現在2023年7月15日13時01分である。(この投稿は、ほぼ2337文字)
麻友「『麻友さんの化身?』の投稿を書いた、7月7日から、太郎さん、ちょっと変ね」
若菜「7月11日からは、毎日のように、エラータ作っているし」
結弦「7月7日は、先週の金曜日。何が、あったんだろう?」
私「ネットニュースで、『abc予想の証明の欠陥を見つけたら、1.4億円出すという、懸賞金が懸けられた』というのを、見かけたんだ。でも、去年の4月に、この投稿に書いたように、
abc予想の証明は、正しいだろうから、欠陥なんか見つからないよ。と、相手にしなかった」
結弦「そんな話も、あったな」
私「ところが、翌日、7月8日は、土曜日で、新聞を買った。父が、日経新聞も、買って欲しいと言ったので、マックで、日経新聞を、一通り読み、朝日新聞は、どうかな? と、1面からめくって行った。もう、終わりのところに、この記事があった」
若菜「なんて、書いてあったんですか?」
私「正しいなら正しいで、混乱を収束させれば、懸賞金100万ドル出すと」
麻友「太郎さんが、惹かれたのは、懸賞金じゃないわね。今、ネットニュース見たけど、懸賞金懸けた、実業家の川上量生(かわかみ のぶお)さんが、自分で理解できたら、というのも、懸賞金の条件にしたからね」
若菜「説明するの、好きですからね。お父さん」
結弦「読めてきた。お父さんは、『望月さんは、公理を変えたんだ』と、言ってた。つまり、数学基礎論まで、食い下がって、証明する。お父さんが、数学基礎論を勉強したのは、『数学基礎概説』と、『現代論理学』だ。
安井邦夫『現代論理学』(世界思想社)
そして、『数学基礎概説』は、今、絶版だ。お父さんが、あと30ページも、エラータを作れば、復刊されるかも知れない。それで、一所懸命エラータ作ってるんだ」
私「へへー、ばれたか」
麻友「7月7日の0時0分の投稿は、これを知る前よね」
私「数学の冒険を、『フーリエの冒険』や、『量子力学の冒険』レヴェルから、やろうと言ってた。これは、良かったのだが、目標が、全然定まっていなかった。abc予想は、良い目標になる」
若菜「でも、誰か他の人が、問題解いちゃって、賞金かっさらって行っちゃったら?」
私「それは、それで、良いよ。私は、少なくとも、フランス語のブルバキ『数学原論』を、全部訳すくらいのことは、するつもりだから」
結弦「ブルバキ全巻って、読んだらレヴェルはどれくらい?」
私「大学の理学部数学科の3年が、終わったくらい」
若菜「数学科卒業って、ブルバキ知ってて当たり前ですか?」
私「『フーリエの冒険』読んでるお前たちとブルバキの差は、ブルバキと宇宙際タイヒミュラー理論の差くらいある。ブルバキぐらいで、驚いている場合ではない」
麻友「宇宙際タイヒミュラー理論って、どんな論文なのかしら?」
私「いつも通り、このブログの右側の、リンク集の『私の文献』に、『望月新一の宇宙際タイヒミューラー理論の論文』というフォルダがある。論文入っているよ」
麻友「ポンッ、スー、スー、ポンッ、ポン」
麻友「さすがに、全然分からないわね」
若菜「どうやって、攻略するつもりですか?」
私「目標はあるけど、数学を一通り、勉強したい。だけど、最近、気付いたんだ。『フーリエの冒険』も、『量子力学の冒険』も、3850円や、4070円もする。中学生や高校生に取って、3000円もする本、1月に2冊も買えない。そこで、一辺に買う本が、1冊ずつになるように、時間差を付けようと思うんだ」
結弦「それと、お父さん、絶版になっている本を挙げるのは、やめてよ」
麻友「『量子力学の冒険』を加えたのは、物理も楽しもうと?」
私「物理学に使って初めて、意味の分かる数学もある」
私「読んでいく本は、
フーリエの冒険
量子力学の冒険
数Ⅲ方式ガロアの理論
イプシロンデルタ
数学基礎概説 第2章まで(復刊されていたら)。
現代論理学
数学基礎概説 第3章から最後まで。
取り敢えず、ここまでで1年以上かかるだろう」
麻友「主な方針は?」
私「容易に手に入る本を選ぶことにしよう。後、ブルバキのため、フランス語をちょっとずつ勉強する。ブルバキのブログで、
の初めの方。それから、ブルバキの集合論。高い本だから、どちらもまだ買わずに、様子を見ているだけで良い」
結弦「どこまで、続きますやら」
若菜「1週間、続かない方に、100円」
麻友「私も、続かない方に、100円」
結弦「みんな続かない方に賭けたら、賭けにならないじゃん」
私「覚えとけよ。じゃあ、解散」
現在2023年7月15日16時59分である。おしまい。