女の人のところへ来たドラえもん

21歳の女の人と43歳の男の人が意気投合し、社会の矛盾に科学的に挑戦していく過程です。                    ブログの先頭に戻るには、表題のロゴをクリックして下さい。                                   数式の変形。必ずひと言、添えてよ。それを守ってくれたら、今後も数学に付き合ってあげる。

3rd Ed.の見方

 現在2024年10月4日20時08分である。(この投稿は、ほぼ2486文字)

麻友「太郎さんは、昨日、数学の本の読み方の他に、もう一つ書きたいことが、あった」

私「10月1日の投稿で、

という本の第3版が、出ていると言った。私のこのブログのリンク集に、『多様体テンソル解析とその応用』というリンクを張ったので、覗いて観た人も、いるかもしれない」

若菜「アマゾンでも、第2版しか売られてないのに、第3版が出ているって、どういうことなんですか?」

結弦「電子書籍出版って、いうことに、なったんだろうな」

麻友「本当に、実体があるの?」

多様体テンソル解析とその応用まえがき1
多様体テンソル解析とその応用まえがき2


私「取り敢えず、まえがきを持って来た」

麻友「えっ」

若菜「カチャカチャ。ブルバキランダウのブログで、・・・

bourbakiandlandau.hatenablog.com

という投稿で、お父さんが、誤植を指摘している」


*******************************

 さて、一つ気になったのは、

Some of this is planned for a subsequent edition.

という英文である。これは、this じゃなくて these だよね。

*******************************


結弦「あーっ!、その1文なくなっている」

麻友「えっ、どこどこ?」

結弦「第2段落の最後の文で、

Some of these provide additional background material intended for completeness, to minimize the necessity of consulting too many outside references.

に、なってるけど、これは前から、these だった」

麻友「本当に、新しい版なんだ。それで、太郎さんの、この版に対する評価は?」

私「まず、この本の第2版は、他の人も指摘していたが、かなり誤植があった。それは、かなりなくなっている。上のまえがきの最後に、January, 2001 とあるが、このブログのリンクをクリックした場合の、zuj というページ。 AI-Zaytoonah University of Jordan という意味らしいけど、そこに、このページは、最終更新が2014年5月1日だと、書かれている。13年あれば、誤植を直すことも、十分出来ただろう」


若菜「そもそも、どうやって、このページを、見つけたのですか?」

私「『Abraham Marsden Ratiu』と、ググったら、7番目に『Manifolds, Tensor Analysis And Applications 3rd Ed』と、あって、何だろうって」

結弦「それで、題名の『見方』というのは?」

私「この PDF を、前から順番に見ていくのは、結構大変。目次のリンクも、本文の節の名前と一致してない。そもそも、目次にない、『リー群入門』という章が、第5章として割り込んでいるので、第9章まである。そこで、奥義を。Windows の pdf 文書を開くソフトを、Chrome にして、問題のダウンロードした pdf 文書を、開き、右の上のプリンターのマークの隣の点点点を、クリック。出てきたメニューで、2ページ表示にチェックを入れる。こうすると、2ページずつ見られる。更に、中央上部にある、

初めこうなっている

を、クリックして、

こう変える

そうすると、矢印キーの左右で、高速で、ページがめくれるようになる」

麻友「読み方まで、伝授してくれたの? 親切ね。でも、この本は、私には、読めないんでしょ」

私「『多様体の基礎』くらい読んでないと、無理だな」

若菜「『複素変数』、『多様体テンソル解析とその応用』、と、洋書を2冊も紹介してくれましたが、こんなので、ゼミは出来ませんよ」

私「もうちょっとなんだけどな」

麻友「いずれにせよ、もう0時04分だから、投稿して寝るべきよ」

私「じゃあ、解散」

 現在2024年10月5日0時07分である。おしまい。