女の人のところへ来たドラえもん

21歳の女の人と43歳の男の人が意気投合し、社会の矛盾に科学的に挑戦していく過程です。                    ブログの先頭に戻るには、表題のロゴをクリックして下さい。                                   数式の変形。必ずひと言、添えてよ。それを守ってくれたら、今後も数学に付き合ってあげる。

人それぞれ幸せは違う(その2)

 現在2024年6月8日11時22分である。(この投稿は、ほぼ3760文字)(昨日(6月8日)書き始め、今日(6月9日)書き上げている。引用してある投稿は、文字数の沢山有るものが多いので、無理に読まなくても良い)

麻友「昨日の投稿は、言いたいことが、良く分からなかったけど」

私「うん。檜垣さんと八嶋さんとは、恋愛感情には、発展しなかった。ただ一方で、私のブログで何回も論じている、性教育とも呼べない酷い教育に、腹を立てながら、私には謎があったのも本当で、この謎は、50歳を過ぎるまで解けなかった。このことは、このブログでも、以前書いた」

若菜「昨日(6月7日)、ポートの帰り、あの人と、お茶したのですよね」

私「そう。そこへつながってくる。まだ、あの人とは、恋人同士というほどではない。昨日ポートにいて、以前はA型作業所にいたあの人が、B型作業所(つまりトントン工房)に、職場を変え、売店の売り子になっている、というのを、ポートの職員さんの会話で、知って、ポートの帰りに、職員さんにそのことを確認した上で、売店に向かった」

結弦「職員さんの会話を、聞いていたりして良いの?」

私「聞こえたのだし、きちんと確認もしているから、もし、聞き取られてまずかったのなら、本当のことを、職員さんが、言わなかったとしても、どちらも許されたと思う」


麻友「売店で、何があったかは、この際問題ではないわね」

私「そうだな。『お茶しますか』と言われて、『どこで?』と、聞き返した。どうして、そう聞き返すかというと、あの人の家は、目と鼻の先で、一方あの人は、駅前のBECK’Sという喫茶店を挙げているようだったからだ」

若菜「で、どうしたのですか?」

私「結局、BECK’Sに、なったんだけど、そのとき、余り長くはしゃべれないことを、話しておいた。『そもそも今日は、母のところへ、生活費を受け取りに行く日だから、1時間くらいが、限界だからね』と」

結弦「ちょっと、以前も障害者の恋愛だ、と言ってたけど、そのお茶で、どれくらい、出費があるものなの?」

私「意地悪して、全部書くと、ポートから駅まで、バスが280円だ。ところが、ポートから売店へ寄ったから200円、売店から駅まで230円。この段階で、150円遣っていて、更に喫茶店で、アイスキャラメルラテL を530円で飲んでいるから、680円ということかな?」

結弦「それは、向こうも承知の上なの?」

私「バスの中で、『予算は1000円くらい』と、伝えておいた」

麻友「デートのときも、そうだったけど、本当に高校生のデートみたいに、余裕がないわね。心配じゃないの?」

私「相対論のブログの『小林りんさん、しごくなあ
小林りんさん、しごくなあ - 相対性理論を学びたい人のために
』のときのように、残金32円なんてことやってる人間だから」


若菜「お膳立ては、整ったわね。それで、喫茶店で、何を話したのですか?」

私「まず、あの人に関して疑問に思っていたことを、聞いた。


私「どうして車を買うために、大阪まで行ったの?」

あの人「大阪でしか、売ってないんです」

私「どんな、車なの?」

あの人「ロータスっていう車なんです」


なるほど、スポーツカーみたいな車で、日本の車ではない。お兄様と買いに行ったというところから、そのお兄様の話になる」

私「お兄様が、キリスト教徒なんだったね」

あの人「イグレシア・ニ・クリストっていう宗派なんだけど」

私「(スマホで調べて)あっ、なんか、教義がうるさい。同じ宗派の人としか、結婚できない、とか」

あの人「お兄ちゃんはね。奥さんにも、自分の宗派に入って貰って、結婚した。私は、キリスト教徒ではないけど」

私「(ここが、私らしいんだけど)そもそも、宗教なんかで、そういう行為を、やるなやるなって言うのは、なんでなのかなあ」

あの人「子供ができるからでしょう」

私「それだけなの? ただそれだけのために、禁じているわけ?」

あの人「でも、後進国にコンドームを輸出するのを、やめようという動きもあって。そういう避妊具を使うのを、キリスト教では禁じているからで」


 私は、そろそろ、問題はほぼ解けたけど、この会話に、意味があるのかどうかにも興味を感じてきた。つまり、今年58歳になるあの人は、閉経しているのだろうか? とかいうことである。あの人は、最後の抵抗を試みた。


