女の人のところへ来たドラえもん

21歳の女の人と43歳の男の人が意気投合し、社会の矛盾に科学的に挑戦していく過程です。                    ブログの先頭に戻るには、表題のロゴをクリックして下さい。                                   数式の変形。必ずひと言、添えてよ。それを守ってくれたら、今後も数学に付き合ってあげる。

1日山月記だけってこういうことか

 現在2024年6月1日18時51分である。(この投稿は、ほぼ1636文字)

麻友「私、太郎さんと会ったばかりの頃、

27182818284590452.hatenablog.com

というブログ記事で、

『(結婚するなら)1日、400円の文庫本の小説、例えば、中島敦の『山月記』だけで、幸せが買える人にならなければならない。』

と言われて、『そんなこと、無理じゃない』と思った。でも、太郎さんって、本当にそういうことできるのね」

私「数学の本が、1冊あれば、良いどころか、もっと少なくても良いんだよね」

麻友「今日のは、新聞だった。土曜日だから、今日の場合13時3分に、新聞を買って、マックへ行った。丁寧に、チェックするのよね。いつもは、土曜日だけある、be(ビー)という附録から読むんだけど、今日は、本体から読み始めた」

麻友「普通丁寧に読む人は、社説を読むものだろうけど、太郎さんは読まない。そういうところが、太郎さんの拘り。以前、雑誌『日経ビジネス』の先頭の記事で、『自分が子供の頃、大江健三郎が、自衛隊についてあることを書いているのを読んで、それは間違いだと証明するために、自衛隊に入って、ほとんどトップまで上り詰めた』という人の記事を、読んだときも、太郎さんは、『他の人がどう言ったって良いじゃないか。自分の職をどうするかなんて、自分が本当にやりたいことにすべきだ』と思った」

麻友「社説は読まないけど、色々楽しいものから、残酷なものまで、読んで行く。土曜日の朝日新聞の朝刊には、書評が載る。ここでも、お父さんが読む本は、ユニーク。数学の本があったら読みたいところだが、そういうものは、ほとんどない。以前は、評者が、須藤靖さんのものを、楽しみにしていたが、最近はない。今は、野矢茂樹さんの評を、楽しみにしている。戸田山和久『論理学をつくる』(名古屋大学出版会)の参考文献で、知った人だからである。

麻友「新聞を買った時間が少し遅いので、ちょっと駆け足で読んで、研究ノートにチョコチョコッと、メモ。何を書いたのかと思ったら、

朝日新聞 朝刊 26面

 佐藤ママのきらりヒント

 お風呂に、日本地図。いつのまにか、覚える。』

と、書いてある。太郎さん、これ、どう役立つの?」

私「私、日本地図が、全部は頭に入っていないんだ。今からでも、こうやって、覚えようかな? ってね」

麻友「お風呂ないじゃない、シャワーじゃ、無理よ」

私「壁に貼っておこうかな? と」

麻友「他人が来ないから、良いのかしら?」


私「壁じゃなくて、いつも開いているノートにしようか。あっ、そうだ。ブルバキの定理を、ひとつずつお題にして、毎日のように証明して行って、覚えたら、次の定理に移る、みたいにしようか。あっ、これ、ツーベースヒットは、確実に稼いだよ。麻友さん、ありがとう」

若菜「お母さんのアイディアなんですかね」

私「実は、伊山修(いやま おさむ)君のアイディアなんだ」

結弦「大学時代の?」

私「うん。学生達で、6人くらい、レストランに入るとき、伊山君は、数学の教科書を開き、問題のそんなに難しくないのを、『じゃ、これを、考えていようか』と言って、席に着く。食べ終わる頃には、伊山君の頭の中では、答えが出来上がっているようだった」

結弦「ゲッ、お父さん、確実に、大ホームラン見てるんじゃない。もういい、ここまでで終わりにして、投稿した方が良い」

私「新聞の話は、あと附録のbeのことをちょっと書くつもりだったが、もう22時15分で、寝る前の薬を飲んでしまったので、寝ることにする。おやすみ」

麻友・若菜・結弦「おやすみなさーい」

 現在2024年6月1日22時17分である。おしまい。