女の人のところへ来たドラえもん

21歳の女の人と43歳の男の人が意気投合し、社会の矛盾に科学的に挑戦していく過程です。                    ブログの先頭に戻るには、表題のロゴをクリックして下さい。                                   数式の変形。必ずひと言、添えてよ。それを守ってくれたら、今後も数学に付き合ってあげる。

妹さんに説明するのじゃ駄目なの?(その2)

 現在2021年12月9日20時58分である。(この投稿は、ほぼ3170文字)

私「昨日は、途中で、切ったね。申し訳ない。もう、21時過ぎてるので、また切らざるを得ないかも、知れない」

麻友「そんなに、話すことが、あるの?」

私「以前、入院したとき、これからは、発見や気付きがあったとき、それを麻友に話せば良いんだ、って、気付いたって話したじゃない」

麻友「それ、2015年の入院じゃなかった? 今でもそのままなの?」



私「取り敢えず、昨日の投稿で出てきた、社長の読書手当の話とからめて、私の思考回路を見せるために、以下ちょっと、この読書手当の話をしよう」



私「栄信工業に入って、6年くらい経った、ある月のこと。私は、その月、皆勤だった。そして、本も当然2000円以上買い、レシートを、社長の箱に、入れてあった。お給料日の日。当然、皆勤手当2000円と、読書手当2000円が、お給料に加算されるはずで、4000円多いはずだった。だが、給料明細で、見ると、2000円しか、加算されていなかった」

麻友「なんで、加算されてなかったのかしら?」

私「私は、読書手当を、忘れているのだと思い、お給料を管理していた、社長の奥様に、『読書手当を、忘れていませんか?』と聞いた」

麻友「まあ、妥当な線ね」

私「そうしたら、奥様は、『松田さんの、レシートは、無かったですね』と言った。本は買ったし、レシートも入れた。どういうことだろうと、もう一度、明細を見ると、皆勤手当が、ついていない」

麻友「あっ、皆勤じゃなかったの?」

私「いや、皆勤だった。『なぜ、皆勤手当が、削られたんだろう』と、考えた。実は、その奥様とのやり取りをしているとき、社長もその場にいて、素知らぬ顔で、聞いていたのだ。お給料の現金を管理していたのは、奥様だが、ひとりひとりのお給料を、Excel で、集計して、はじき出していたのは、社長だった」

麻友「あっ、やっぱり社長が、全部管理しているの」

私「そう。そうすると、わざと、皆勤手当を外して、私の反応を、見ようと言うのか?」

麻友「太郎さんの、妄想だったんじゃない?」

私「小細工をしてなければ、奥様が、レシートは無かったと、言うはずない。レシートは無かったと言いながら、読書手当が、付いているのだもの」

麻友「それで?」

私「それで、『そっちが、反応を見ているなら、私にも、考えがある』と思った」

麻友「考えって?」

私「それから、10日ほど、17時46分まで働いて、四捨五入して、日報(にっぽう、要するに何分働いたかの記録)には、18時まで働きました。と書き、時給800円だから、200円ずつ余分に請求して、2000円取り戻したんだ」

