うん」
若菜「検眼して、それから?」
私「流石に私も、慌て始めて、床屋に電話をかけた。良司さん出たけど、メールに気付いていなかった。半ば強引に30日の予約を取らせてもらった」
私「それから、弟と一緒に出て、お蕎麦屋さんで、天重をご馳走してもらった」
麻友「弟さんが?」
私「わざわざ、生活費を、受け取りに来ているんだから」
結弦「それで、帰ってきたの?」
私「19800円の請求で、ほとんど出ていく。余裕があるのは、生活費+夕食費の5000円、2回の10000円。多摩川線で蒲田。そこから、横浜へ。安くてなんとかなるのは、ヨドバシカメラの上の、ユニクロ。靴下は、先日、6足買ってあるから、大丈夫。下着は、ちょっと迷った。銀色のいかにもカッコいいブリーフと、今回の黄色を基調にした服装と合うくすんだ黄色のトランクス。結局どっちも、カゴへ。そして、一番大切なシャツ。インナーシャツは滅多に着ない、お気に入りの薄い黄色のがあるからいいが、上のシャツが、紺色のものが多くて、ワンパターンだった。黄色というと1種類だったが、結構良いのがあった。これで、3570円。これ以上、お洒落にお金をかけると、2日に2人で食べられないことになるので、帰ってきた」
若菜「そして、今日というか、昨日ですよね。床屋へ行った」
私「床屋の予約は15時だったが、12時10分くらいに、病院に着き、いつものカツ丼を食べ、後は、ソファーに座って、ブログのチェックをしたり、数学をやったりしていた」
結弦「そういうとき、数学をやるって、どういうことを、やるの?」
私「昨日の場合、11月28日から、研究ノートで、始めていた、実数の連続性の公理を、1階の述語論理で、書けるのかな? という検証だった」
結弦「結論は?」
私「実数体 が構成できること、不等号 は、両辺が実数だという条件を含んでいること、を認めれば、実数の連続性の公理の条件は、1階の述語論理で書ける。と、2023年11月30日14時44分32秒に、確かめた」
結弦「それは、発見?」
私「いや、確認しただけ。私に取ってだけ、発見」
若菜「それで、15時から床屋」
私「そう」
結弦「それで、ぶっちゃけ、幾ら残ったの?」
私「財布に3310円、Suicaに2834円、PayPayに3039円、予備として4728円」
若菜「ただ、今日ポートへ行くんですよね」
私「そう。だから、交通費1470円。お弁当250円遣うから、Suicaが、1364円。財布が3060円になる。ワンダモーニングショットを2本くらい買うから、Suicaは、ギリギリ1000円維持だと思う」
麻友「確かに、今まで、デートなんてできなかったわけね。それで、万が一、ホテルへ行くなんてことになったら、どうするの?」
私「普通の人なら、銀行からお金を下ろすとか、クレジットカードだろうけど、私は、クレジットカードの機能を持つ、キャッシュカードを、取り上げられているから、最初のポートの交通費の6万円に、手を付けることになる」
若菜「ああ、そういうことか」
結弦「本当に、お父さん。ギリギリなんだなあ」
若菜「高い本は、買っているけど」
麻友「ちょっと、聞いてみたいんだけどさあ。あの人からもらって、一番嬉しいプレゼントって、どんなものなの?」
私「それは、有り得ないプレゼントだけどな」
麻友「えっ、どんなプレゼント?」
私「明日の14時に、待ち合わせ場所に、あの人の代わりに、麻友さんが来てくれるということだよ」
麻友「えっ、それは…」
私「無理だろ。あの人も、そんなプレゼントは、用意してない」
麻友「こんな、発言が出るとは、思っていなかったので、ちょっと、どう返答したらいいか、分からないは。取り敢えず、ポートへ、行ってらっしゃいよ」
私「うん。行ってくる。じゃあ、解散」
現在2023年12月1日8時13分である。おしまい。