現在2022年9月4日18時10分である。(この投稿は、ほぼ3647文字)
麻友「太郎さん。映画、観ていた。マリリン・モンローの出ている映画ね」
私「有名な映画で、『七年目の浮気』という1955年の映画だ」
若菜「観たことあるんですか?」
私「ない。4月頃、BSプレミアムで放送されたので、録画してあった」
麻友「知ってるわよ。地下鉄の風で、マリリン・モンローのスカートが、めくれ上がるのよね」
私「そのシーンだけで、有名な映画なんだと思う」
結弦「20分くらいで、止めちゃったけど」
私「2時間、じっくり画面に見入るというのには、なかなか耐えられないんだ」
麻友「短気になって来ているのかしら。『おじいさんの短気』というのは、ドラマでもある」
私「有名な、『エデンの東』だって、そうだ」
麻友「今日は、 というのを、追究すると、言ってたけど」
私「まず、若菜。 というのの、丁寧な書き方を、してみて。『・・・』を使っても、いいから」
若菜「同値類ですよね。
の代表が、 なのですから、
ですし、
ですから、
と言うことでは、ありませんか?」
私「良く、理解している。同じように、 を、解剖すると、どうなる? 結弦?」
結弦「分母が、ゼロになると困るからね。と言って、お母さんが、分母が、 以下になることを、禁じたから、
だ。これを、お姉ちゃんの様に、書くと、
や、
だから、
ということだよね」
私「よしよし。でも、わざわざ、追究するなんて言ったのだから、これで、終わりの訳は、ないな」
麻友「やな予感」
私「麻友さん。
の、
や、 って、どういうものだった?」
麻友「あっ、整数ね。そうすると、
や、
などね」
私「 を、覚えていたのは、さすが、特待生の面目躍如だ」
私「これで、終わりではない。結弦、 の右辺の同値類を、丁寧に書くと?」
結弦「うへっ、まだあるの? えーと、
だけど」
私「若菜、 や、 や、 は、もっと、根源に遡って、書けたな」
若菜「あっ、整数は、宝塚の自然数で、定義されていたんだった。だとすると、
ということです」
私「宝塚の自然数は、一番基本にあるもので、このレヴェルまで、遡って、まだ問題が解けないとしたら、その問題は、別な何かを必要としていると、思った方が良い。コンピューターのアセンブリソース言語、つまりアセンブラみたいなものだ。ところで、麻友さん。
を、宝塚の自然数で、書いてくれ」
麻友「来ると思った。
で、宝塚の自然数による表示、どうかしら?」
私「分数の、同値類は?」
麻友「あっ、
だ」
私「そうだ。皆良く、頑張った。これが、『1から始める数学』の、決着の付け方だ」
結弦「えっ、『0から始める数学』では、違うの?」
麻友「馬鹿、言っちゃ駄目」
結弦「どういうこと?」
若菜「さすが、お母さん。お父さんが、次に、『0から始める数学』を、隠しているのを、分かってたんですね」
麻友「『0から始める数学』は、 を、 と、定義するのだった。それに、 で、座標を、定義する。全然、違ったことになる」
私「特待生。流石だな。今日は、許してあげるよ」
麻友「昨日解いてない問題を、やりましょう」
若菜「で、(4)を、まだ解いていません」
結弦「小嶋陽菜さんが、『ねぇねぇりえちゃん,(4)は分母が になって約分が大変だよぉ…。』と、言ってる」
若菜「北原里英ちゃんが、『かけ算する前に, と , と で約分してみたらどう?』と、答えていますが、私達は、どうしたら良いでしょうね」
麻友「分母分子に、同じものを掛けたものが、等しいことは、結弦の発見だった。掛けた後のことを想像して、分母分子に、同じ数を、掛けてみたら?」
若菜「でも、法則性が、見つかりません」
麻友「太郎さんが、なんで、あんな式変形できるか、不思議でしょう。私、計算しているときの太郎さんの頭の中、見てみたこと、あるの」
若菜「そんなこと、できるんですか?」
麻友「そうしたらね、いっつも、 とか、 とか、数を見ながら、その数の、素因数分解を、思い浮かべているの。だから、 と、 だったら、 だと、ひとりでに、分かるみたいなのよね。お父様のクイズでの特訓と、公文での計算練習の賜物ね」
若菜「そんな、恐ろしいこと、できなくて、いいです。 か、 で、割れるかどうかだけで、良いです」
結弦「だったら、偶数かどうかと、各桁の数の和が、 で割れるかどうかだけ、チェックするだけで良い」
若菜「あっ、そうか」
結弦「(4)は、
だ」
私「今日は、ここまでにしよう」
麻友「おやすみ」
若菜・結弦「おやすみなさーい」
私「おやすみ」
現在2022年9月4日21時32分である。おしまい。