現在2023年7月24日20時32分である。
麻友「太郎さん。abc予想のため、と思ったら、頑張ったじゃない」
私「『数学基礎概説』は、既に、200ページ以上、進んでいたから、それが、追い風になった」
若菜「もう、abc予想は、いい?」
私「そういう問題ではない。むしろ、逃げるわけには、行かなくなった」
結弦「iPad みたいな、タブレットが、欲しいとか、言ってたけど」
私「iPad の文字認識、まだまだなんだよ。7月12日に、腕時計の電池がなくなって、止まってしまったので、ヨドバシカメラに買いに行ったついでに、アップルのコーナーへいって、iPad Air というのの、第5世代というので、アップルペンシルの第2世代というので、書かせてもらったんだ」
若菜「それ、最新のじゃないですか?」
私「そうらしい。日本語に関しては、巷の評判も、むべなるかな、だったけど、例えばf(X)すら、 こういう形にも、ならなかった。あれだったら、Wolfram の Mathematica の数式認識導入した方が、いい」
結弦「思い出した。Mathematica っていう武器も持ってたんだ。お父さん。実は、凄いんだよなあ」
私「フフフ。ここまでだと、思うだろう。実は、新しいスマホでも、The Cell が、読めるかどうか、試してなかった。そもそも、どう検索したら良いのかも、分かってなかった。ポートへ行った帰り、分からなくて、手帳に、『スマホに Cell を登録すること』と、メモしておいた。エラータを、完成した後、URL を入れて試したら、上手く行った。麻友さんの顔の近くに、アイコンを、置いておいたよ」
麻友「重たい本が! 太郎さん。これからの時代、紙の本なんて、遅れてるわよ」
私「ブルバキのときも、両方考えたんだ。でも、紙で持っているほうが、バラバラッとめくれて、いいんだ。もう Kindle が、2012年頃、日本に入ってきてから、10年以上経つけど、私が、Kindle の本で、1冊きちんと読み終えたのは、太宰治の『斜陽』だけ。どうしても、本気で読めないんだ」
若菜「そうじゃないんです。これからの時代は、本気で勉強するときは、紙の本で、外出中に、必要なときは、Kindle で、読むんです。お父さんみたいに、重い本持ち歩いたりしない」
私「なるほどね。お金があれば、そういうことも、できるな」
結弦「お金は、2026年に、なくなる」
私「そうだった。それはそうと、麻友さんは、 ブルバキを、読みたい?」
麻友「数学の定理に、1から証明を付ける。という精神は、良いと思うわ。でも、集合論を、記号の使い方から始めて、いつまでも、つまらなそうに進んで行くのは、耐えられないわ」
私「実は、ブルバキ自身も、こんな記号だらけなのは、もうすぐ止める。と、宣言しているんだ。だから、麻友さんの悩みは消える」
麻友「あっ、そうなの? 誰だって嫌よね。あんなの」
結弦「結局、集合論は、お父さんが、読んで、その使い方だけ、教えてくれればいいんだ」
私「集合論そのものは、 必要だが、ブルバキの集合論の巻で、学ばなくても良いということだ。むしろ、ブルバキの時代より、集合論も、進んでいる。ブルバキの時代には、逆数学や、2階算術というものは、なかった」
若菜「どれか、本を読むというのでなく、お父さんが、数学のお話をしてくれるということは、できないの、ですか」
私「結構大変だが、私が、『これは、苦労したんだ』という話をするのなら、できるかも知れない」
麻友「楽しみだわ」
時刻は、翌日になっているが、ちゃんと眠っている。今日は、ここまで。
現在2023年7月25日14時44分である。おしまい。?