現在2024年4月13日19時07分である。(この投稿は、ほぼ8107文字)
麻友「かなり、腕力のいる、計算だったみたいね」
私「丁寧にやって行けば、絶対成功するという確信がなかったら、途中で挫けてしまうだろう」
若菜「お父さんは、どうして、やり切れたのですか?」
私「以前、これと同じ計算を、成功させていたからだ」
結弦「どうして、そのときは、成功できたのだろう?」
私「以前というのは、2015年のことだ。父と、超伝導のゼミをやろうと思い、ランダウを読もうと考えた。麻友さんと会う前の2015年1月から3月末までの、もの凄い躁状態で、父に説明している積もりで、計算した。何でも出来るような躁状態だったから、計算もほとんど間違わず、最後までたどり着いた」
麻友「計算を辿る方も、絶対成功すると、思っていないと、挫けるのね」
結弦「やってみよう。まず、前提となる、昨日までの計算で、
で、
という座標変換をするのだが、これをひとまず、
とする。ここまでは、良いよね」
若菜「今日は、ここから。ひとつ、ひとつが、
となる。 だけ、書き加えた」
麻友「これを、 が、交代多重線形形式だということを利用して、計算する。
は、取り敢えず置いておいて、前の、 に、多重線形性を施して、
と、分配する。やってみる?」
結弦「うん。
のところを、やってみよう。分配すると、
のうち、
という部分が、現れる。これは、交代形式の性質から、 と、なるな。だから、
と、縮む。もちろん、後ろに、 が、付いている」
若菜「私も、やってみる。
の部分を、結弦と同様、 を、利用して、
と、縮められる」
麻友「私も、
の部分を、 を利用して、
と、縮められる」
私「1個ずつ、チマチマやってないで、大幅に削れよな」
麻友「だって、・・・」
私「今までで、どうなった?」
麻友「
もちろん、後ろに、 が、付いている」
私「たくさん、似たようなものがある場合、紛らわしいから、表のようなものを作ると良いこともある。第1行を、 を、後ろに持って行って、
こういう計算は、許される」
麻友「どうして、前の は、消えるの?」
私「交代形式という役目を、後ろの の方に、任せてあるからだよ」
麻友「そうなのか、ちょっと分からないけど」
私「大丈夫。2行目、やってみるか?」
結弦「やってみる。
と、なる」
若菜「3行目、やってみる。
となる」
私「これ、同じところを、 みたいに、まとめてご覧」
麻友「でも、もう遅いんじゃない? 次回に、回さない?」
私「分かった。今日の結論をまとめると、
もちろん、後ろに、 が、付いている。いいな」
現在2024年4月14日21時11分である。再開」
麻友「昨日、投稿しなかったの?」
私「もの凄い、睡魔に襲われるんだ。躁状態の人間を、眠らせるのだから、もの凄い睡眠薬だ」
結弦「お父さんのヒントの通り、
(表)
と、まとめたけど、 に、気付いた」
私「表の段ごとに、計算すると?」
結弦「
と、
で、下の式が、
式(*)
となるので、上の式を、
と、変形する。そして式(*)を加えると、
となるので、
となる。こんな場合でも、 を、使って良いのかな?」
私「結弦の数学では、どうなっている?」
結弦「 が、複素数でも、 は、成り立つんだよね」
私「そうだ」
結弦「じゃあ、この場合も、成立する」
麻友「『人の命を、救おうって言っているときに、目の前のメスやピンセットが、思い通りに動かない、なんてことになったら、困るんだよ』と、言っていた、太郎さんの気持ちが、分からないではないけど」
若菜「こういう状況ですか? どこまで、適用限界を広げられるか、分かっていなければならないんですね」
私「もう、眠いな。今日で終わるかと思っていたが、無理か?」
麻友「急ぐの?」
私「明日、通院なんだ。多分、入院はしないだろうけど、入院すると、連載が止まっちゃう」
麻友「大丈夫よ。睡眠を沢山取る方が、重要だわ」
私「そうか」
若菜・結弦「おやすみなさーい」
麻友「おやすみ」
私「おやすみ」
現在2024年4月14日23時33分である。おしまい。