あの人「85歳くらいでも、子供を産める人がいるらしくて」

私「私達が、子供産んだ場合、育てられないよね」

あの人「子供が出来た場合、例え、暴行で出来た子でも、生まなければいけないって、宗教では言ってるんですよ」

私「それは、間違っている」

あの人「あっ、あっさり否定されてしまった」


あの人「宗教には、入ってないけど、首に下げる十字架は、持っていて、最近下げてないけど、辛いときには、首に下げるかも、知れない」

私「気持ちは、分かるよ。4年くらい前まで、お祈りしてたという話は、したんじゃなかったかな? 一番に姪と甥のことを祈っていた話。今はお祈りしてないけど、

27182818284590452.hatenablog.com

という投稿もあった。だから、そういう気持ちは、分かるよ」


私「私の場合、高校生とか大学生の頃に、悩むべきだったかも、知れないことを、もう50過ぎて、『結局、答えは何だったの?』と、それだけ聞いているようなもんなんだよ」


 あの人は、科学的に言わないと、私が認めないと気付き、

あの人「子供が出来た場合、卵黄ホルモンとかいうもので、母親と子供が、特別の結びつきが生じるそうなんです。そして、父親と母親も、結びつくって、最近確かめられたとか」

私「高校の頃読んだ、恋愛の本で、女の人は、最初に自分を征服した男の人に、一生従属意識を持つ、というのを読んだから、まんざらいい加減ではないかも知れないね」

あの人「でも、その男の人が、居なくなったら、結びつきは消えますよ」


 これは、かなり女の人に、聞いてみたいことだった。どの程度の従属意識なのか? とか、聞きにくいことだった。

 麻友さんに会う前の、この投稿で、

27182818284590452.hatenablog.com

次の機会があったら、聞いてみたいと書いている。


 以下の投稿で、麻友さんに、エッチな話が下手だ。と、指摘されたように、女の人に質問したいけど、聞いて良い相手が居なかったのだった。

27182818284590452.hatenablog.com


 麻友さんに、真面目に相談したりもしている。

27182818284590452.hatenablog.com


 BECK’S を出てきて、

あの人「今日も、驚かされて」

私「普通、『とんでもない』と、言われそうなことだよね」

あの人「でも、一番最初のときが、一番ショック受けました」

私「ずっと、聞いてみたかったんだよ」



麻友「どうして、2台目のタクシーに、乗りたがったのかしら?」

私「『葉山タクシー』でしょ。あの人の家の前で、『ここを、どうやって、タクシーで、入ったの?』と、聞いたとき、『裏の方から回れる』と言ってた。良く知っている運転手さんに、お願いしたかったのだろうと思う」


私「タクシーで、逗子・葉山駅の前で別れるとき、あの人は、『不義の子だって幸せになれるのよ』と、言ったが、考えてみれば、私の考えていたことは、机上の空論で、何も私が、結論を出さなければいけないことでは、なかった。今にしてそう思う」

麻友「それは、そうだわね。太郎さんは、数学の問題解いている方が、よっぽど現実的だわ」

私「『人類を幸せにするには、どうすればいいか?』、理学部の私なんかより、どういう問題があるのか、良く知っている人が、他にいるのだろう。でも、人間は多様なら、避妊しちゃいけないとか、中絶しちゃいけないと、一律に縛るのは、浅はかだと思う」

私「あの人は、問題を一緒に考えてくれる相手。麻友さんは、結論を話す相手。でも、麻友さんの居場所を、あの人が、置き換わる日が来るかも知れない。麻友さんのペンケース、しまわなければ、ならないかなあ? キーホルダーも、下敷きも、ポムポムプリン君のシャーペンも」

若菜「お母さんが、アイドルとして、去って行く日が、来るんでしょうかね」

結弦「人それぞれ幸せは違う。23歳年下のお母さんより、5歳年上の女の人を選ぶ方が、或いは良いかも。これが、絶対的な正解というのは、ないんだよ」

私「わかった。じゃあ、これで解散」

 現在2024年6月9日19時00分である。おしまい。