女の人のところへ来たドラえもん

21歳の女の人と43歳の男の人が意気投合し、社会の矛盾に科学的に挑戦していく過程です。                    ブログの先頭に戻るには、表題のロゴをクリックして下さい。                                   数式の変形。必ずひと言、添えてよ。それを守ってくれたら、今後も数学に付き合ってあげる。

お金持ちは吝嗇?(その2)

 現在2024年8月29日17時39分である。(この投稿は、ほぼ2500文字)

麻友「ああ、この話も、途中になってた」

結弦「途中どころか、話自体が、全然始まってなかった」

私「あのまま、自然消滅させても良かったが、約束を破るのに慣れるのも、良くない。それに、私自身、書きたかった」

若菜「お金持ちって、誰?」

私「億り人というほどではないが、父は決して、貧しい人生を歩んでいる人ではない」

若菜「じゃあ、お父様?」


私「そこから、始まる。まだ幼稚園の頃だと思う。渋谷で、当時、全自動の洗濯機などというものが、まだなかった頃。家の2漕式の洗濯機が、壊れた」

結弦「それで?」

私「とにかく、何が壊れても、父は、まず直そうとした。だから、その洗濯機も、分解されて、タイマーが壊れている、ということで、しばらくペンチで、タイマーの軸を挟んで、ひねって回すことになった。母も、そういう生活に慣れていった」

麻友「太郎さんも、そのお父様の子供だから、私が結婚しても、そういう洗濯機を、使わされるのかしら?」

私「そういう話だ。決して2漕式という意味でなく、修理した家電も、使うという意味だけどね」


若菜「つまり、松田家では、壊れたからすぐ買い換えるというのは、有り得なかったのですね」

結弦「今、お父さんが、使っている洗濯機は?」

私「いずみ野で、祖母が使っていたもので、祖母がホームに入った後、私が使っていた。転居するとき、持って来たのだ」

麻友「軽く10年以上、使っているのね」

私「これは、Panasonic だが、昔の家電は、長くもったものだった。パソコンが、5年しかもたないというようなことを、言うから、つられて、そんな感覚になってしまう」

若菜「それで、その洗濯機が、壊れたのは、いつですか?」

私「メールで調べて、去年(2023年)の10月25日のことだ。母に、メールを書いていた」


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ちょっと、面倒なことになった。ペンキの塗り替えを、先日からしていて、終わったんだけど、洗濯機を傾けて固定していたりしていたと思ったら、今日、洗濯機に、電源が、入らない。電源ボタンを押すと、表示は出るし、水も出せるのだが、指を離すと、消えてしまう。
ただ、センサーがおかしくなっているだけだから、洗濯機を買う必要などはないが、太郎には、分解して修理する能力はない。
ひとまず、ポートへ行ってきます。ペンキ屋に弁償させるのも難しいしなあ🤔

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結弦「『センサーがおかしくなっているだけ』なんて、分かってても、直せないの?」

私「私は、大雑把なことは分かるのだが、細かい電子工作などは、苦手だった。計測器を作るメーカーの、栄信工業で、役に立たなかったのも、分かるだろう」

結弦「でも、これは、自慢話なんでしょう?」

私「4日後の母へのメール」


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朝の薬
飲みました。
先日からの、洗濯機が、動かない件。昨日、押しても戻ってきてしまうボタンの上に、辞書を乗せてみました。
一応、動く。
ペンキ屋が、防水工事をするとか言って、洗濯機を45度くらい、傾けて、ビニールで、くるんだりしていたのが、原因だろうけど、立証は、難しい。
辞書を乗せるので、動く間は、この方法しかない。それに、あの洗濯機は、いずみ野から持ってきたもので、太郎だけで15年使っている。これで、壊れたら、新しい洗濯機を買うべきでしょう。
ペンキ塗り替えなんて、やって欲しくなかった。😭

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麻友「えっ、細かい電子工作などは、出来ないと言って、辞書を乗せて、解決した?」

私「職人を、自認する人に取っては、みっともないと思えるだろうが、私は、でっかい英和辞典を載せて、解決した」

若菜「写真を、見せて下さい」

私「よし。

これが、洗濯機。

洗濯物を入れる。

ふたを閉じ、電源スイッチに、ランダムハウス英和大辞典を乗せる。

これで、ふたを少し空けて、水量を調節してから、スタートボタンを押す」

若菜「ふーん」

麻友「でも、おかしいわ。これじゃ、何回でも洗濯しちゃう」

私「そう。私も、それが、気になっていた。だが、洗濯機は、辞書で電源スイッチが押さえつけられていても、1回洗濯すると、止まるように、なっていたんだ。ときどき、『俺、動けないぞ』と言うかのように、『ジーコジーコ』と、音はするが、洗濯は、始まらない」

麻友「それが、2023年の10月29日からなら、もう10カ月。ちゃんと、使えてるのね」


結弦「でも、お父さんの場合、お金持ちで吝嗇というより、貧しいから、吝嗇なんじゃないかと、思えるけどなあ」

私「そう取っても良い。とにかく、私は、ものが無駄になるのは、嫌な人間なんだ。これは、お金があるとか、ないとか、とは、関係ない」

麻友「分かったわ。太郎さんと結婚したら、なかなかものを捨てられない人と、結婚することになるのね」

若菜「『「捨てる!」技術』とか、断捨離とか、捨てることが美徳のような世の中ですが・・・」

結弦「まあ、お父さんは、『お金持ちだから、ものを大事にしているんだ』と、悦に入っているんだから、それはそれで自己満足できているんならいいじゃない」

麻友「今日の話は、『洗濯機に重い辞書を乗せてるぞ』と、言いたかったのね。自慢話、完結よ」


私「ああ、すっきりした。おやすみ」

 現在2024年8月29日20時05分である。おしまい。