女の人のところへ来たドラえもん

21歳の女の人と43歳の男の人が意気投合し、社会の矛盾に科学的に挑戦していく過程です。                    ブログの先頭に戻るには、表題のロゴをクリックして下さい。                                   数式の変形。必ずひと言、添えてよ。それを守ってくれたら、今後も数学に付き合ってあげる。

約束だった数学(その5)

 現在2022年9月3日18時23分である。(この投稿は、ほぼ2482文字)

麻友「太郎さん。何もなくても、どんどん書けるのね」

若菜「何をですか?」

私「今日、マックへ行ったとき、『研究ノート4』に、ブログの記事の案を、書いていたんだ」

結弦「ほとんど、完成品だったな。マイナスが、混じったときの、整数の掛け算だった」

麻友「『AKB48中学数学』の03の説明に、書いてあることだけど。太郎さんは、何が定義されるもので、何が他から導かれるものか、ということに、拘るからね」

麻友「ちょっと、見比べてみましょうか」


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『研究ノート4』215ページ

2022.9.3 12:46:20「


若菜「まず {0 \times 3} は、{0} が、{3} 個ですから、{0} です。正確には、

{0+0+0=[(1,1)]+[(1,1)]+[(1,1)]}

{=[(2,2)]+[(1,1)]=[(3,3)]=[(1,1)]=0}

です」

結弦「{3 \times 0} は、掛け算は交換できて、

{3 \times 0=0 \times 3=0}

これらから、{0 \times 0 =0}

私「ちょっと、大雑把だけど、間違いではない」

若菜「これから、{(-3) \times 2} は、

{0=0 \times 2=\{3+(-3)\} \times 2}

分配させて、

{0=3 \times 2+(-3) \times 2}

{0=6+(-3) \times 2}

 両辺に {(-6)} を、足して、

{0+(-6)=6+(-3) \times 2+(-6)}

足し算の交換をして、

{(-6)=6+(-6)+(-3) \times 2}

{(-6)=\{6+(-6)\}+(-3) \times 2}

{(-6)=0+(-3) \times 2}

だから、

{(-6)=(-3) \times 2}

辺ぺん入れ換えて、

{(-3) \times 2=-6}

よって、負号がひとつの掛け算は、絶対値の掛け算に、マイナスを付ける」

結弦「{2 \times (-3)} も掛け算の交換法則で、

{(-3) \times 2 =-6} となり、

{2 \times (-3) =-6}。これも、負号がひとつだから、マイナス。

 一方、負号が2つになると、

{(-2) \times (-3)}

は、次の様に、トリックを使う。

{(-2) \times (-3)}

が、負号が前だけだと思って、

{(-2) \times (-3)=-\{2 \times (-3)\}}

次に、後ろの負号に注目して、

{(-2) \times (-3)=-\{2 \times (-3)\}=-\{-(2 \times 3)\}}

マイナスのマイナスは、{xー}座標と、{yー}座標の入れ替えを、2回やることで、2回やると元に戻る。だから、

{(-2) \times (-3)=-\{2 \times (-3)\}=-\{-(2 \times 3)\}=2 \times 3 =6}

となり、負号が2つだと、正の数字の掛け算だけになる」


                   」2022.9.3 14:13:52

 以上『研究ノート4』217ページまで。


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麻友「トリックを使うのか、というのが、収穫よね」

結弦「掛け算で、交換法則が、成り立つというのは、導けることでは、ないの?」

私「今は、証明できないが、実数の定義(実数というものを、どうやって作ってみせるか)を工夫することで、実数の掛け算で、交換法則が成り立つことを、証明できる。だから、実数の掛け算で、交換法則が、成り立つことは、導ける。安心してていい」

若菜「問題を、見てみましょう。



(2)が、解けるようになったのですね」

結弦「考えてみると、分数の掛け算も、分母分子を、それぞれ掛けるのだから、(3)、(4)も、解ける」

麻友「

(2) {(-3) \times (+8) =-(3 \times 8)=-24}

ね。太郎さん、途中式書かないから」

若菜「(3) {\displaystyle \biggl(-\frac{3}{4} \biggr) \times (+6) =\biggl(-\frac{3}{4} \biggr) \times \biggl(\frac{6}{1} \biggr)}

{\displaystyle =-\frac{3 \times 6}{4 \times 1}=-\frac{18}{4}=-\frac{9}{2}}

私「良い感じだな。今日は、ここまでにするが、ここまでの話題に上った、{[(5,7)]_{\sim}} というものが、本当はどういうものなのか、次回、追究してみることとする」

若菜・結弦「おやすみなさーい」

麻友「おやすみ」

私「おやすみ」

 現在2022年9月3日21時45分である。おしまい。