女の人のところへ来たドラえもん

21歳の女の人と43歳の男の人が意気投合し、社会の矛盾に科学的に挑戦していく過程です。

数Ⅲ方式ガロアの理論と現代論理学(その12)

 現在2018年12月8日6時40分である。

「今日、何の日か知ってる?」

 AKB48がデビューした日でしょ。2005年12月8日。

「良く覚えてるわね」

 実は、開戦記念日でもあるんだ。

ニイタカヤマノボレ?」

 おー、社会、得意というの本当だね。

 ハワイの真珠湾に、旧日本海軍の、航空母艦、赤城(あかぎ)を初めとする機動艦隊から飛び立った、三菱零式艦上戦闘機及び三菱零式艦上攻撃機(通称ゼロ戦)の大部隊が、奇襲攻撃をかけた。

 これは、宣戦布告をする前に、攻撃をかけたから、卑怯だと、言われ続けた。

 でも、当時のアメリカ大統領ルーズベルトは、この奇襲攻撃を、初めから知っていた。

 時代は、スピードののろい、戦艦や巡洋艦が、長射程の主砲を撃ち合う、艦隊戦から、空母の艦載機で、遙か何百キロから、攻撃をかけるのが、効果的な、機動艦隊戦に、移ってしまっていた。

 だから、ルーズベルトは、真珠湾から、演習と称して、空母艦隊だけ、遠ざけておいた。

 日本艦隊は、そんなこととも知らず、真珠湾を攻撃し、戦艦、巡洋艦駆逐艦練習艦など、ほとんどすべてを撃沈。巡洋艦ですぐに動ける艦は1隻のみという状態にして、

トラ・トラ・トラ

と、報告した。

 機動艦隊で、あんなに成功したのに、日本は、空母を守ること、すなわち、レーダーで、索敵する技術を、高めようとしなかった。

 やがて、逃がしてもらっていた、アメリカ機動艦隊が、復習してくることとなる。

 ミッドウェー海戦。レーダーの技術が低い、日本機動艦隊は、基地攻撃用の爆弾を積んだ艦載機を出発させようとしていた。

 アメリカ機動艦隊が、待ち伏せしているのに気付いたのは、直前。

 爆弾を、艦隊を沈めるための魚雷に取り替えている間に、アメリカ機動艦隊の艦載機は、発進。

 後、数分あれば、迎撃できたのに、魚雷でいっぱいの空母に、アメリカ空母艦載機の爆弾が命中。

 無敵だった、日本の連合艦隊の空母が、半数以上沈められた。


「良く覚えてるわね」

 私が、小学校の頃、読んでいた、『船』という図鑑に、丁寧に説明されてたんだ。

 その後、『連合艦隊』という映画も観たし、事あるごとに、気にして、読んだり見たりしてきた。


「12月8日に関しては、それだけ?」

 いや、実は、私の、出産予定日だったんだ。

「じゃあ、太郎さん、6日早く生まれてきたのね。そういう情報も、お母様から得られるなんて、本当に楽しみにされて、生まれてきたのね」

 だから、私は、できちゃった結婚するような人は、許せないんだ。

『お前は、間違いで、生まれてきたんだよ』

なんて、生まれてくる子に、失礼だ。

『もう一回、セックスやりなおせ』

って、言いたい。

「太郎さんは、お腹の中の赤ちゃんを殺していいと、思ってるの?」

 お腹の中ってことは、まだ生まれてないんでしょ。人間じゃないよ。殺したことにはならない。

「太郎さん。そんな考えなの? いつもの優しい太郎さんじゃない」

 うん。これは、10年くらい前までの、私だ。

 母が、私の恋愛に、口を出すので、

『中絶って、なんで、悪いんだ。母体を傷つけるからか?』

と、メールを送ったら、

『中絶は、殺人です。中絶した人が、傷つくのは自業自得です』

と、返事が来た。

『中絶が、殺人だって?』

と、知ったばかりの頃に書いたのが、このブログのリンクの『私の文献』のフォルダのなかの『小学生からの一般相対性理論(まえがき)(卒業論文第1稿)』と、『小学生からの一般相対性理論(あとがき)(卒業論文第1稿)』の2つだ。

「太郎さんは、このとき、考え方を、変えたの?」

 変えた。

 だが、それは、一時だった。

 4年半後、『小学生からの一般相対性理論(あとがき)(卒業論文第2稿)』というものを書き、さらに、考え方を変えた。

 私の母に言われて、一瞬びっくりしたけど、生まれるべきでない、子供を産むのは、やっぱり間違いだと思う。

 その子供の、それからの辛い人生を思うとね。

「太郎さんは、自分の人生が、辛い?」

 私は、小さいときから、期待され、褒められて、育った子供だもの、辛くはないよ。

「辛い人が、いると思う?」

 障害者なんか、見てると、私は、天才で良かったなぁ、と、つくづく思うね。

「じゃあ、その天才ぶり、見せてよ」


 じゃあ、『新連載について』という投稿で7つの連載をすると言ってから、唯一まだ始めてなかった、『現代論理学』の、退院以来、最初の投稿をしよう。



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               Ⅰ-Ⅰ トートロジー


{\S1} 命題結合

 次のような推論の例を考えよう.

            1+2が4であるなら,雪は黒い.
            1+2は4である.
            ──────────────────────
            ゆえに,雪は黒い.

 この推論は明らかに「論理的に正しい」と言えるが,その「正しさ」は,推論を構成している個々の命題の内容的な意味に根ざしているのではない.(この場合,個々の命題は内容的に見れば偽であるか,あるいは第1の前提の場合は〔通常の見方では〕無意味である.)この推論の正しさはむしろ,それが全体として備えている,或る一定の「型 form 」にもとづいている.実際,この推論を次のような一般的なかたちに書きかえても,その推論としての本質は変わらず,依然として正しい推論として成立する.

              AならばB
              A
              ───────
              ゆえにB


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「ちょっと、『1+2が、4であるなら』って、どういうことなの?」

 安井さん。しょっぱなから、ぶっ飛ばしている。

 前に話した、『論理学をつくる』では、第1章全部使って、

『論理的に正しい、ということは、ある『形式』を持った、推論をした場合にのみ、言われ、『どういう『形式』が、論理的に正しいのか?』というのを、研究するのが、論理学の目標の一つなのだ』

と話している。

 この本ではそれを、わずか20行ほどで、伝えようとしている。

「でも、1+2は、4じゃないでしょ。若菜と結弦にも、聞いてみる。スマートフォン、オン」

若菜「お父さん、『論理学をつくる』を、読んだんでしょう。上手く、説明してください」

結弦「1+2は3だけどさ、1+2が4だったら、ということを、うそこに認めたら、意味通らない?」

「えっ、うそこって?」

結弦「うそこって、嘘っこ、つまり、嘘だけど本当、空想上ってこと」

「『1+2が4であるなら』が、正しいと、うそこで、認めると、『雪は黒い』」

若菜「そして、『1+2は4である』も、正しいと、うそこで、認める」

結弦「そうすると、『雪は黒い』という結論が、うそこで出てくる」

「つまり、全部うそこの世界、空想上の世界の話だけど、その世界の話としては、理路整然と、道理の通った説明になっている」

 その、道理の通った説明だと感じた理由は?

