現在2024年8月6日1時49分である。(この投稿は、ほぼ5684文字)
麻友「お母様に、50冊にしなさいと、言われたのよね」
結弦「本当に、できるの?」
私「どれだけ必要か、調べてみよう」
若菜「まずどこから、手を付けるのですか」
私「既に私が、ボロボロにしている本だ」
ボロボロになっている本
矢ヶ部『数Ⅲ方式ガロアの理論』(3)(ボロボロになったので、改めて購入、その後出版された新装版も購入。計3冊持っている。以下も同様)
大芝『数学基礎概説』(2)
小林・茂木『接続の微分幾何とゲージ理論・微分幾何学とゲージ理論』(3)
齋藤・杉浦『線型代数入門・解析入門Ⅰ・Ⅱ』(3)
松本・松島・志賀・田村・小松『多様体の基礎・多様体入門・多様体論・トポロジー・位相幾何学Ⅰ』(5)
齋藤・古関・彌永・安井『超積と超準解析・集合論的位相幾何学・集合と位相・現代論理学』(6)
朝永『量子力学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・スピンはめぐる』(4)
エイチスン・ハルツェン『ゲージ理論入門Ⅰ・Ⅱ・クォークとレプトン』(3)
テイラー・ホイーラー 『時空の物理学』(1)
グライナー 『量子力学概論』(2)
以上だな」
結弦「これで、もう10冊(32冊)。数学の本が多いね」
若菜「お父さんはやっぱり、数学が恋人なのよ」
麻友「次に手許に置きたいのは?」
私「量子力学概論の、次に読んで行きたい本だが、
サクライ『現代の量子力学 上・下・演習』(3)
坂本・ワルド『場の量子論(Ⅰ)(Ⅱ)・ツイスター幾何学と場の理論』(3)
新井・江沢『量子力学の数学的構造 Ⅰ・Ⅱ』(2)
新井『ヒルベルト空間と量子力学・フォック空間と量子場 上・下』(3)
新井『量子数理物理学における汎関数積分法・量子統計力学の数理・量子現象の数理』(3)
高田『多体問題・多体問題特論・超伝導』(3)
ワインバーグ『重力と宇宙論・量子力学講義 上・下・ワインバーグの宇宙論 上・下・場の量子論(1~6)』(11)
戸田『物理学30講シリーズ(1~10)』(10)
だな」
麻友「もう、19冊(32冊+39冊=71冊)だけど」
私「相対論は、絞り込まなきゃな、
石井『一般相対性理論を一歩一歩数式で理解する』(1)
岡村・佐藤・小玉・佐藤・小玉・オニール『相対論・相対性理論・相対性理論・一般相対性理論・宇宙物理・相対論的宇宙論・カーブラックホールの幾何学』(7)
ウォルト・アインシュタイン・佐々木・上田・恒岡『一般相対性理論・アインシュタイン選集 Ⅰ・Ⅱ・一般相対論・独学一般相対論・明快相対性理論入門』(6)
マイスナー・ソーン・ホイーラー・内山・成相『重力理論・一般相対性理論・相対性理論・一般相対論的宇宙論』(5)
ランダウ『場の古典論』(1)
バーレル・デービス・フリング『曲がった空間の量子場・曲がった空間の量子場の外観』(2)
くらいかな」
麻友「これで25冊(32冊+39冊+22冊=93冊)」
私「後、ほとんど物理学の本、
エイブラハム・マーズデン・ラティウ・ブルーハット・モレッテ・ブレイック『多様体、テンソル解析とその応用・力学の基礎・解析、多様体と物理Ⅰ・Ⅱ』(4)
竹内『直観主義的集合論・層・圏・トポス・証明論入門・証明論』(4)
巽・今井・バークレー・古澤・片柳・加藤・アーノルド・山本・池田・橋本『流体力学・流体力学・流体力学(前編)・電磁気学を考える・新感覚物理入門・電磁気・量子光学の基礎・飛行機の翼理論・ヘリコプタ入門・古典力学の数学的方法・解析力学Ⅰ・Ⅱ・力学への招待・Dブレーン』(15)
カントル・ソロドニコフ・森田・堀・梅村・江沢・石村『超複素数入門・四元数・八元数とディラック理論・天体力学講義・楕円関数論・物理学の視点・続・物理学の視点・フラクタル数学』(7)
キッテル・沼居・田崎『熱物理学(第2版)・統計物理・固体物理学入門・固体物理学演習・熱物理学・統計物理学演習・熱力学・統計力学 Ⅰ・Ⅱ』(8)
で、30冊(32+39+22+38=131冊)」
私「以下、ほとんど数学の本、
斎藤・小平『数学原論・解析入門・複素解析・複素多様体論、の小平三部作』(4)
アールフォルス・ベーレンスタイン・ゲイ・吉田『複素解析・複素変数・複素解析と調和解析の特別な話題・複素関数の基礎』(4)
倉田・高橋・谷島・金子・岩澤・片山『多変数複素関数論を学ぶ・微分方程式入門・数理物理入門・偏微分方程式入門・代数関数論・代数学入門』(6)
