女の人のところへ来たドラえもん

21歳の女の人と43歳の男の人が意気投合し、社会の矛盾に科学的に挑戦していく過程です。                    ブログの先頭に戻るには、表題のロゴをクリックして下さい。                                   数式の変形。必ずひと言、添えてよ。それを守ってくれたら、今後も数学に付き合ってあげる。

変化はゆるやかに

 現在2022年9月14日6時24分である。(この投稿は、ほぼ2925文字)

麻友「昨日、太郎さん。ドラえもんを描いた後、お張り込みだったのね」

私「麻友さんとのシミュレートで、食べに行った、花月嵐で、げんこつラーメンを食べてきた」

若菜「いくらだったんですか?」

私「普通盛りで、760円だけど、私は、大盛りにするクーポン券を持っていたから、大盛りに、してもらった」

結弦「お父さんでも、クーポンなんて、使うんだ」

私「スマホなんかに、何々のクーポンですというのが、一杯入ってくるけど、全部無視している。だって、賞品の値段の8割方は、こっちがお金を払うのが前提なわけだろう。お金がない人間にとって、お金は、遣いたくないんだ」

麻友「太郎さんは、そんなこと言うけど、世の中は、貯め込むことよりも、お金が流通して、景気が良くなる方が、良いのよ」

私「私に、説教するのか」

麻友「釈迦に説法だったか」


 ここから、ポートへ向かう電車の中。


私「働きたがっている女の人が、沢山いる。大きく分けて、ふたつのタイプに分かれると思う。ご主人の稼ぎだけでは、家計をやり繰りできず、お金のために、働きたいタイプ。そして、もうひとつは、主に科学者などで、研究に生き甲斐を見出していて、お金なんかどうでもいいから、働きたいタイプ。科学者でなくとも、麻友さんのような、女優とか、前橋汀子さんのような、芸術家も、このタイプだ」

若菜「4年後にお金がなくなっても、後者の人は、働きたがりますよね」

私「そうだ。お金のためでなくとも、働きたいという人こそ、これからの世の中で、必要とされる人だ」

結弦「お父さんは、本当に、そういう人を、知っているの?」

私「私の周りに、かなりの数、いる。小林りんさんを持ち出さなくとも、トントンやポートの雨宮さんや塩田さんなどは、お給料が、全然ペイしてないのに、熱意で、仕事をしている」

若菜「どういうところから、そう分かるのですか?」

私「ポートで、メンバーは、12時頃、お弁当を食べている。ところが、ある日、雨宮さんが、14時頃、お弁当を食べている。



私「食いっぱぐれたんですか?」

雨宮「それだけじゃ、ないの。この後夕食が、いつ食べられるか分からないから、少しでも、遅く食べようと、思ってね」



というやりとりも、あった」


 ここから、ポートからの帰りの電車の中。


麻友「ああ、そういうことは、どこでも、あるわ。なんで、土砂降りのなかで、コンサートしなきゃなんないのよって」

私「ああ、何度も、あったね」

麻友「その熱意がなければ、良い仕事は、できない」


私「今日、久しぶりに、Sさんが、ポートに来たんだ」

 Sさんとは、このときの人。

27182818284590452.hatenablog.com



麻友「良いのよ。無理しなくて」

私「無理なんか、してない。そういう話をするために、持ち出したんじゃない。Sさん、芥川龍之介の『地獄変』読んで、感想文を書いたなんて言ってたから、国語力あるのかと思ってたんだけど、法律の条文とか、読んだり書いたりするの、かなり大変らしい。幻聴以外にも、障害を抱えているみたい」


 ここから、自宅にて。


麻友「太郎さんの言いたいことは、分かる。ありとキリギリスのありみたいに、蓄えを作っておこうとするから、定職に就くということに、意味が出て来る。障害者が、本来同じ土俵で戦えるはずがないのに、健常者の土俵で働くことを望むのは、最低賃金を、もらいたいからだ。でも、太郎さんは、最低賃金とか、ベイシックインカムなどでは、生ぬるいと、思っている」

私「そう。そうなんだけど、今日、Sさんが、言ったことで、少し道が楽になった」

若菜「何か、アドヴァイスを、もらったの?」

私「慣れる時間が、必要という話で、


Sさん「法律を、変えるにしても、何にしても、ある程度、時間が、必要なのよ。だから逆に、今、大学受験する子供達くらいは、新しい制度が、当たり前になってる」


と、言ったんだ」

麻友「どういう制度?」

私「あのときの流れは、お給料を沢山もらっている人が、まともで立派な人という考え方は、もう古いという話だった」

若菜「私達の、元いた世界に、ちゃんとつながっているじゃない。ねえ」

結弦「お父さん。本当に、『1=0 day』やったんだ」

麻友「あっ、お前たちに、会いに行った2042年で、本当に、それが、実現してたの?」

若菜「前知魔みたいになるから、未来のことは、あまり言うなよ。と、未来のお父さんから、言われているけど、4年後(2026年)に、『1=0 day』というのは、習った歴史とちょっと違うな。と思っていました。Sさんの、変化には、時間がかかるという忠告を入れて、お父さんが、ゆるやかに、実施したというのが、実際だったんですねえ」



 ブログを読んでて、分かるように、2042年にタイムマシンで行ったのは、2018年のこと、一方、『1=0 day』という名前を思い付いたのは、2022年のこと。
 世界情勢が、新型コロナウイルスや、ウクライナでの戦争などで、予想していなかったほど変化し、逆にこの変化こそ、世界中の価値観を変える動機付けになると、喜んでいた。さらに今日(2022年9月14日)、これまでのように2026年に拘ると、却って失敗する可能性に気付いた。未来の人の持つ歴史と、これから作る歴史。大切なのはもちろん、これから作る歴史である。それは、読者も参加して作っていくものだ。頼むぞ。


麻友「今日は、本当は、超実数やるはずだったのよね。書いていくうちに、長くなって、独立させた。太郎さん、数学が好きなのは確かだけど、『社会の矛盾に立ち向かう人』に、なりがちなのよね。カワイイというか、・・・」

私「今日は、これで、投稿しよう」

麻友「ちょっと、待って。Sさんって、働きたいのかしら?」

私「少なくとも、お父様は、さっきの様に、古い人で、働かなきゃ駄目。という人だって。でも、Sさん自身が、自分は無職だとも言ってた。良く分からない」

若菜「お母さんの言いたいこと、分かります。ここで、Sさんの姓だけでも書けば、仕事に就く上で、このブログが、追い風になることこそあれ、逆風にはならないと」

私「じゃあ、本人から、止めて下さいと、言われたら、伏せるということで、名前を明かそう。下条さんという人だ。真っ白なスクリーンに、1からHTML打って、ホームページ作れる人だ。小学校のとき、エジソンみたいに、学校の図書館の本を、全部読んだそうだ」

結弦「お父さんが、褒めるだけのこと、あるんだな」

麻友「じゃあ、後5分で、薬のアラームが鳴る。投稿して」

私「じゃあ、バイバイ」

若菜・結弦「バイバーイ」

麻友「バイバイ」

 現在2022年9月14日20時42分である。おしまい。