「それが、

        AならばB
        A
        ───────
        ゆえにB

という、きちんとした、手順で、説明してあったからよ」

 そこまで、分かれば、安井さんの次の文に、移って大丈夫。この本には、その言葉は出てこないけど、『AならばB』そして『Aが成り立つ』の2つから、『ゆえにB』と、結論を導く方法を、三段論法という。厳密にいうと、構成的仮言三段論法(こうせいてきかげんさんだんろんぽう)というのだが、名前を覚えるより、概念を捉えることに集中して欲しい。ラテン語で、『{\mathrm{modus\ ponens}} (モーダスポーネンズ)ということから省略して、{mp} と書かれることもある。この本で、頻出するぞ。

若菜「お父さん。その、『構成的・・・なんちゃら』なんていう名前まで、覚えてるんですか?」

 いや、『こうせいてきかごん』と、入力して、『仮言』が、ATOKで変換されないから、『あっ、これ、『かげん』って、読むんだ』と、今知ったくらい、名前なんて、きちんと覚えてないよ」

結弦「それにしては、数学の定理も、物理学の原理も、パッパと、出てくるよな~」

 頭のモードというのがあるんだ。

 藤原正彦という数学者が、『数学者の言葉では』という本の中で、書いているんだけど、自分が数学モードの頭になっているときと、文学モードになっているときがあって、一方から他方へ完全に移るまで、3日くらい、かかるというんだ。

 藤原正彦『数学者の言葉では』(新潮文庫

数学者の言葉では (新潮文庫)

数学者の言葉では (新潮文庫)

「じゃあ、太郎さんも、数学モードとか、音楽モードとかあるの?」

 数学モードというかね、数学の中にも色々あって、数学基礎論モードとか、幾何学モードとか、解析学モードとか、代数学モードとか、物理数学モードとか、あって、何か一つ事に熱中すると、それに関係したモードに、自然になるんだよ。一度そのモードになると、昔習ったことなんかも、バンバン思い出せて、問題もどんどん解ける。ところが、他のモードでかつて解いた問題にフッと出会うと、『あれっ、これどうやって解いたんだっけ? 最近やってないから、忘れちゃったな』となる、そうなると、文献を見なければ、ならなくなる。

若菜「お父さんが、たくさん文献持っているのは、アイディアを得るためだけでなく、昔勉強したままに、あることを思い出せるように、するためなんですね」

 そうだよ。

 だから、絶対売れない本が、たくさんある。

若菜「でも、これ全部、目を通してあるとは、思えないですけど」

 そんなこと、いうんなら、その辺に見えている本、適当に取って、パラパラッと、めくってごらん。

 私の書き込みが、必ず、見つかるから。

結弦「いや、このノートの数を見れば、ウソでないのが分かるよ」

 このノートは、私の科学の生命線だ。

 でも、一度自分がノートに書いたことを、復元するのは、書いたときほど、大変ではない。

「太郎さんのノートは、ずっと書き続けてるの?」

 いらないように思えるノートは、ひどい扱いしてるけど、『麻友』のノート53冊を含めて、大学入学の1991年から、今年2018年まで、28年間に、200冊くらいは、書いてる。

若菜「全部、取ってあるんですか」

 いや、ノートの大切さを知ったのは、大学4回生の時なんだ。

結弦「どんなことがあったの?」

 4回生の時は、天体核のゼミにいた。

 そのとき、『場の古典論』を、読んでたんだけど、かなり進んでから、チューターの中尾憲一さんが、

『この本の小さい添え字なんて、信じちゃ駄目だよ。全部、自分で計算しなきゃね。そういう全部、自分でチェックした本が、自分が進む分野に、ひとつできると、安心するね」

と言ったのだ。

『そうですか』

と、私が言ったら、

『まあ、そのうち、自分のノートが、できてくるけどね」

と、先生は、言った。

 このとき以来、私は、ノートを大切にするように、なった。

結弦「小学校のノートとは、違うんだろうなあ」

 まあ、小学校、中学校のノートは、先生が書いたの、写してるだけだからね。

「ノートって、どうやって取ったら、いいの?」

 そもそも、何のために、自分がノートを取るのか、はっきりしてないと、ノート取る意味はない。


 私に取っては、ノートは、そのとき、私自身が、どこまでアイディアを思いついていたか、どういうことが気になっていたか、何を解決しようとしていたか、を記録したい。

 だから、私は、これを、書きながら、

『そういえば、雑誌『sweet』の2018年10月号は、入院してたから見てないな、どんな記事だったんだろう?』

と、思い出して、

『sweet 2018年10月号 渡辺麻友

と、検索した。

 写真を眺めていたとき、うっかりその写真のひとつを、タッチしてしまい、誰かのブログが、表示された。

渡辺麻友

というブログなのだが、スタッフの人が、書いてるのだろうか、写真がたくさん。

 その中に、ミュージカル『アメリ』のことが、書いてある。

 アメリとニノについて、

『そして、2人の出会いまで、映画もそうだがなんともまどろっこしく、「いつになったらリアルに会えるんだ?」という、この時間のかかり方が「アメリ」、時間がかかる方が観ているこっちも色々と空想できる。そんな出会い方もいいもんだと納得してしまう。

 恋に奥手なアメリとニノ、「近付かないで、離れないで」と歌う下りは妙に共感できる心情だ。』

とある。

「太郎さん。それ、読んじゃったの?」

 駄目かい?

「私達の周りの人達は、私と太郎さんが、どうやって、リアルに会うのか、楽しみにしてるのに。結末を、早めちゃ、駄目よ」

 うーん。それね、あまり、お勧めできない。

「『近づかないで、離れないで』やっちゃ、駄目?」

 前に、夏目漱石の『明暗』を、勧めたでしょう。

「ああ、そんなこともあった」

 あの、『明暗』っていう小説、周りが絶対くっつくと思ってた男女の女の方が、他の男の人に、嫁いじゃうんだ。

 それで、振られた男が、やけになって、好きでもない女の人と、婚約し、結婚するんだ。

 だけど、昔の女の人が、忘れられなくて、他の男の人に嫁いでしまった女の人に、

『なぜ、オレを、捨てたんだ』

って、聞きに行くんだ。

「それで、結末は、どうなるの?」

 聞きに行って、向こうと会ったところで、漱石絶命。

 だから、未完。

「うっそ、そんな終わりかた、ないわよ。なぜ、振ったんだろ?」


 麻友さんには、その振った女の人の気持ちが、分かるんじゃないかな?