麻友「そんなことして、悪いと思わなかったの?」

私「私は、どうせその会社では、働きたくなかったのだもの。悪いなんて、思わないよ」


麻友「この読書手当の話、本当の話?」

私「創作は、一切無い」

麻友「太郎さんって、自分で理解できないことになると、何か策略があると、思っちゃうところが、あるのね」

私「この話が、後で、効いてくる」

麻友「なんか、これ以上、読むの、ちょっと嫌になりそう」


私「眠くなり始めてる。少し話したら、眠っちゃうだろう」

麻友「どういう話なの?」

私「昨日の、実家のお隣の奥様が、美味しいものを届けてくれるという話」

麻友「ああ、妹さんを、侮辱する話では、ないのね」


私「今日、ポートで、女の職員さんに、女の人の気持ちを、知りたいんですが、と言って、


私「実家のお隣は、一人っ子だということ、その一人っ子のお嬢さんが慶応だということ、離婚されていて若菜と同い年の娘さんがいらっしゃることなどを、話して、説明した上で、私は、離婚して戻ってきたとき、引き取ってあげるべきだったのか、あるいは、実際には、おじいちゃん、おばあちゃん、に当たる、お隣の奥様とご主人様が、大事に育てたから、それで良かったのか、ということ。その後も、私に美味しいものなどを、届けて下さるのは、まあ、お隣の奥様にとっては、私と結婚とか、考えているかも知れないけど、本人のお嬢さんは、別に、何とも思ってないのではないか(現在私の実家の隣の家では、暮らしてない)ということなど、疑問点を話した」

麻友「なんで、太郎さんは、離婚して戻ってきたとき、引き取るなんていう考えが、浮かぶの? だって、太郎さん、アルバイト状態じゃない」

私「だって、それは、お金の問題じゃないよ。そのお嬢さんの相手の人は、他の女の人との間にできた、2人のお子さんがいて、離婚して、また再婚して、お隣のお嬢さんとの間に、子供ができてる。悪い男に、引っ掛かったって、私だって分かるよ。だから、公認会計士なんだから、私より稼げて当たり前。それより、男親の役が、必要なんじゃないかと思うのは、当然じゃ、ないだろうか」

麻友「ああ、私のヒモでも良いなんて、言い出す太郎さんですものね。お金より大切なものは、何かということね? それで、職員さんは、なんて答えてくれたの?」

私「こういうことを、答えてくれた」


職員さん「考え過ぎのように、思えるところが、多いですね。まず、お隣だったら、美味しいものがあったら、分け合うというのは、普通のことですし、それが、結婚なんて、一般的な見地から言って、ほとんどないです。松田さんが、一人暮らししているなら、昔からの馴染みで、食べ物届けてあげよう。というだけだと、思えますね。それから、学歴が、違いすぎても、夫婦で楽しくやっている人は、多いですよ」


麻友「えっ最後の学歴の話は、何?」

私「あのお嬢さん、東大だって行けるけど、お洒落な大学が良いから、慶応に行くと言って、慶応に行ったんだ。それについて、私は、慶応なんかじゃなくて、東大へ行けば良かったんだよ。自分より頭の良い男の人、いっぱいいたはずなんだから。自分より頭の悪い男の人、許せないから、離婚なんてことになったのかも知れない。と、いうのを、さっきの慶応が出てきたところで、話したからなんだ」

麻友「なるほど。それなら、分かる。それで?」

私「そこで、私が、面白い話をした。


私「今の言いようを、使うと、麻友さんが、高校卒の学歴を持つ、というだけで、私が、大学卒でも、上手く行くかも知れない、ということに、なっちゃうじゃないですか」

職員さん「そういう可能性も、あります」


とね」

麻友「それは、有り得ないの?」

私「職員さんに、話しているうちに、私の勘違いに、段々気付いた。まず、


私「文系卒ですよね」

職員さん「超文系卒です」

私「つまり、数学の関係することは、全然分からない」

職員さん「はい」

私「でも、この間、素因数分解の話になったとき、12を、素因数分解できた。

12=

と書いて、

12=2✕3

と書いて、『もうひとつだ』と言って、

12=2✕3✕2

と、書けた」

職員さん「それは、奇跡の1回です」

私「私に、数学なら、何聞いても、いいです」

職員さん「九九とか、そのレヴェルですよ」


麻友「なぜ、眠くなりながら、ここまで、書いてくれたか、分かった。私、そのレヴェルなの。今までの太郎さんのは、勘違いなの。分かって」

私「だからって、幻滅したりしない。高速道路をポルシェで、ぶっ飛ばすのもいいけど、ハイウェイを降りて、ゆっくり道を楽しむのも良い。いずれにせよ、もう22時20分なので、今日は、ここまで。おやすみ」

麻友「おやすみ」

 現在2021年12月9日22時21分である。おしまい。