現在2024年3月2日21時13分である。(この投稿は、ほぼ1494文字)
麻友「私のことは、許してくれるんじゃなかったの?」
私「アマゾンで、『渡辺麻友 ペンケース』と、調べたら、今でもペンケース売られていた。
麻友さんが、私だけに、特別扱いしたわけではなかった」
麻友「そうなのよ。太郎さんは、私の、大切な人ではない」
私「4日前、ここまで、ブログに書いてあった」
結弦「気が変わったの?」
私「この写真を撮ってから、気が変わった」
若菜「パジャマ、届いたんですね。今日ですか?」
私「昨日届いていた」
結弦「気付かない、なんて珍しい」
私「真っ黒なビニールで、ギューッと、つぶされて、ポストに無理矢理、詰め込んであったんだ。今日、県のたよりが、入る場所ないよ、とばかりに、上に載せてあったので、気付いたんだ」
麻友「そんな、ポストに入る量かしらね」
私「ちょっと、無理矢理だと思ったが、ポートへ持って行き、開封した」
若菜「メンバーさんもいたのに」
私「見せても良いと、思っていたんだ」
結弦「この間、マックで、お茶したんじゃなかった?」
私「パジャマ見せたときは、どうなるかなと、思ってたんだ」
麻友「その人は、今でも、太郎さんに気持ちがある?」
私「それは、分からない。ただ、その人は今度、京都芸術大学の通信講座に入ろうと思っていると、言ってたけど、美術のことは、全然分からないので、評価できない。ちょっと、厳しいようだけど、諦めてもらった方が良いように思う」
若菜「ポートで開封して、家に持って帰ってきたんですね。それで、着てみたんですか?」
私「すぐ着るわけには行かない。まずシャワーを浴びて、それから着た」
麻友「それで、この写真か」
私「麻友さんが、身近にやって来て、なんか不思議な気分になった」
麻友「私を、解放してくれる気分に、なりかけていたのに」
私「数学的な証明は、ややこしいから、今はしないが、多世界解釈というこの世界の解釈の仕方がある。村上春樹の『1Q82』という小説は、これをモチーフにしたものらしいが、私は読んでいないので、分からない。簡単に言うと、私自身の世界では、私があくまで麻友さんをめとりたいと願って、麻友さんと結婚できても、麻友さんの世界では、麻友さんの一番好きな人と、麻友さんは結婚できる。そういう風に、色んな世界が共存できるという解釈なんだ。パラレルワールドと、呼ばれることもある」
麻友「太郎さん。どうしても、私と結婚したいの?」
私「結婚ありきではなく、まず恋人として、付き合いたい。決して、失望させることは、ないと思うよ」
麻友「友達としてでは駄目なの?」
私「だって、麻友さん。友達として、付き合ってくれないじゃん」
麻友「それは、事実だけど、私が、今生きている世界は、太郎さんの世界なのね。私が、やりたいように生きたかったら、好き放題生きれば良い。それでも、太郎さんの世界では、太郎さんと私は結婚できてるのね」
私「麻友さんが、ほんのちょっと生き方を、私よりに変えてくれれば良いんだ」
麻友「ちょっと、恐いけど、考えてみるわ。おやすみ」
若菜・結弦「おやすみなさーい」
私「おやすみ」
現在2024年3月6日23時16分である。おしまい。