現在2022年8月31日16時19分である。(この投稿は、ほぼ1651文字)
麻友「有理数の定義。整数を作るときより、難航しているわね」
私「当たり前だよ。小学校だって、数っていうのは、最初は、自然数。それから、整数。そして、分数と、進むのは、段々難しくなるからだ」
現在2022年8月31日18時42分である。
麻友「今、どこか、行ってた」
私「母のところに、生活費をもらいに、行ってたんだ」
若菜「もらう直前は、どれくらい、苦しいんですか?」
私「今日の場合、かなり苦しくて、財布の中は、0円。Suica も10円だけ」
若菜「じゃあ、何かあったら?」
私「ああ、銀行に、8千円くらい、預金してあったんだ」
結弦「手持ちが、10円なんて、食べられないじゃない」
私「クレジットカード持ってるから、飢えることは、ないんだ」
若菜「その支払いのために、銀行に預金してた?」
私「そう」
麻友「太郎さんでも、計算間違いすることは、ないの?」
私「計算間違いはする。だから、頻繁に、銀行の中も、見てる」
麻友「銀行の中、見るって?」
私「インターネットバンキングだよ。オンラインの」
麻友「ああ、私の口座を、お父様に見せるって、シミュレートしたわね。そういえば、『自分は、これだけ貯金がありますって、婚約者のお父様に、見せる』って、誰にもらったアイディア?」
私「母から聞いた話だから、本当かどうか、分からないけど、母の上の妹、つまり、山梨でなく、逗子にいる、妹が、後にご主人になる、私の叔父さんを、祖父のところに、連れてきたときの話なんだ。『親は、両方死んでおりますけど、これだけ貯金があります』と、当時だから、銀行通帳を、持って来た。それで、おじいちゃんが、誠実だと認めたのよ。と、母は、言っていた。学生で、恋愛なんかやっている私に、お金もないのに、結婚なんて無理よ。と、言いたかったのかも、知れない」
若菜「その叔父様は?」
私「あの『コメディを演ずる君へ』の投稿のときの、清水にいた、『ものすごく疲れました』と言った、叔父さんだよ」
結弦「その後も、遊んでもらったの?」
私「あそこの家は、娘さん2人なので、私と弟は、息子のように大事にしてもらった。私の人生で、1回切りの海水浴は、逗子で連れて行ってもらった。本当に、海水だと、身体が浮くというのを、確かめられた」
麻友「太郎さんって、本当に、人に恵まれているわね」
私「だから、私の人生で、付いていなかったことは、統合失調症になっちゃったことだけ、なんだって」
若菜「叔父様、ご健在?」
私「それが、今年の3月18日に、癌で、後数週間と、言われて、3月21日に、もうなくなっちゃったんだよ。コロナの最中だから、お葬式はしなくて、母も参列しなかった」
結弦「そうか、叔父さんは、お父様もお母様も、いないんだったね」
麻友「寂しいおしまいね」
私「私が死んだとき、麻友さんが、最後だけ、参列しました。なんて、言っても、嬉しくも何ともないからね。生きている間に、楽しもうよ」
麻友「そっか、そのおじさまが、銀行通帳を持って来た。というのに、ヒントを得て、私のインターネットバンキングか。でも、男と女が、逆になってない?」
私「真面目な顔して、そんなこと、言うなよ」
若菜「お父さんの側が、弱者なんです。お母さんが、面倒見る」
麻友「どうして、私が?」
結弦「金銭のことは、後4年で、問題ではなくなるんだよ。3日で死んじゃった叔父さん見てて分かるように、お金があっても、死んじゃったらおしまい。本当に、好きな人の、そばにいたい。お母さんは、そうは、思わないの?」
麻友「本当に好きな人。井上芳雄さん ♪」
私「駄目かな?」
若菜・結弦「おやすみなさーい」
私「おやすみ」
麻友「♩ ♫ ♬ あ、おやすみ」
現在2022年8月31日21時14分である。おしまい。