「私に? つまり、太郎さんを、私が振ったとき、どういう気持ちかってことよね」

 やってみる?

「ドラマ『いつかこの雨がやむ日まで』って、死んでしまったロミオを見て、一緒に死ぬはずだった、ジュリエットが、『私は、生きる』って、言うのよね。あれは、何を言いたかったと思う?」

 これは、深読みかも知れないけど、私が、

『麻友さんを置いて、先に死なない』

なんて言って、長生きするって言ってるけど、麻友さんとしては、最初のご主人である私と楽しんだ後、私が早く死んでくれた方が、また自分を好きになってくれたファンの人と、お楽しみの時間を持てる。

『太郎さん。私を置いて、死んでくれていいのよ』

という宣言かも知れないな、と解釈している。

「太郎さん。分かってるんじゃない。23歳も年上の、太郎さんが、いつまでも、私を、キープしていなくたっていいの。そこそこ楽しんだら、私を、解放して」


 やっぱり、結婚なんていう制度は、間違っているね。

 夏目漱石の提案した、則天去私って、そういうことだったのだと思う。

 男の人だと、

『英雄色を好む』

なんて、褒められるのに、女の人だと、

『不貞を働いた』

とか、

『身持ちが悪い』

とか、

『淫ら』

とか言うように、悪い意味ばかり出てくる。

 女の人が、なんで、性を楽しんじゃ、いけないんだ。

「太郎さん、どうして、そんなに、女の人のためのこと、考えるの?」

 私が、本当に、小さい頃から、女の人を、好きだからなんだろうな。

結弦「やっぱり、ちょっと、少女マンガの読み過ぎだな」

若菜「でも、少女マンガは、女の子の夢なのよ。『ガラスの仮面』で、紫のバラのひととマヤは、どうやって初体験するのかしら?」

 あっ、それ、入院中に考えたんだ。

結弦「なんのために、入院してるんですか?」

若菜「どうやって、くっつくんですか?」


『麻友48』のノート2858ページ

2018.10.11 20:39:41「

 今考えていたのは、ガラスの仮面の『初体験』の描き方として、亜弓とマヤが合意の上、例えば一度亜弓の目を治すために、マヤが紫のバラのひとと共に、横浜市立みなと赤十字病院へ来て、体の中もあとで見たり触ったりできるように保存しながら、二人でセックスしているところを撮影してもらうというのはどうだろうかということだった。

               」2018.10.11 21:04:38

             完成として良い。
                 2018.10.12 6:26:55


「あれっ、これ、入院した晩。こんなことばかり考えてたから、入院したの?」

 これは、20時39分から、21時4分までに、ささっと書いて、翌日、『治す』という漢字を、間違って、『直す』と書いてたので直して、完成としたんだ。25分くらいで、いっちょ上がりだよ。

若菜「どうして、目を治すために、セックスまで、する必要があるのでしょう?」

 生命誕生、なんて言って、みんな凄いことだと言ってるけど、本当は、膣の中や子宮の中で、生命が誕生しているわけでは、ないんだ。

 生命が誕生したのは、35億年前だったかな、DNAかRNAが、自分を複製できるようになったときなんだ。

結弦「でも、受精というのは?」

 受精は、結構起こってるんだ。

 ただ、問題なのは、男の人の精子が、女の人の膣の中で、射精されて、それが、子宮を進んで、受精し、受精卵となる。

 この一連の過程を、全部写しきった映像は、まだないはずだ。

 つまり、子供ができるまでで、受精の瞬間を、試験管の中や、顕微鏡下で、撮影したことはあるけど、人間の体の中で実際に起こっていることとして、撮影するのは、初めてだと言うんだ。

若菜「MRIとか、PETとか、使うのでしょうか? そんな機械の中で、セックスできるんですか?」

 技術が進んでないのなら、技術を進めよう。

若菜「それで、目を治すのは?」

 受精の瞬間を捉えることにより、初期状態の与え方が分かる。人間へと、細胞分裂していく過程を、全部、スーパーコンピューターで、シミュレートし、人間の眼というものの仕組みを、完全に、調べ上げる。

 そして、亜弓のために、新しい眼の細胞を作ってあげようというわけだ。

結弦「お父さんが、提唱してる、量子振幅を使うのとは、違うんだ」

 目の見えない人のために、もう一つ、見えるようにする方法を、考えたんだ。

若菜「お父さんにとって、目が見えることは、大切ですか?」

 私は、幼稚園のとき、右目を失いかけてる。

『息子が、右目に、色鉛筆の黒を刺してしまった』

と、母の小さいときからの主治医に電話すると、深夜だったが、

『救急車より、タクシーで、慶応病院に向かいなさい、眼の手術に慣れている先生がいるから』

と、アドヴァイスをくれた。

 父と母で、タクシーで、妹と共に、連れて行った。

 そのお陰で、私の右目は、今でも見えている。

 この目を、大切にするために、恐くて、コンタクトレンズは、入れられないでいる。

若菜「『ガラスの仮面』は、本当は、どうなるんでしょうね」

 楽しみだね。


「こういう風に、ノートに、浮かんだことを、どんどん書いていくのね」

 そうなんだ。

「『現代論理学』は?」

 脱線しすぎたね。

 次回は、もっと真面目に進めるよ。

「眠くなったのね」

 じゃあ、解散。


「太郎さん。私も、心が揺れてるの。熱心なファンの人は、太郎さんだけじゃないから」

 でも、結婚というものを、どうとらえるか、というようなことは、実際に、話してみたい。

「私に取って、太郎さんと、面と向かって話すこと、イコール、今までブログを読んでいたと、心を明かすことなの。だから、恐いのよ」

 ストーカーには、ならない。麻友さんに、嫌がらせをするようなことは、絶対しないよ。

「今日は、ここまでね」

 おやすみ。

「おやすみ」

 現在2018年12月8日21時31分である。おしまい。

数Ⅲ方式ガロアの理論と現代論理学(その11)

 現在2018年12月3日18時15分である。

 AKB48のオーディションに受かってから、今日で、12年経ったんだね。

 まゆゆ、誕生、おめでとう。

「ありがとう。でも、まゆゆ、という愛称は、米沢瑠美さんが、後でつけてくれたものだから、まゆゆが、2006年12月3日に、誕生したわけでは、ないのよ」

 そうなんだろうね。

 でも、アイドル渡辺麻友は、この日誕生した。それは、動かしようのない事実だ。

「そして、2017年12月31日に、AKB48からは、卒業した」

 そうだね。もう、アイドルでは、ないんだ。

「だから、自由の身なの」

 なんか、今まで、捕まってたみたいだな。

「やっと、少し、ゆっくり時間を過ごせるように、なったわ」

 そうだね。麻友さん自身のブログにも、書いてあった。

「太郎さん。私のブログ、どれくらい、読んでるの?」

 全部読んでるよ。

『コスメおじさん』

とか。

「アッハッハッ、そうだった、そうだった」

 ところで、ヤクルトのはっ酵豆乳って、いくらコンビニで探しても、ないんだけど。

「あれは、ヤクルトさんに頼まなきゃ、手に入らないわよ」

 そうなのか。


「若菜と結弦、怒ってるかな?」

 麻友さんが、私に、肘鉄食らわせたこと?

