女の人のところへ来たドラえもん

21歳の女の人と43歳の男の人が意気投合し、社会の矛盾に科学的に挑戦していく過程です。                    ブログの先頭に戻るには、表題のロゴをクリックして下さい。                                   数式の変形。必ずひと言、添えてよ。それを守ってくれたら、今後も数学に付き合ってあげる。

倒せツォルンの補題(その9)

 現在2023年9月4日22時11分である。(この投稿は、ほぼ1870文字)

麻友「ツォルンの補題は?」

私「9月3日の日曜日に、少し水をかけてしまったのが、原因のようで、ディスプレイの明るさが、全開になるように、信号が出続けていて、パソコンの調子が、悪かった。その影響が、段々広がっていた。またもうひとつ、私は、スマホをパソコンで充電しているのだが、ケーブルの端子が接触不良を起こしていて、充電したり、止まったりを繰り返していて、パソコンに、悪影響を与えていた。そして、今日(9月4日)もうまともにインターネットが、できないほどになった」

麻友「修理に出すの?」

私「なんとか、そういう手段を使わずに、解決したかった」

若菜「水かけたのが原因だったら、キーボードを、ヒューレット・パッカードに送ってもらったら?」

私「5年前のモデルだから、送ってくれるかどうか、怪しい」

麻友「太郎さん、5年前に、VAIOのパソコンのキーボードが壊れたとき、ひとつ買ったんじゃなかったっけ?」

私「そう。それを思い出して、5年前のキーボードを、つないでみた」

結弦「上手く行った?」

私「今のところ、大丈夫そう。でも、今回のことで分かるとおり、5年前のこのパソコンも、寿命が近付いている」

麻友「お金があったときは、パソコンを2台持っていたりしたけど、今は、そうは行かないわね」

私「パソコンのない生活は、考えられなくなっている。でも、パソコンに向かっている時間を、全部、数学に向けたら、今の何倍も、数学が進むかも知れないなあ」

若菜「それは、本当じゃありません? お父さん、ブログを書くのに、大量の時間を使ってますもの」


 ここまで、昨日書いて、眠くなって寝た。

 現在2023年9月5日22時47分である。

麻友「最初の2行読んだだけでも、ツォルンの補題の証明は、分からないわよ」

私「確かにこの証明は、恐らくこの本の、一番難しい証明だろう。私は、この、

の、集合のところは、全部読んだが、あやふやなのは、これを含む、2,3個だけだった」

若菜「どうして、その一番難しいのを、よりによって、最初にやるのですか?」

私「abc予想の証明を、川上量生さんに説明する、という目標は、今でも持っている。abc予想の証明は、ツォルンの補題とは、比べものにならないほど、難しい。麻友さん達に、ツォルンの補題の証明の仕方を工夫しながら説明することで、abc予想の証明を、説明する手掛かりを得たい」

結弦「僕達は、モルモットか」

麻友「じゃあ、昨日の2行、説明してよ」


 定理 5.1 (ツォルンの補題

 {(a,\prec)} を、帰納的順序集合、{\alpha \in a} とすれば、{a} の極大元 {\beta} で、{\alpha \prec \beta} となるものが存在する。


 定理 5.1の証明

 {\mathscr{C}=\{C \in \mathcal{P}(a) | \alpha \in C \wedge C}{a}の鎖{\}} とする.{\{\alpha \} \in \mathscr{C}} である.定理の仮定によって,{\mathscr{C}} の任意の元 {C} に対して{u.b.(C) \neq \emptyset} となる.


麻友「{\mathscr{C}} は、C の花文字だったわね。それが、次の集合だというのね」

私「そう」

若菜「{\mathcal{P}(a)} は?」

私「集合 {a} の、部分集合全体の集合。この場合、

{\{C \in \mathcal{P}(a) |}

と、なっているだろう。{C} が、{a} の部分集合ですよと、言ってるんだ」

結弦「ひとつずつ各個撃破はできるけど、全体として、つかめないなあ」

私「それは、IUTの論文では、500ページを、総体としてつかむのだから、並大抵の努力では、無理だろうね」

麻友「今日は、もう23時41分。寝たら?」

私「そうするか。じゃ、解散」

 現在2023年9月5日23時43分である。おしまい。