女の人のところへ来たドラえもん

21歳の女の人と43歳の男の人が意気投合し、社会の矛盾に科学的に挑戦していく過程です。                    ブログの先頭に戻るには、表題のロゴをクリックして下さい。                                   数式の変形。必ずひと言、添えてよ。それを守ってくれたら、今後も数学に付き合ってあげる。

やり方が間違っている

 現在2024年6月6日21時36分である。(この投稿は、ほぼ964文字)

麻友「太郎さん。ブルバキの数学は、良いから、それに従って、勉強する。というのは、間違っていないと思うの。だけど、太郎さん見ていると、集合論の前の、『形式的な数学の記述』で、20年近く、足踏みしてる。これは、全然意味のないことだと、思わない?」

私「ブルバキが、どうやって、数学を築いていくのか、知りたかった私としては、第1章を丁寧に読むことに、意味があった。でも、2005年3月から、もうすぐ20年、そこから進めなかったのは、勿体ないことだった。20年という月日を考えると、もっともっと、ブルバキを進められる方法は、有っただろう」

結弦「そのことに、危機意識を持って、今日書き始めたのだろうけど、どうするつもり?」

若菜「数学者は、証明していない定理は、使っちゃいけないの?」

私「これは、場合による。些細な定理なら、証明せずに使うこともあるし、逆に、誰も証明していない定理だけど、恐らく正しいと、多くの数学者が考えている定理の場合、いずれ証明されるだろうということを、明記した上で、その定理(この場合予想だけど)を、使うことはある」


麻友「太郎さんは、もう、公理を動かすことまで、知った人なんでしょ。絶対に数学で正しいと、証明することは出来ないことも、知っている。数学で、これを認めたら、これは正しいと、そういう因果関係を、意識して、証明を読むように、研究の仕方を、変えたら?」

私「そう。20年経って、そういうことに、気付き始めた。どの数学の本も、第1ページから、読むべきでは、ないのだろうね」

結弦「最初から、読むって?」

私「例えばの話、

この本では、ルベーグ積分の知識が、仮定されている。だからと言って、ルベーグ積分の証明を、チェックしなければ読み始められないということはない。取り敢えずこれは、認めましょう。というようにして、読むようにしないと、先に進めない」

若菜「それが、分かったのなら、もっと、ブルバキにしても、数学基礎論にしても、どんどん進んで下さい」

私「ありがとう。今日は、これだけだ。解散」

 現在2024年6月6日22時16分である。おしまい。