永尾・浅野・鈴木・藤﨑・山﨑・久賀・彌永・ティグノール・スチュワート・永田・松村・オア・圏論の歩き方委員会・マックレーン・薩󠄀摩・福田『群論・群論 上・下・体とガロア理論・環と加群・ガロアの夢・数論・代数方程式のガロアの理論・ガロアの理論・可換体論・可換環論・可換環論・アーベルの本8冊・圏論の歩き方・圏論の基礎・微分積分・フーリエ解析』(25)
横田・ミルナー・ミルナー・フランセーン・前原・砂田『群と位相に始まる横田さんのシリーズ6冊・モース理論・微分トポロジー講義・ゲーデルの定理・数学基礎論入門・バナッハ・タルスキ-のパラドックス』(11)
金子・今井・近藤・長沼・高橋『超函数入門・応用超関数論 Ⅰ・Ⅱ・12歳の少年が書いた量子力学の教科書・物理数学の直観的方法・高橋康さんの量子力学3部作(含む旧版1冊)』(9)
伊藤・吉田・森・コディントン・吉田・溝畑・柴田・北田・吉田・カク『ルベーグ積分入門・ルベーグ積分入門・なっとくする統計・常微分方程式論 上・下・関数解析・位相解析Ⅰ・偏微分方程式論・変分法と変分原理・数理解析学概論・ディラック作用素の指数定理・超弦理論とM理論』(12)
で、37冊(32+39+22+38+71=202冊)だな」
私「そして、以下多いが、
高木・山口・森田・楫・三井・塩川・松本・荒川・フルヴィッツ・ヴェイユ・ヴェイユ・草場『解析概論・初等整数論講義・代数学講義・代数的整数論・整数論・整数論・工科系のための初等整数論入門・解析的数論・無理数と超越数・リーマンのゼータ関数・ベルヌーイ数とゼータ関数・楕円関数論・楕円関数論・アンドレ・ヴェイユ自伝・行列特論』(15)
宮西・広中・マンフォールド・ヒルベルト・ソルテー・堀川・ハーツホーン・ヒルツェブルフ・アーノルド『代数幾何学・代数幾何学・代数幾何学講義・アーベル多様体・直観幾何学・なぜ初等幾何は美しいか・複素代数幾何学入門・代数幾何学(1~3)・代数幾何における位相的方法・古典力学のエルゴード問題』(11)
森・戸田・梶原・大学数学演習叢書・裳華房演習・姫野・柏・ライトマン・ラノヴァノヴィッチ『数学ブックガイド100・物理ブックガイド100・独修微分積分学・数学演習書4冊・物理学演習書4冊・演習大学院入試問題物理学Ⅰ・Ⅱ・新版 演習場の量子論・相対論の問題集・場の量子論の問題集』(16)
坪井・ヘルガソン・佐々木・落合・高橋・小林・大森・酒井・田村・服部『多様体入門・ホモロジー入門・微分形式・微分幾何学、リー群と対称空間・微分幾何学・微分幾何入門 上・下・新版複素解析・微分幾何学の基礎 Ⅰ・Ⅱ・力学的な微分幾何・量子的な微分・積分・リーマン幾何学・微分位相幾何学・位相幾何学』(15)
川勝・戸田・久保・杉浦・伊原・藤田・生井澤・木下『川勝先生の物理授業 上・中・下・岩波物理入門コース・演習(1~15)・統計物理学・ジョルダン標準形・線形空間・現代解析入門・関数解析・連続体力学・相対論の正しい間違え方 正・続』(27)
倉田・新井・田中・カナモリ・清水・伊藤・釜江・ヘンレ・久馬・ビショップ・齋藤・並木『数学基礎論シリーズ(0~6)・数学基礎論・数学基礎論序説・巨大基数の集合論・圏論による論理学・確率論・超準的手法による確率解析入門・集合論問題ゼミ・Q&A数学基礎論入門・構成的解析の基礎・数学の基礎・確率量子化』(18)
アルバーツ・小林・アトキンス・ジョーンズ・フィリップス・橋本・原田・渡辺『細胞の分子生物学第1版・第6版・第7版・化学・一般化学 上・下・有機化学 上・下・演習・細胞の物理生物学・人体解剖図・量子化学・高校で教わりたかった化学』(13)
これで、44冊(32+39+22+38+71+115=317冊)だな」
私「あと通俗書などで、残したいものを含めて、
インフェルト・佐々木・ワロンツォーワ・ドライ『ガロアの生涯・物理学者ランダウ・コワレフスカヤの生涯・科学者キュリー』
吉田・結城・AKB48『虚数の情緒・数学ガール(1~5)・数学ガールの秘密ノート(1~4)・AKB48問題集6冊』
この部分は、まだ増えうる。
これで、45冊になったね」
麻友「ちょっと、そこの下宿に、死ぬまでに読みそうな本だけで、全部で300冊くらいの本があるということ?」
私「そういうことだね。続きがある」
結弦「それで、後、5冊だけど」
私「ここで、母と取引をしようと思う」
麻友「取引?」