「うん。『未来のお父さんに、なんてことしたの?』ってね」

 じゃあ、2人のスマートフォン、オン!


結弦「お父さん。待ちぼうけだったね」

若菜「女の人が、それくらいで、なびくなんて、お父さん、女性経験少なすぎですよ」

「あなたたちも、お父さんが悪いと思う?」

若菜「悪いっていうか、言葉を交わしたこともない女の人に、『うちくる?』って言うなんて、ナンパ目的としか、思えませんよね。お母さんの方は、真面目に、交際考えてるのに」

結弦「ただ、お父さんにとって、結婚を前提とした交際と、ただのナンパと、区別できてないんだな」

「そうなの?」

 結弦、良く気付いた。

 実は、今回入院してたとき、1人が女の人、2人が男の人で、私を加えて4人で、仲良くなったんだ。

 どうも、電気ショックをかけられたらしい、男の人が、記憶がもの凄く消えてるらしくて、ニュースなんかも、良く理解できなかったんだ。

 偶然、

暴力団の幹部だった人が、捕まって、・・・』

というニュースが流れたとき、その人が、

『なぜ、暴力団なんてものが、あるんでしょうか?』

と言ったので、私が、

『世の中で、チンピラみたいな人も、ある程度は、いるんだよ。そういう人達を、まとめて管理するには、悪い人の側にも、みんなをまとめる、頭が必要なんだよ。だから、暴力団っていうのは、あれはあれで、役目があるんだ』

と、応えた。

 そうしたら、聞いていた女の人が、

『そうなんです。だから、暴力団の幹部なんていう人は、本当は、IT企業立ち上げられるくらいの人だったりするんです』

と言ったのである。

 私は、

『この女の人、結構ヤバイ仕事の経験あるな』

と思ったから、疑問に思っていることを、聞いてみた。

 不倫のニュースが、報じられたとき、

『なんで、不倫って、いけないの?』

と、聞いてみた。

 この人、わざと言ってるのかと思い、向こうは、無視していた。

 私は、さらに、

源氏物語のなかでは、たくさんの女の人と関係持ってもいいのに』

と言ったら、

『あの時代は、良かったのよ』

と、応えてきた。

『時代によって、不倫が良くなったり、良くなくなったりするのか。じゃあ、今の世界では、どうなってるんだろ。それが、分かるまでは、結婚ってしちゃいけないな』

というと、

『そうかもね。でも、もしまゆゆが、同性愛者だったら、どうする?』

と来たので、

『まず、女の同性愛者だったら、他の男の人に持って行かれる心配はないから、ずっと好きでいられるから、別にいいよ』

と、応えたら、

『あっ、そうか』

と、笑われた。

『男の同性愛者だった可能性もあるけど、そうだとしたら、麻友さんのあの顔見て、男だと気付けなかった自分の、美意識を、残念に思うだけだな』

とも、言った。


「結弦が言うように、太郎さんって、結婚というものが、少女マンガレヴェルよ」

 それは、分かってる。

 でも、結婚というものが、

『堂々と、セックスします』

という宣言だとするなら、なんで、結婚した後、セックスレスになる夫婦が、こんなにいるの?

「こんなに、って、どれくらい?」

 これは、統計は、取りにくいんだけど、世の中に、男性向け雑誌にしても、女性向け雑誌にしても、もうちょっと良いセックスをしたいと思っている人達向けの、情報が満載だ。

 あるいは、不純異性交遊などと言って、年少者が、関係を持つことを、禁止している。

 禁止するのは、そういうことで、不当にお金を稼ごうとする人を、取り締まるためだろう。

 結局、みんな、好きなあの人とやりたい、あるいは、やりたかった、という思いを悶々とさせたまま、好きでもない人を、パートナーに選んでしまって、後悔しているのだ。

 だから、他の人が、幸せなセックスをしていると、許せなく思うんだ。

 やだね、こういう人達。

 私は、きっと、麻友さんに、パートナーになってもらう。

 社会が、私達の結婚を認めてくれなかったら、結婚なんかしなくたっていい。

 堂々とやる必要なんて、本当は、ないんだもの。

「太郎さん。堂々とできなくても、いいの?」

 麻友さんは、自己顕示欲の欠けらもない人。覚えているんだ。麻友さんが、『Momm!!』で、

『結婚式は、家族だけで、ひっそりとやりたい』

と言ったときのこと。

 麻友さんは、有名人になっているけど、自分がどうしているかを、ことさらに人に吹聴したがる人ではないんだ。

若菜「お父さん。お母さんの気持ち、分かってるんじゃないですか。どうして、こんなに、なんでも、ブログに書いちゃうんですか」

結弦「お父さん、なんのために、ブログ書いているんですか」

 若菜も結弦も、知っているだろうか。以前、ソクラテスの話をしたね。『饗宴』という本の話をしたときだ。

 あのとき、ソクラテスが、理想の生き方をした人だった、と言ったが、ソクラテス自身が、そう書いたのではない。弟子のプラトンが、本に書いたのだ。

 また、『子曰く、・・・』の、孔子も、自分で論語を書いたわけではなく、弟子がその言行を、後で書き記したんだ。

 さらに、イエス=キリストも、キリスト自身が、聖書を書いたのではなく、弟子の、マタイオス、マルコス、ルカ、ヨハンネスの4人が、福音書を書き、その後は、弟子達が、書いていったのだ。

若菜「じゃあ、お父さんは、麻友教の聖書を、書いてるんですか?」

結弦「プラトンみたいなこと、したいのかなあ」

 宗教にする気はないんだよ。

 ただ、多くの人に、この世界で、本当に役に立つのは、学ぶのは大変だけど、自然科学なんだ、ということに、気付いて欲しいんだ。

「もし、私が、太郎さんを、好きになって、太郎さんに応じたら、そりゃー、この一連のブログをたどることで、太郎さんが、科学的に、私を誘惑したっていうのが、分かるわね」

