女の人のところへ来たドラえもん

21歳の女の人と43歳の男の人が意気投合し、社会の矛盾に科学的に挑戦していく過程です。                    ブログの先頭に戻るには、表題のロゴをクリックして下さい。                                   数式の変形。必ずひと言、添えてよ。それを守ってくれたら、今後も数学に付き合ってあげる。

少し遊ぼう

 現在2023年9月6日18時54分である。(この投稿は、ほぼ1891文字)

麻友「ツォルンの補題を、お休みするの?」

私「そう。もしかしたら、パソコンが壊れるかも知れないし、書いておきたいことも、ある」

若菜「お父さんが、わざわざ書くって言うときは、エッチな話のことが、多いですが」

結弦「そうでしょ」

私「それも、ある」

若菜「やっぱり」


私「多くの文化で、性のことは、恥ずかしいことと、扱うことが、多かった。そして、そこにつけ込んで、お金を儲ける仕事もあった」

麻友「私も、かすってるわね」

私「麻友さんが、もう結婚しているなら、その子への教育で、また、まだ結婚していないなら、結婚相手を選ぶ上での、試金石として、聞いて欲しい」

若菜「結婚生活を円満に送る上で、お父さんが、重視しているのが、デール・カーネギーの『人を動かす』ですよね。艦隊の1艦」

私「私の父と母は、どちらもたくさん小説を読んでいて、息子を大学に入れるところまでは、上手く行った。もう、これで、手も離れて、おしまいだ。そう確信していただろう。だが、問題は、このときまで、隠れていたのだ。父と母が、大学に入った私に、よせば良いのに、ガールフレンドに、手を出すな、という話し合いなどをしたために、私は、それまで浪人中、駅からの道を、自転車を押してきたりする仲だった内海さんとの間に、何か企みがあるのか? と、疑い始めた。このこと自体は、それほど問題ではない。問題は、私が、気違いになっていくそのサインを、スマホもない時代だったのもあって、受け取り損ねたことだった」

麻友「どういうサインだったの?」

私「私が、父母に、『女の人に、全部ください、と、言いたいときは、なんて言えば、良いのですか?』と、手紙を書いている」

麻友「それ本当に、書いたの?」

私「色んな言い方をしているが、同じ意味のことを、何度も書いている」

若菜「それは、どう答えてあげれば、良かったのでしょうね」


私「私が、その恋に、失恋した後、私は、読みかけだった、『ご冗談でしょう、ファインマンさん上・下』を、読んでいて、解答にたどり着く」

結弦「解答が、書いてあるの?」

私「ファインマンは、結核でキスもできないガールフレンドと、結婚し、上巻の『下から見たロスアラモス』の部分で、少し描かれるのだが、ガールフレンドは、死んでしまう。このガールフレンドのことは、後に、『困ります、ファインマンさん』で、もっと描かれる」

若菜「それで、ファインマンは、女の人と、どうすればできるか、知らなかったというわけですか」

私「『ご冗談でしょう、ファインマンさん』の、上巻の最後の『ただ聞くだけ?』という節に、ファインマンが、書いている」


麻友「それを、読むまで、分からなかったの?」

私「私の父母というのは、映画『リバー・ランズ・スルー・イット』を観せて、『お前の、ラブレターとは、大分格が違うな』と、言ってきたりする人間だから、お話にならない。ファインマンの文章を読んで、分かった」

結弦「そこまでは、分かったよ。『僕と、寝て欲しい』と、言えば、いいんだろう。でも、それを知ってたのに、なぜ、石田さんとも、上手く行かなかったの?」

私「石田さんが、そんな下品な手紙を、保管しているかどうか、分からないけど、私は、『これで、私を捨てるんなら、最後に1回やらせろ』という手紙を、送っている」

若菜「その手紙を受け取っていて、石田さんは、お父さんが、もうちょっとで、気が狂うところまで来ていると、分からなかったのですかね」

私「サンフランシスコのことしか、頭になかったのだろう」


麻友「これは、私への想いのとばっちり?」

私「麻友さん。内海さんの場合も、石田さんの場合も、1回やれば、それでいい、というものではないのだろう。内海さんの場合は、多少は気があった。石田さんの場合は、困った後輩でしかなかった。もう他の人は、いいんだよ」

若菜「お父さん、思いっきり、真面目?」

私「麻友さん。まだ、1人に、絞ってないのだろう。私のところへ来てよ。お願い」

若菜「そういうときは、『一緒にプリンパフェ食べよう』って、言うんです」

結弦「爆弾入りだけど、封をします。それでは、解散」

 現在2023年9月6日20時57分である。おしまい。