女の人のところへ来たドラえもん

21歳の女の人と43歳の男の人が意気投合し、社会の矛盾に科学的に挑戦していく過程です。                    ブログの先頭に戻るには、表題のロゴをクリックして下さい。                                   数式の変形。必ずひと言、添えてよ。それを守ってくれたら、今後も数学に付き合ってあげる。

最初に種明かしします

 現在2016年1月19日22時59分である。

 このブログは、AKB48の渡辺麻友さんの前に現れた、私、松田太郎が、科学の話をするうちに、段々熱がこもってきて、本気で数学を踏まえた物理学や化学や分子生物学の話を始めたものです。

 リンク集にある、『相対性理論を学びたいひとのために』というブログを読むと、二人の馴れそめを知ることができます。

 第1回の今回は、このブログの方針を書きます。

 原則として、カギ括弧(「・・・」)のなかは、麻友さんの言葉とし、地の文が、私の言葉とします。私が、言葉を括弧でくくる場合は、二重カギ括弧(『・・・』)を用いることとします。

 それでは、始めます。


 麻友さん、麻友さん。とうとう始めたよ。

「どうして、私との会話調にしたんですか。」

 これが、一番モチベーションが高まると思ってね。

 ところで、麻友さん。刑事『コロンボ』というドラマのシリーズを知ってる?

「もちろん、知っています。家族で見たことがあります。」

 だったら、話が早い。あの『コロンボ』の、最大の特徴はなに?

「刑事物のドラマなのに、最初に犯人が、私達に分かるところですよね。」

 そうだね。

 実は、私は、これからこのブログで、麻友さんに、数学をきちんと踏まえて、科学の話をしていこうと思う。

 ただ、そのとき常に、なぜ今、自分はこれをやっているのか、麻友さんが分かるように、しようと思う。

 つまり、『コロンボ』のように、結論を最初に話すんだ。

「そんなことをしたら、つまらなくならないでしょうか。」

 普通の中学校や高校で習う科学なら、結論を知っていたら、面白くないかも知れないけど、本物の科学では、結論を知っていても、全部、証明が終わったとき、ものすごく感動するものだよ。

「つまらなくない説明をする自信をお持ちということですね。」

 というか、私は、今まで、いっぱい感動してきた、ということなんだよね。

「その精神に従うなら、この第1回の投稿で、このブログの結論を、私に話してもらえませんか。」

 もちろん、そのつもりだよ。

「えっ、話せるのですか。」

 私は、次のようなことを話したい。

1.人間も、物も、あらゆる物は、素粒子(そりゅうし)と呼ばれる、何種類かの粒が集まってできている。

2.この素粒子というものは、常に、ブルブルと震えている。

 ここまでは、通常の物理学の授業で教わること。

 次に、

3.素粒子が震えているのは、その素粒子自体が、私達の持っている心と同じような心を持っていて、ああしよう、こうしようと、目の前の状況に対し判断をしているからだ。

 これは、他の人も言っていることだけど、まだ証明されていない。

 そして、次のことは、計算できる。

4.量子力学(りょうしりきがく)という物理学の理論を使うと、それぞれが気ままにブルブル震えている素粒子が、次にどっち方向へ、ブルッとするかの確率が、計算できる。

 上の計算は、1925年頃には、確立していた。


 そして、ここからが、私が、今回、入院していたときに気付いたこと。

5.素粒子のブルブルが、本当に心を持った素粒子の判断の表れなら、私が、それぞれの人の心の素粒子を説得して、全員の人を納得させれば、それまでバラバラに動いていた素粒子が、『せーのっ』で、同時に一方方向に動ける。

6.人間も、物も、同じものでできているのなら、人間だけでなく、地球丸ごと動かせるのではないか?