 いや、そうは、ならない。

 恐らく、麻友さんは、私に、科学的に、誘惑されたのでは、ないだろう。

「そうかしら?」

 多分、麻友さんは、私がモネの『日傘をさす女』の絵の前で、麻友さんの写真を撮って、その写真をツイートしたのを見たときから、

『あっ、この人は、何か違う』

と、感じただろう。

「うーん。あのときは、ここまでは、想像しなかったのよ」

 でも、私達2人は、特別だった。

「良く言うわ」

 ただ、初めは、ちょっとだった違いが、ここまで開いたのは、私が、科学的に、麻友さんとの距離を縮めたからだ。

結弦「どんなことしたの?」

 ブログという、記録の残る媒体に、2人の出来事を、記して行ったというのがある。

若菜「今でも、記録されてます」

「こういう風に、データを蓄積する、というのが、星占いや、おみくじに、背中を押してもらうのとは違う、科学的な方法なのね」

 数学というのは、その自然科学の女王だよ。

「太郎さんが、ブログ書いてる理由が分かった。じゃあ、ガロア、始めましょ」

 よし。始めていいよ。



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  オーギュスト・シュヴアリエへの手紙

               1832年5月29日,パリにて

 親愛なる友よ.

 僕は,解析の分野で,新しい結果を得た.

 方程式論に関するものと,積分関数に関するものとだ.

 方程式論では,方程式が累乗根で解けるための条件を追求した:そのためにこの理論を深く研究し,方程式が累乗根では解けない場合にも適用できる変換を,全部かきあげる事となった.

 これらの結果は,三つの論文に,まとめられる.

 第一の論文は,できあがっている.ポアソンが文句をつけたが,訂正して保存してある.

 第二の論文は,方程式論への面白い応用を含んでいる.特に重要な結果を抜粋しておく:

 {1^{\circ}} 第一論文の命題ⅡとⅢによれば,方程式に,その補助方程式の根を一つ添加する場合と,全部を添加する場合とでは,大変な違いがある.

 このような添加をする時,どの場合にも,方程式の群は,同じ置換によって互いに移りあう組へと,分解される.しかし,これらの組が同じ置換を持つという条件は,第二の場合にしか成立しない.これを,固有分解と呼ぶ事とする.

 いいかえると,群Gが群Hを含むとき,群Gは

    G=H+HS+HS’+・・・

と,Hの順列に同じ置換を掛けて作られる組へと分解されるし、また

    G=H+TH+T’H+・・・

と、同じ置換にHの順列を掛けて作られる組へとも分解される.

 この二通りの分解は、通常は、一致しない.一致する時が,固有分解と呼ばれるものだ.


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「取り敢えず、ここまで」

若菜「予習できたんですか?」

「太郎さんが言ってた、シュヴアリエが、シュヴァリエの誤植だという事くらいしか、分からなかったわ」

結弦「『解析の分野』って、何ですか?」

 相対性理論のブログで、『微分積分入門』という連載を始めただろう。微分積分を使って、数学を研究していく分野を、解析学というんだ。

若菜「方程式論というのも、解析学なんですか?」

 方程式論は、方程式というのは、未知数xを、使うのだから、代わりの数xを使う。だから、代数学という。

結弦「方程式が累乗根で解けるための条件って?」

 つまり、簡単に言うと、足し算引き算かけ算割り算と、ルートなどの累乗根を用いるだけで、方程式が解けるか? という問題。これが、必ずしも成功しないというのが、ルフィニ=アーベルの結果だ。


 この後の文章は、今は、理解できないだろう。

 でも、19世紀の初めに、こんなことまで考えていた人がいたというのは、驚きだよね。

「私、一つだけ、調べたの。オーギュスト・シュヴァリエのスペルは、August Chevalier だったわ」

結弦「遺書は、まだ続くの?」

 まだ、結構続く。

 ガロアは、この遺書が紹介された後、第24章まで出てこないのだから、分からないなりに、読んでおくのも、意味がある。

 今日は、ここまでにするか。

結弦「じゃあ、今日の獲物は、誤植リスト第4号『◯シュヴァリエ、✕シュヴアリエ』(p.6 l.10)」

 それでは、解散。


「太郎さん。本当に、科学を、広く多くの人に、知ってもらいたいのね」

 私は、文学とか芸術というものは、本当には、人類の危機を救えないと思う。

 確かに、ベートーヴェンモーツァルトの音楽を聴いて、感動し、生きる勇気をもらえる。

 でも、それと、人の命が救える、とか、生活が便利になるというのとは、違う。

 数学と物理学を究め、化学の理解を深め、分子生物学を用いて、医学の本当の目的を達成するのが、私の使命だと思う。

 そして、その過程を、麻友さんと、共有したい。

 慌てては、いないんだ。

 でも、麻友さんに取って、私が特別な人になっているということを、近い将来、はっきりと示して欲しいな。

 私に、勇気を持って進めるように。

「太郎さんの気持ちは、分かってる。期待は、裏切らないわ」

 じゃあ、おやすみ。

「おやすみ」

 現在2018年12月3日23時17分である。おしまい。

中学2年生が、日本国憲法第九条に、自衛隊は合憲として良いと納得した過程

 現在2018年10月8日18時22分である。

 今日は、ものすごく、真面目な話をする。

「ちょっと!、いつものは、おふざけなの?」

 そういう意味じゃない。

 麻友さんを喜ばせるために、記事を書くのではなく、この地球上のすべての人のために、書くということ。

「そんな振りかぶっちゃって、いいの?」

 場合によっては、コピーを、相対性理論のブログにも、アップするかもしれない。

「どうして?」

 このブログは、二日に1回しか、見る人が、いないから。相対性理論のブログは、一日80人くらい見てるから、多くの人の賛同を得られるかも知れない。

「なるほどね。じゃあ、最初から、相対性理論のブログに、書けば?」

 いや、若菜と結弦が、登場してくれなきゃ、駄目なんだよ。

「分かったー。中学2年生って、若菜のことだけど、若菜は、太郎さんの姪御さんがモデルだったわね。そうすると、今日、姪御さんに会ったの?」

 うん。

 実は、今日は、我が家の家族全員、つまり、私の父母と妹と、妹のご主人と、姪と甥、そして、弟夫婦と、私の、全員が、揃って、母の誕生会ということにして、一年に一回の会合を、持ったんだ。

