現在2022年12月27日20時41分である。(この投稿は、ほぼ1558文字)
麻友「何よ、この題」
私「漢詩なんかでも、ただ『絶句(ぜっくという詩の形をした、あるひとつの詩)』とか、『偶成(ぐうせい、つまり偶然出来た詩ということ)』とか、いうのがあって、そういう題を付ける人の気が知れなかった。でも、今日、ブログを書こうと思って、パソコンの前に座って、麻友さんに言葉をかけようと思って、題名に詰まってしまった。何か数学の定理をかたるでも無く、量子力学の勉強を語るほど、勉強が進んでいるわけでも無く、だけど、麻友さんに、何かを、書きたかったんだ」
麻友「結局、太郎さんに取って、私である必要は、ないのよね。ある、かつて、まゆゆと、呼ばれていた、アイドルに、言葉を届けたい。それだけなのよね」
私「そこまで、言われちゃうと、身も蓋もないけど」
若菜「お父さん。前回の投稿が、12月21日。今日が、12月27日ですから、6日経っています。何もやってなかったわけでは、ないでしょう」
結弦「お父さんは、何もやってない、やってない、と言って、色々やってるから」
私「前から、もうちょっとで、後半の位相に入れると言っている、彌永『集合と位相』を、本当に、後8ページくらいまで、追い詰めた」
麻友「それも、成果ね。どうして、その位相を、読みたかったの?」
私「位相に関して、私が、最初に読みかじった本だったことと、ブルバキの位相は、かなり良いという話を聞いているので、読み始めたのだけれど、訳本ブルバキ『数学原論』(位相1)の第1ページで、
『位相空間の元は,点と言うことが多い.集合X上に位相が定義されているとき,この集合は位相空間Xの土台になると言う。』
と、書かれているんだ。だけど、位相空間の本で、土台(どだい)なんて言葉は、見たことがない」
若菜「お父さん。その言葉のチェックが、終わるまで、ブルバキ訳すの待ってたの?」
私「待っていた、というわけじゃ、ないけど、今年の1月26日に、この本の原書を手に入れて、早速、調べた。問題の語の原書での単語は、sous-jacent で、電子辞書の中の、ロワイヤル仏和中辞典を引くと、
structure sous-jacent
で、根底にある構造,基底構造と、なってる。数学では現在は、こういう場合、『底(てい)となる空間』というように、『底』という語を、使うと思う。または、場合によっては、『台(だい)』を使う。これのチェックが、『集合と位相』の位相を読む楽しみだった」
結弦「本当に、お父さん。数学やっていく道の、あっちこっちに、楽しみが、待っているんだね」
私「ちょっとやそっとでは、終わらないよ」
若菜「お父さん。私と結弦は、AI だから、どこまでも、お父さんに付いて行かれるけど、お母さんは、無理だと思う。お母さんの1番の喜びは、お芝居を観ることよ。お母さんを、許してあげない?」
私「確かに、麻友さんに、私のレヴェルまで付いてくるのは、ほとんど、無理であることは、感じてる。高校時代から、研究ノートを付けていた私の様なことは、麻友さんには、無理だ。でも、麻友さんに、『こんなことが、出来るようになったんだよ』と、報告するのは、私には、非常な楽しみなんだ。無駄でもいい。ブログを書き続けたい」
麻友「そこまで言われたら、私も、読まなきゃならないわね」
私「全部理解できなくて良い。数式なんて飛ばして読んでみてね。おやすみ」
若菜・結弦「おやすみなさーい」
麻友「おやすみ」
現在2022年12月27日22時43分である。おしまい。