 これは、なかなか人を説得できない理論だろう。


 そして最後に、この間の誕生日の深夜(2015年12月2日)に思い付いた証明法。

7.次のスローガンで、世界中の人を説得し、実際やってみる。

 世界の戦争をなくすには、

『みんなで、馬頭星雲、見に行きましょう。』

と呼びかけるだけでいいのじゃないか。

 みんなが、一緒に心を合わせて、馬頭星雲へ行きたいと、強く願って、本当に地球が動くかどうかやってみるということ。


 あの、『この素晴らしき宇宙』という投稿(『相対性理論を学びたい人のために』というブログの方の投稿)で、持ち出したのが馬頭星雲だったのは、すべての人の心を統一するには、本当に綺麗なものでなければならないと、思ったからなんだよね。



 結局この、地球を動かそうというのが、結論なんだよ。

 つまり、このブログで、人間が本当に全員で願えば、地球を動かすなんてことができるかどうか、麻友さんと、数学や物理学を用いて、研究しようというわけ。

「えっ、じゃあ、その結論は、正しいか間違っているか、まだ分かってないわけですか。」

 そう。でも、私にとって、この理論が、実験で、否定されても、がっかりはしないんだよ。

「どうしてですか。自分の説なのに。」

 この実験をするってことは、その数分間は、地球上の全人類が、一緒に、

『馬頭星雲へ行きたい!』

って願うわけでしょ。

「そういうことを、するわけですか。」

 うん。そして、そうだとすると、その社会では、もう戦争もテロもなくなっているよ。

「そんな簡単にいくかしら。」

 もし、

『戦争は、再開しましょう。』

と言ったって、しらけちゃって、誰も真面目に戦わないよ。


「戦争をなくすのが、目標なんですか?」

 目標は、それだけじゃないよ。

『死んだ人を生き返らせる。』

っていう目標もある。

 これが、科学を使って、戦争をなくさなくても、人類を戦争の惨禍から救いだす、という私なりの、小学校からの平和教育の宿題への答えなんだよ。

 それから、

認知症の老人の心の声を聞き取る。』

という目標もある。

『失われた遺跡を修復する。』

というのも目標だね。

「うーっ、飲みねぇ食いねぇ。」

 あっ、アハハ。

『麻友さんと一緒に人生を生きる。』

っていうのは、目標ではなく、あらゆることを成し遂げるための手段だね。

「私、太郎さんだけのものじゃないんだから。」

 やっと、普通の口調になった。

「このブログでは、初めまして、だから、よそよそしく振る舞ってたのよ。」

 女優さん、他に聞きたいことはあるかな。


「ブログの目的は、分かったわ。数学は、どれくらい必要なの?」

 これについてねぇ。色々、試行錯誤したんだよ。


1.小学校の高学年の子供が、『ファーブル昆虫記』や『シートン動物記』やミヒャエル・エンデの『モモ』を読むようにして、読めるようにしよう。

2.社会の大部分を占める、足し算、引き算、かけ算、割り算と円周率{3.14}以外は、自信がない、という大人にも読めるようにする。

3.何よりも、麻友さんが、最後まで落ちこぼれずに、楽しく読めるようにする。


というつもりなんだけど、日本語が、普通の新聞くらいには、難しくなってしまうのは、どうしようもなかった。

 小学生向けの国語の辞書に載っていない言葉は、全部、説明するつもりだけど、漢字は、中学卒業レヴェル。つまり、常用漢字は、平気で使わせてもらわないと、文章が書けない。

 これは、教育に携わっていないことの弊害だけど、数学バカぶりを発揮するのも、それはそれで、面白いかも知れない。


 日本語は、難しいけど、数学(算数)は、{1}から{100}まで数えられることのみ、クリアしていれば良いとする。


「随分下げたわね。小学校1年生だってお風呂で数えているわよ。」

 このくらいから始めないと、算数で劣等生だった人は、読み始めようとも思わないんだ。

「それで、あの地球を動かすところまで、辿り着けるの?」

 何冊か、数学や物理学の本を一緒に読みながら、説明していこうかとも思ったんだけど、最終的に、


『私が歩んだ道を麻友さんと辿る。』


という形に、落ち着いた。

「辿るって?」

 私が、数学を築いてきた様子を、そのまま、話す。

「自分で、数学の天才って言ってる太郎さんが歩んだ道を、私が歩んだら、きつすぎるじゃない。」

 逆なんだよ。私は、最も堅実な道を歩いたから、数学の天才になれた。それを、示そうと思うんだ。

「私を、数学の天才にしようというの?」

 少なくとも、天才が閃いたものを、理解できるところまでは、来て欲しい。

「それが、ねらいなのね。」

 はい。


 じゃあ、次回は、覚えている限り、一番小さかったときの思い出は、なんだったかなあ、と思い出しながら、来て下さい。

「それって、幼稚園より前よね。」

 もちろん。

 じゃ、バイバイ。

「バイバイ。」

 現在2016年1月20日2時14分である。おしまい。