「どうして、今日なの?」

 それは、妹のご主人が、中国の上海(しゃんはい)へ、単身赴任してるんだけど、一週間前に帰国が許されて、一週間前から日本に帰って来てて、今日、上海へ発つ日だったんだ。

「今夜の便で、上海へ戻るのに、その日にやるなんて、誰が計画立てたの?」

 麻友さんだって、分かってるだろ。一流企業の社員が、秒刻みで動いてるの。今日しか、入れられなかったんだよ。

「私と同じか」

 まあ、それくらいに、思っておいてよ。


「あ、分かった。この題からすると、憲法の条文を、中学2年の姪御さんに、そのまま見せて、『自衛隊は、合憲かな?』って、聞いたのね?」

 そういうことだ。

「太郎さんが、『武力を持っても、戦争は起こらない』ということの証明は、多分できているんだろうと、相対性理論のブログの『えなりかずきさんに感謝』という記事で書いてたけど、姪御さん、合憲だ、って、言った?」

 姪は、私が書いたのなんて、読んでるわけないじゃん。

 だから、合憲だって、言うはずない。

「えっ? だって、題に、『合憲として良いと納得した過程』って、書いてあるじゃない」

 私は、一時は、教育者を目指した人だよ。

 どうやって、説明して、姪が、

『あっ、じゃあ、こうすれば、良いのか』

と、納得したのかの過程を、ここに、書きたいんじゃない。

「太郎さんの話って、長くなるのよね。このブログの公約に、『最初に種明かしします』っていうのが、あったわね」

 あったね。

「それ、何分くらいかかったの?」

 15分くらいかなあ。

「もう駄目、最初に種明かしして。姪御さん、最後のところで、なんて言ったの?」

 じゃあ書くよ。



『それで、若菜。日本が持ってる自衛隊は、合憲かな?』

若菜『あー、だから、まだ』

若菜『つまり、ネットでアンケート取って、戦争は起こらないという結果がでてないから、まだ違憲なんだね?』

『いい答えだ。じゃあ、若菜が、もう合憲だと分かったときが来たら、伯父さんに、メールちょうだい』

若菜『うん』



「えっ、本当に、こんな答えしたの?」

 『数Ⅲ方式ガロアの理論と現代論理学(その10)』で、やったように、ふたりで、お話作って行って、納得したんだよ。

 私が、手伝ってるからだよ。

「ちょっと、待って。若菜は、あなたの娘よ。なんで、『伯父』さんなの?」

 これ、ブログの登場人物の設定するとき、若菜と、結弦は、麻友さんと私の、中学2年と小学校6年生の娘と息子と、してしまった。

 だけど、今、

『姪御さん、最後のところで、なんて言ったの?』

って、麻友さんから、聞かれたから、本当のこと書いちゃった。

「あっ、実話を書こうとしているから、本当のこと、書いちゃうと、ブログの設定と、食い違っちゃうのか」

 うん。

「じゃあー、さっきの、うっかり『伯父さん』って書いちゃったのだけ、許すわ。今後は、お父さん、お母さん、若菜、結弦よ」

 分かった。


 頭の中で、人間の誰が誰の子供か、というのを、シフトさせながら、書くことにするよ。

 こういう風に。

 ブログの著者の姪  →  若菜(わかな)という私の娘

 ブログの著者の甥  →  結弦(ゆづる)という私の息子

 姪や甥が、私(ブログの著者)を呼ぶときは、本来なら、『たろちゃん』なのだが、このブログでは、『お父さん』と呼ぶことにする。

 若菜の言葉は、

若菜「・・・」

 結弦の言葉は、

結弦「・・・」

 麻友さんの言葉は、

「・・・」

 私の言葉は、文章の地の文。



 特別に、意味をもたせるときは、

『・・・』

というように。


 どうだろう。いいかな?

「上手く行かなければ、そのとき、改良しましょう。それじゃ、始めて」



 まず、今日(2018年10月8日)

・・・

と、書き始めようと思ったのだが、もう今22時54分なので、続きは、明日書くことにする。

 現在2018年10月8日22時55分である。

 おしまいでなく、一旦中断。





 現在2018年10月9日5時43分である。

 続きを、書くことにする。

「よく眠れた?」

 昨晩23時25分頃寝て、今日、2時50分に、目が覚めたんだ。

「じゃあ、3時間しか、寝てないじゃない。劇薬の液体リスパダール1mLと、アメリカに持ち込めないフルニトラゼパム1mg飲んで、もう一回、寝れば良かったのに」

 でも、全然眠れそうになかったし、忘れないうちに、書いておきたかったんだよ」

「じゃあ、昼寝しなさいよ」

 うん。

 あっ、ひとつだけ、本文と関係ないけど、今、決心して、毎日忘れないように、黒のマジックで、これ書いたんだ。

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「本当に、iPS細胞使って、女の人が、いつでも、チャック下げるだけで、用を足せるようにする研究、開始するのね。私、太郎さんと、結婚できる見通しが立ったわね」

 そういうこと。


 それじゃ、本文始めるよ。


 1年に一回の会合は、今年は、昨日(2018年10月8日)の11時30分から、横浜の、みなとみらいのランドマークタワーの、『マンジャマンジャ』というレストランで、ランチを食べながら、始まった。

 10人の長テーブルで、私が東にある窓に一番近い席の北側。

 私の向かいが、私の父。

 私の右隣が、甥。その隣が、甥のお父さん、つまり私の妹のご主人。

 その、甥のお父さんの隣が、姪。

 その姪の隣が、姪のお母さん、つまり、私の妹。

 これだけ把握していればいいのだが、一応書いておくと、

 長テーブルの父の側は、父の左隣が、もちろん私の母。

 そして、私の母の隣が、私の弟。

 そして、弟の隣が、弟のお嫁さん。

 これで、ちゃんと、9人になってるだろ。

「なってるわね。そうすると、今回の話では、太郎さんの側の5人のうち、誰が、現れるの?」

 このブログで、結弦となる私の隣の甥と、若菜となる3つ席が隣の姪だけだよ。

「私は、どこに、現れるの?」

 麻友さんは、ここでは、この話の聞き手だ。

 姪のお母さんの私の妹をモデルとしているわけではないから、意見を述べたり、質問するだけだよ。

「あっ、そうか」

 長くなるから、前置きはカット。



結弦「ヒトラーは、なぜあんなひどいことを、したの?」

 ヒトラーはね。小さいとき、画家になりたかったんだ。

 でもね、絵が売れなくて画家を挫折したんだ。それでじゃないかな?