私「『ガラスの仮面(1~49)』、『アタックナンバーワン(1~7)』、『源氏物語(1~16)』、『銀河英雄伝説(1~14)』、『Deep Love(1~4)』を、持ち続けて来た。でも、残りの人生で、これは読んでいられない。そこで、この5つのシリーズを売る代わりに、『数学のたのしみ(全43冊)』、『ファインマン物理学(15冊)(正5冊の第4巻に付録が付いて正6冊になっている。他に『重力の理論』、『計算機科学』、『量子力学と経路積分』、『光子ハドロン相互作用』、『経路積分ゼミナール』、『ファインマン経路積分の数学的方法』、『ファインマン物理学を読む(全3冊)』で、合計15冊である)、『ブルバキ(日本語版全37冊)』、『ブルバキ(フランス語版19冊。残り7冊)』、ランダウの理論物理学教程(10冊・丁寧に書くと、洋書が力学と量子力学、量子電磁力学、流体力学、連続媒質の電磁気学、物理的運動学の6冊だ。力学は訳本を持っている。場の古典論も訳を持っている。量子力学は訳本を持っていない。量子電磁力学は訳本はないが、型落ちの相対論的量子力学の1巻を持っている。(古典)統計物理学は訳本を持っている。弾性理論は訳本を持っている。量子統計物理学は訳本を持っている。全部で13冊だ)を、残させて欲しいと、取引してみる」
結弦「50冊のところが、300冊以上になっているのに、許されるかどうか」
若菜「いくつか、残しておきたい雑誌もあるのでしょう。例えば小澤さんの記事が書いてある号の数学セミナー、大事にしているじゃないですか」
私「良く知っているな。実は、数学セミナーで、どうしても残しておきたいのは、それくらいなんだ」
若菜「どうしてその12冊を?」
私「この連載が、本になってないからだよ」
若菜「あっ、単行本化されてない」
結弦「お父さんは、雑誌の連載が、単行本化されると、安心するんだ」
私「よっぽど気になっていた連載だけだけどね」
若菜「これだけですか」
私「いや、ノートと、辞典類がある。研究するには、大量の無駄が必要なんだよ」
麻友「ノートは、上げだしたら、きりがないけど、辞典は?」
私「数学辞典第3版・第4版・物理学辞典・代数学辞典上・下・数学英和・和英辞典・サンライズクエスト英和辞典・クラウン仏和辞典・新修ドイツ語辞典」
若菜「以上ですべてですか?」
私「これは、あまり言いたくなかったのだけど、文庫本って、1冊5円とかに買い叩かれるのね。だから、売りたくない」
結弦「だって、文庫本だけで、大量にあるよ」
麻友「リストアップしてみましょう」
私「まず、ここから上げて行って、
ランダウ『力学・場の理論・量子力学』
結城『数学文章作法基礎編・推敲編』
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もちろんまだある」
私「後、中学高校で読んだ、思い出の本、
田村『数学がみえてくる』
江沢『だれが原子をみたか』
銀林『数は生きている』
野崎『πの話』
朝永『物理学とは何だろうか 上・下』
朝永『物理学と私』
ヴィレンキン『無限を求めて』
萩原『くわしい物理の新研究』
稲本『解明新化学』
石川『漢文』
ライフ『時間の測定』
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パソコンに関して、
渡波『CPUの創り方』
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これ以上、リストアップできない」
麻友「嗚呼、当初の50冊なんて、到底達成できない」
私「私が、まだ60歳までは、数学や物理学の研究を続けようと思っている以上、これ以上は、減らせないんだ」
若菜「ここに現れていないのは?」
私「例えば、理科年表1994・2002・2012・2018・2020・2021・2022・2024と、8冊あるが、それぞれが、意味を持っている」
麻友「ブルバキやランダウどけても、こんなにあるなんて、信じられない。実際には、これ以外に売って良いとした本が、同じくらいあるのでしょう?」
私「それは、そう」
私「8月5日から、このリストを作り始めて、10日経った。結局、家の整理にはなったが、とても300+10α冊の本を、処分しては、研究できない。同じくらいの処分して良いと判断した本の中にも、素晴らしい本はある。これ以上選考をするのは、意味がない。これを、投稿することで、沈黙を破ろう」
麻友「結局、ブルバキが、幅をきかせているのでは、なかったのね」
若菜「お父さん見ていると、これが学者のひとつの在り方なんだなって、思います」
結弦「著者名の名字と、洋書では題名の直訳だけで、お父さんには、その本が思い浮かぶんだなあ。僕も分かるぞ、佐々木『一般相対論』。お父さんの恩師の本だ!」
私「じゃあ、投稿するぞ」
現在2024年8月16日21時56分である。おしまい。