結弦「でもさあ、ユダヤ人にバカにされたことが、あったからじゃないの?」

 うん。バカにされたことも、あったかも知れない。でもね、もしヒトラーが、画家で成功してたら、ちょっとくらいバカにされても、・・・



 麻友さん。ゴメン。『細胞の分子生物学』読んでたら、0時過ぎちゃった。

 この続きは、また。

 現在2018年10月10日0時37分である。

 おしまいでなく、一旦中断。




 現在2018年11月26日13時52分である。

「入院しちゃったから、この記事、ずっと下書きのままだったのね」

 そうなんだ。10月6日の麻友さんの『First contact』へ行って、一気に躁状態になり、著作権に関してのドラえもんのブログの投稿(『数Ⅲ方式ガロアの理論と現代論理学(その10)』という投稿)で、書いたように、日本国憲法の第九条は、違憲だと思っていたのが、実は合憲として良いと、気付いた。

「えっ、ちょっと待ってよ。ドラえもんのブログの記事は、10月3日の出来事よ。太郎さん、あのときから、『神様は、やっぱり私達の味方だよ』とか言ってた。あのときから、ちょっと普通でなくなってたんじゃない?」

 麻友さんに言われてみると、そうだな。

 『女の人の立ちション』のアイディアを、持つ前から、入院するのは、決まってたんだな。

「それで、憲法第九条の解釈は?」

 10月6日、イヴェントから帰ってきて、高速回転中の頭のまま、10月3日の憲法解釈の自分の意見をチェックし始め、『えなりかずきさんに感謝』の投稿に書いたように、23時28分41秒に、合憲だという解釈にたどり着いた。

「でも、太郎さんは、いつもそういう重要なアイディアに気付いたら、『麻友』のノートに書くはずなのに、書いてないじゃない。

 その理由は、簡単なんだよ。

 『麻友47』のノートを使い切って、次のノートを用意しようとしていた。

『序文になんて書こうかな?』

なんて、思ってたところに、アイディアが湧いたので、取り敢えずと思って、そばにあったファミリーマートセブンイレブンのレシートの裏に、時刻を書いといたんだ。

「そのレシートは?」

 ブログに、時刻を書いたから、もういらないと思って、捨てちゃったよ。

「ブログって、そんなに信じられるものなの?」

 インターネットが、ぽしゃったら、人類の技術が、すべて消えたと同じだよ。

 そういうことも、あり得るけど、レシートの紙が燃えちゃった場合より、確率は低いと思うな。

「分かったわ。それで、若菜と結弦の話を再開できるの?」

 できるよ。

「じゃあ、始めて」




結弦「でもさあ、ユダヤ人にバカにされたことが、あったからじゃないの?」

 うん。バカにされたことも、あったかも知れない。でもね、もしヒトラーが、画家で成功してたら、ちょっとくらいバカにされても、

『自分はすごい画家なんだもん。バカにされたって、そんなの構わないよ』

って、思ったかも知れないでしょ。

結弦「そっか」

結弦「あのドイツからユダヤ人助けてあげた、千畝さん(杉原千畝さん)、後で辞めさせられちゃったんだよね」

 うん。でも、正しいことをしたんだという気持ちがあったら、それを残念だと思ったかどうか、分からないよ。

結弦「でもさあ、年取ってから貧しくなって、大切な指輪まで、売ったりしなければならなかったって言うよ」

 人の命を救えたんだったら、指輪を売るの、寂しいと、思っただろうか。


 そして、食事が始まった。


 一通り、食事が終わって、まだ30分以上、店から出ないことを確認した上で、次のように始めた。



 結弦と若菜に質問します。

 まず、結弦から。

 結弦は、来年から、中学生ですね。

 中学に入ると、生徒手帳というものを、もらいます。

 生徒手帳には、生徒が守らなければならない、きまりが書いてあります。

 私が中学のときには、例えば、こんな決まりがありました。


 白い靴を履いてくること。

 体育の時間に脱げるといけないので、紐靴とすること。


 私は、小学校のとき、マジックテープの靴を履いてて、気に入っていたので、中学へも履いていきたかったのです。

 生徒手帳のきまりを守っていたら、マジックテープの靴は、履いて行かれないでしょうか?

若菜「あっ、それ、私、分かるよ」

 若菜は、中学生だから、分かるか?

結弦「紐靴なんだけど、ファスナーが付いていて、楽に履ける靴あるよ」

 そんなものが、あるのか。

 じゃあ、今の子は、悩まなくていいな。

 私はね、この規則のところを、よく読んだんだ。

『印刷してきたんだよ』

と言って、『数Ⅲ方式ガロアの理論と現代論理学(その10)』の、



①靴は、滑らない白い靴を履くこと

②体育の授業中に脱げるといけないので、紐で結ぶ靴とすること



のあたりを、見せた。


 結弦は、私のブログを見るのは、初めてだから、良く分からないまま、読み始めた。


 私は、この投稿だけで、16ページもあるので、印刷上の第3,4,5ページにあたる3ページのみを印刷して行っていた。


 生徒手帳の部分は第4ページだったから、結弦は、第4ページから読み始めて、第5ページに進んで、著作権の話が始まったところで、第3ページに行き、

『あれっ、憲法? しかも、AKB48って、アイドルじゃなかったのですか? ってどういうこと?』

と、クェッションマークだらけになった。

 そして、これが、長い文章の一部であり、しかも、自分が、順番を間違えて読んだことに気付いた。


 このとき、結弦は、意図せずに、とんでもないことを、した。

 私は、若菜のために、相対性理論のブログの『えなりかずきさんに感謝』という投稿の、第1,2ページを、印刷してあったのだ。

 結弦は、それをちょっと見て、『相対性理論を学びたい人のために』というのを、目にして、

『これは、自分には、関係ないな』

と思ったのだろう。

 その、第1ページを、めくって、第2ページからの状態にして、

『分かった』

と言って、返してきたのだ。


 中学校へ行ったら、こんなこともあるから、楽しみにしててね。

 じゃあ、次は、若菜。


 ここで、母が、

『じゃあ、席替えしたら?』

と、提案したので、姪と甥のお父様である、妹のご主人様と、席を入れ替わった。


 隣になった、姪、つまり若菜に、話しかけた。


 若菜は、中学で、憲法というものも、社会科で、習ったでしょう。

若菜「ちょっと習った」

 日本の憲法は、平和憲法と言われてるのも、知ってるね?

若菜「知ってる」

 憲法に、第九条というのがあって、戦争しませんって書いてあるんだよね。でも、自衛隊という軍隊を持ってる。

若菜「それは、解釈っていうのがあって・・・」

 そう、その解釈だ。

 その解釈というものを、知ってる?

若菜「えー、それは~」

 じゃあ、憲法そのものを持ってきたから、見てみよう。


 そう言って、結弦から返してもらった、プリントで、まず第3ページから、見せた。『数Ⅲ方式ガロアの理論と現代論理学(その10)』の、日本国憲法の条文のところからだ。


 若菜は、読み始め、

若菜「著作権も、守られていないから、憲法第九条も、守らなくていい、ということ?」

と来た。

 じゃあ、自衛隊は、違憲かな?

 若菜は、3枚を、全部読んだが、分からない。

 当たり前だ。私が、15歳のときから46歳までかかって解いた問題なのだから。

『こっちも、読んでごらん』

と、相対性理論のブログの第1、2ページの方も、渡す。

 結弦が、第1ページを後ろに送ってしまっているので、第2ページから、読み始めた。

若菜「『武力を持っても、戦争は起こらない』ということが、証明されてるの?」

 そこが、一番大切なんだね。

 どうやったら、証明できる?

若菜「証明?」

 別に、数学でいう証明に、こだわる必要はないんだ。

 憲法には、

②前項の目的を達するため

として、

陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。

とある。

 つまり、

『世界を戦争のない世の中にするために、日本は武力を持たない』

なのだ。

 これは、日本が武力を持っても、世界が戦争状態にならないのなら、『戦争のない世の中にするため』という要求が、満たされているのだから、日本が武力を持たないでいる必要がなくなるんだよね。

 だとしたら、日本は、武力を持っていい。

 自衛隊は、合憲となる。

 どうやったら、世界が戦争状態にならないと、分かるかな?

若菜「うーん」

 取り敢えず、日本が戦争しないことを、確かめよう。

 日本の国民が、戦争しようとしてるかどうか、どうやったら、分かる?

若菜「投票?」

 投票か。

 国民投票というのがあるね。

 それで、99パーセントくらいが、

『戦争にならない、戦争なんて起こるはずない』

と、答えたら、もう戦争にはならないよね。

 だって、1人では、戦争は、できないものね。

 ひとりでできるのは、テロくらいだからね。

 これで、証明する方法は、分かった。

若菜「うん」

 でも、この時代に、紙で投票する必要があるかな?

若菜「うーん」

 今、便利なものがあるでしょ。

若菜「ネット?」

 そうだよ。インターネットだよ。

若菜「でも、お金がなくて、パソコン買えない人は?」

 だから、

『こんな良いことするんです』

って言って、お金持ちの人にお金、寄付してもらって、全部の貧しい人の家に、パソコン配る。

 使い方も、丁寧に教えてあげる。

若菜「じゃあ、それで、意見を聞いて、戦争について投票してもらうの?」

 投票っていう、堅苦しいものじゃなくて、アンケートみたいなので、いいんだよ。

 しかも、人の心は、変わっていくから、1回アンケート取るだけじゃ、駄目だよね。

 毎年とか、アンケート取らなきゃ。

若菜「世界の方は?」

 お金持ちの人に寄付してもらって、本当に外国で、戦争してないかどうか、気になる人には、海外旅行させてあげるというのは、どうだろう。


 若菜は、プリントの第1ページに、戻り、

『女優の渡辺麻友さん』

というのが、私の恋人なのだということを、理解した。


 それで、若菜。日本が持ってる自衛隊は、合憲かな?

若菜「あー、だから、まだ」

若菜「つまり、ネットでアンケート取って、戦争は起こらないという結果がでてないから、まだ違憲なんだね?」

「いい答えだ。じゃあ、若菜が、もう合憲だと分かったときが来たら、私に、メールちょうだい」

若菜「うん」


 その15分後、会合は終わった。

 結弦への講義が終わったとき、私は、妹のご主人様から上海土産の、漢文の書いてある木の栞をもらい、

ブルバキか何かに挟んでおきます』

と、答えた。

 また、若菜への講義が終わったとき、月餅をたくさんもらった。


 子供達だけ、父母と別れた後、くまざわ書店で、その妹のご主人様に、

『栞は、ありがたいんですよ。数学の本というのは、読み始めても、挫折することが、多いんですよね。だから、私は、数学の難しい本を読むとき、まず白い紙を、栞の大きさに切って、真ん中に、

『自然科学の良心』

と、書いて、読み始める日付を書くんです。でも、大抵挫折する。栞はそのままにしておくんです。

 そして、次に、その本を読むときは、前回のしおりの日付の下に、新しい日付を書いて、読み始めるんです。

 そうやって、その本を読み切る頃には、日付が、5段とか6段になってるんです。

 この方法の唯一の弱点は、栞がボロボロになって、引っ張れなくなることなんです。

 木の栞なら、大丈夫そうですね。

 また、書きます。

『自然科学の良心』

と。私、自然科学の良心なので』

と、話した。

「そのときは、ブルバキを自然科学の良心として、読んで行くつもりだったのね」

 そうなんだ。

 家へ帰ってきてから、

『やっぱり、社会の役に立つことに、命を懸けるべきだ、数学のための数学ではいけない』

と思って、

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というのを作ったけど、

『細胞の分子生物学

に、挟むことにしたんだ。

 入院するまで、2日間だけは、読んだんだ。

 でも、入院してしまったので、挫折してしまったけどね。


「再開してよ」

 分かってる。


 以上は、あの会合の日から、日数が経ってしまって、ひとつひとつの具体的な言葉を、忘れかけているので、復元が難しかったが、ほぼ事実そのままである。

「本当に、姪御さんが、そんなことを、言ったのねぇ」

 私が、かなり強引に誘導してるけどね。

「でも、標準的な中学2年生の、理解できる範囲にあると思うわ」

 標準的という言葉の使い方も難しいけど、憲法第九条に興味を持つ程度に、啓発されている中学2年生なら、分かるかなあ。

「少なくとも、中学生の心を持って、横浜翠嵐高校に入って、平和憲法が守られてないと憤った太郎さんが、いや合憲なんだ、と、ギャップなく納得したというのが、意味のあることなんじゃない?」

 そうだね。

 世界を平和にしよう、というのは、当面の至上命令ではなくなった。

 戦争を2度としてはいけない、という気持ちに変わりはないけど。

 次の問題に向かおう。

「次の目標って?」

 一番直近の課題は、麻友さんとクリスマスを、楽しんで、女の人の身体の仕組みを、きちんと知ること。

「それ?」

 女の人の生の身体を知らないで、机上の空論を展開しても意味ない。

「私でなければ、だめなの?」

 麻友さんのために、と思うから、真剣になるんじゃない。

 動機付けのない学問は、勢いがないよ。

「最後の最後まで、考えさせて」

 納得いくまで、待ってるよ。

「この投稿は、これで終わりね」

 社会の役に立ったかな。

「それは、太郎さんが決めることではないわ」

 そうだね。

 じゃあ、おやすみ。

「おやすみ」

 現在2018年11月26日21時51分である。おしまい。